畦ヶ丸:西丹沢の滝と渓流、カモシカにも遭遇。
- GPS
- 06:35
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 1,114m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
大滝橋→西丹沢ビジターセンターはバス、所要9分、suica可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されているが、トラバースなどでも谷が深い。足運びに注意。 |
写真
感想
今回も西丹沢。畦ヶ丸は前半、沢を登路に使い、途中、支流に大きな滝がある。雪が積もらないうちに、滝と渓流を見て、登ってこよう。今回は、天気は間違いなく快晴だろう。富士山が良く見えるところはあるかな。
畦ヶ丸へは、西丹沢ビジターセンター駐車場から立派な橋を渡って行く。少し樹林に入るが、西沢の河原へ出ると、直ぐに大きな堰堤が見える。左からコンクリートの階段で越える。堰堤の上は、広い河原の様になっている。道標やピンクテープで進路ははっきりしている。河原の石の間や、少し山の斜面に入る所などを通りながら、何度か沢にかかる板の橋を渡ることを繰り返す。橋が流されている所は、仕方がない。でも、水量は少ないので、足場さえ気をつければよい。このコースには、支流に2つの大きな滝がある。両方とも、それぞれの分岐から数分なので、見てくる。滝への道は、ほぼマークが付けられているが、一部は判断してほしい。下棚は、落差40m、本棚は、落差60mという。丹沢を代表する立派な滝で、一見の価値がある。
その後も、西沢沿いに進むが、徐々に尾根に取りついて登るようになる。この辺りから朝日が届くようになる、上空は快晴だ。岩の多い急登や、やせ尾根、トラバース、木の階段など、様々な登りで、善六のタワに到着する。ここからは、主に、左程急でない尾根歩きが続く。樹相もブナが多くなる。最後に少し登って、畦ヶ丸山頂に着く。周囲は樹林で眺望は良くないが、冬枯れなので、樹間から大室山や檜洞丸、蛭ヶ岳は見える。檜洞丸、蛭ヶ岳には、昨日の雪が残っているのが見える。山頂から100mで、畦ヶ丸避難小屋である。建て直したばかりのきれいな避難小屋だ。小屋前から富士山も見えるが、やはり樹間だ。
畦ヶ丸避難小屋からは、大滝橋に下ることにする。南西に急な下りで、崩壊地を通り、次のピークから富士山がきれいに見えた。南に向かう尾根を大滝峠上へ向かう。この尾根は、時々急になるが、割と歩き易い尾根だった。尾根から徐々に沢に下って行く。あまり陽が当らないのか、やたら苔の多い谷をを通り、一軒屋避難小屋へ着く。小屋下の橋は壊れているが、渡るのに支障はない。その下は落葉を踏みながらのトラバース道であるが、谷は深いので注意。その下でカモシカに遭遇した。道に飛び出して来て、逃げたが、30m程先立ち止まって、こちらを見ている。カモシカはそういう傾向があるみたいだ。カモシカの写真が撮れたのは2回目かな。登山道は林道に出て、登山口の大滝橋へ着く。バスの時間まで、やや時間はあったのだが、14:07のバスで西丹沢ビジターセンターに戻り、車で帰宅。今日出会った方は、2組3名だけだった。
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