冬の南八ヶ岳縦走！（赤岳-横岳-硫黄岳）

2013年12月22日(日) [日帰り]

• GPS: 29:38
• 距離: 27.1km
• 登り: 2,009m
• 下り: 2,004m

コースタイム

1日目
07:50　美濃戸口P　発
08:57　美濃戸山荘　休憩
11:36　行者小屋　休憩
14:18　赤岳
14:51　赤岳天望荘　着

2日目
06:54　赤岳天望荘　発
08:24　横岳　休憩
09:38　硫黄岳
09:59　赤岩の頭　休憩
10:53　赤岳鉱泉　休憩
12:40　美濃戸山荘　休憩
13:23　美濃戸口P　着

天候

1日目　晴れ／曇り
2日目　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口駐車場を利用しました。500円/日。

料金は後払いできます。
下山後にクルマに戻ると、請求の紙がドアに挟まっています。
この紙を持って、山荘で支払いを行います。

コース状況／危険箇所等

今回は雪の量が少なく、クサリ場ではほとんどのクサリを使うことができました。
クサリ使用の可/不可で難易度が大きく変わると思われます。
（特に下り）

雪量が少ないせいで、横岳−硫黄岳のあたりでは岩の露出も多く見られ、少々歩きにくい状況でした。


危険個所はたくさんありますが、横岳の前後に特に集中しています。
トラバースする個所複数、高低差の大きい段差も複数あります。

慎重に慎重を重ねて歩を進める必要があります。

写真

美濃戸口駐車場。
到着したとき（7:30ころ）には、すでにほぼ満車。

人気の山はすごいねぇ。
さすが八ヶ岳。

最初は1時間ほど林道歩き。
体調を確かめるのにちょうど良い。

んー、どうも体が重い。
ちょっと負荷かけるとすぐ息あがるし。

完全に寝不足です。
今日は制限時間いっぱい、なるべくゆっくり歩こう。

赤岳山荘。営業している。

四駆のクルマなど、ここまで来て駐車している車も多い。

美濃戸山荘。
軒先のベンチを借りて、ちょっと休憩。
営業はしていないけど、チップトイレ使えます。

ここで、南沢ルートと北沢ルートに分岐する。
南沢ルートを行く。

雪が降った直後なので、道も木々も真っ白。

雪はサラサラのパウダースノー。
歩く度にブーツが雪を踏みしめて、ぎゅぎゅっと音を立てる。

ちょっとしたスノーハイク気分。
楽しい〜。

踏みしめた雪が砂糖菓子のよう。
まるで落雁。

行者小屋。冬季閉鎖中。
すでにたくさんの登山者が先着している。

ちょうどお昼時なので、ここで腹ごしらえをしていく。
ここから先が、今日の核心部。

戦の前には、しっかり食っておかなくちゃ。

とはいえ、調理だの何だのやっている時間も装備もないので、パン。
魔法瓶に詰めてきた、あたたかいコーヒーで静々と食す。

おなかを満たしたら、アイゼン、ピッケルを装備して、いざ出発！

目指す赤岳。
雪煙をまとった巨大な威容が幻想的。

今日は天気がいいけど風が強い。
ガスったり晴れたりで忙しい。

稜線に出たあたりから、赤岳。

赤岳すげー、超かっこいい。

赤岳山頂。

猛烈に風が強い。
山頂は狭く、長居できない。

ガスも再び上がってきたし。

気がつくともう14時をまわってる。
やべ。小屋へ急がなくちゃ。

赤岳天望荘。
ふー、なんとか15時前に到着。

1泊2食付きで9000円。

ともあれ、無事に到着したので一杯いただきます。

缶ビール500円。
ちなみにペットボトルのジュースも500円。

きっと酒飲みの人が料金設定したに違いない。

お待ちかねの晩御飯。

天望荘の食事はバイキング形式。
好きなものを好きなだけ食べられる。

牛煮込み、豚汁、鶏肉シチュー。
炊き込みご飯、杏仁豆腐、鳥唐揚げ、山菜、漬物。
そして生ハム。

種類も量も、もちろん味も、大大大満足。
すばらしい！

満腹になったらバタンキュー。
とにかくよく寝て、寝不足解消するのだ。

ぐっすり眠れたので、目覚めスッキリ。

朝食は朝6時からなのだけど、早めに食堂に出てきてお茶をいただく。

まだ誰も来てないのでがらんとしている。
スタッフが朝食の支度で大忙し。

お待ちかねの朝ごはん。

白飯、油揚とわかめのお味噌汁。
山菜、漬物、梅干し、卵焼き。
味付け海苔、ミートボール、ウィンナー。

もちろん朝食もバイキング。
好きなものを好きなだけ。

美味しい〜

朝食を済ませて支度を整え、小屋を出る。
ちょうどご来光。

右手の彼方に見えるのは、富士山。

富士山アップ。

富士山様。
先週、三ッ峠山からお見かけしましたが、その後いかがお過ごしでしたでしょうか。
1週間しか経っておりませんが。

横岳方面。

赤岳のみピストン、というコース設定だったが、状況が良ければ縦走することも考えていた。

天気も良く雪も少ない。
行けるかな？

朝日を浴びる赤岳。
綺麗だなぁ。

ため息と共にひとしきり景色を堪能して、出発。

ひとまず、横岳方面に進んでみよう。

地蔵。

風が強い。

横岳の手前には危険箇所がいっぱい。

慎重に慎重に。

来た道を振り返る。

左、赤岳。
右、阿弥陀。

2つの間で彼方に見えるのは、甲斐駒と仙丈。

北アルプスを一望できる。

横岳山頂が見えてきた。仲間が先着している。
右手の彼方に見える白い山は、浅間山。

横岳山頂では奇跡的に風がなかった。
コーヒーを飲んでちょっと休憩してから出発。

硫黄岳へ。

雪の量が少ないので、岩が露出してちょっと歩きにくい。

硫黄岳山頂から、北アルプス方面。
山頂はめちゃくちゃ風が強く、長居ができない。

赤岩の頭から、硫黄岳を振り返る。

赤岩の頭付近では、雪崩を心配していた。
しかし杞憂だったようだ。

下り始めてすぐに樹林帯。
たくさんの人が入っているようで、トレースも明瞭。

ひとまず安心。
赤岳鉱泉へ。

アンダーグローブの中指に穴があいちゃった。

アイスキャンデーがそびえる赤岳鉱泉。

今日はホント、いい天気だなぁ。

北沢ルートを行く。

ここからしばらく、展望のないスノーハイキング。

時々ショートカットするけれど、、、

基本的には林道歩き。

途中でちょっと飽きてくる。

お！やっと着いたー！

駐車代金が未払いだから、精算済ませなくちゃ。

駐車代金を払った、レシート代わり？に、シールをもらった。

なかなかかっこいいシール。
MILLETのロゴも入ってる。

下山後に寄ったお風呂。
望岳の湯。

湯船から八ヶ岳を一望できる、すばらしい温泉。

帰りの諏訪湖SAで、長野名物の馬刺しを。

たいへん美味しゅうございました。

感想

hmngbird73

雑感は日記にて

[冬の南八ヶ岳縦走！（赤岳-横岳-硫黄岳） 1日目]
http://www.jognote.com/days/19471371

[冬の南八ヶ岳縦走！（赤岳-横岳-硫黄岳） 2日目]
http://www.jognote.com/days/19471534