大倉-三ノ塔-塔ノ岳-丹沢-蛭ヶ岳-大倉
- GPS
- 32:00
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 2,031m
- 下り
- 2,019m
コースタイム
day2 塔ノ岳6:30-7:29丹沢山-9:07蛭ヶ岳-10:53丹沢山-11:51塔ノ岳-13:30大倉高原山の家-15:10大倉
天候 | day1 晴 day2 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三ノ塔からの下り、行者ヶ岳からの下り、鬼ヶ岩の頭からの下り、いずれも、気をつけていればこなせます。気を緩めないよう。 |
写真
感想
day1 大倉を早朝出発。今回は同行者1名。尊仏山荘が本日のお宿ですが、早く着きすぎてもやることないので、回り道のため三ノ塔に向かって登山道を登ります。人気の無い登山道ですが、決して荒れているわけではありません。一昨日に降った積雪が少しずつ濃くなり、三ノ塔に近づくと、雪の量もそれなりに増えてきます。誰にも会わず、稜線に到達。
三ノ塔からの下りで、迷いましたが、アイゼンを付けます。この下りでは役に立ちましたが、南向き斜面では雪の融けているところが多く、まして12本爪はかなり大げさという状況。ですが、はずすのも面倒なので、そのまま歩みを進めます。
塔ノ岳に到着しましたが、このままお宿で夕ご飯まで過ごすのも手持ち無沙汰、てことで、うどんを食べに鍋割山へ。鍋焼きうどんはおいしかったのですが、うどんのためにだけに往復するのは失敗だな、こりゃ、無駄にがんばりすぎ。3時過ぎに本日二度目の塔ノ岳登頂。お宿の尊仏山荘に入ります。にぎやかですが、混んでいるというほどではありませんでした。
夕方には夕日と宵の明星をパチリ。夜になって夜景を鑑賞しますが、寒くてすぐにお宿に戻ります。
day2 日の出を楽しみにしていましたが、曇り、風景は完全にガスに覆われています。朝食後、丹沢山に向かいます。踏み跡は明瞭で迷うことはありません。丹沢から蛭ヶ岳は、難易度が多少上がる印象で、登山者の数は減少しますが、こちらも踏み跡がなくなることはありません。ただ、風に消されかけている場所もありましたので、先行者がいない状況であれば厳しい時もあるかも。丹沢とはいえ雪山、時々吹雪くときもあります。しっかりした心構え、防寒、防風対策が必要です。この辺では、6本爪でもいけますが、12本爪アイゼンがいい仕事をしました。
道すがら、昨シーズンにこの道をたまたまご一緒した方と、偶然再会。こんなこともあるもんですね。またどっかでお会いすることもあるでしょう。その後、蛭ヶ岳に今年3回目の登頂。登山道でもガスしか見えませんでしたが、山頂でもガスが覆って何も見えません。気温も低く、風もあり。早々に下山。下山口の大倉に向かいます。
途中で不動ノ峰休憩所で一休みして、丹沢山、塔ノ岳と順調に進み、あとは高度を下げていきます。積雪が少なくなり、花立の手前でアイゼンをはずします。標高が下がると、視界がひらけ、平地や相模湾の風景が見えてきます。そして丹沢の稜線を振り返って見渡すと、そこは雲。あの中を歩いてきたのですね。
大山高原山の家に着いて、ここの水でコーヒーを入れようとすると、当てにしていた水が出ません。仕方ないのでコーヒーを注文しましたが、これはこれで満足。お代わりまでしました。ここで長居して世間話。体が冷え切る前に下山を再開し、大倉まで下って、今回の山行は終了。
下山して、ほっと一息つくと、当然ですが、低い気温と、稜線を吹く風がそれなりに体力を奪っていることを感じます。心地よい程度の疲労感。
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