白山
- GPS
- 30:55
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,586m
コースタイム
【2日目】4:45山頂アタック-5:15御前峰山頂-5:30御来光-6:50大汝峰山頂-7:40室堂-9:10下山開始-14:00下山完了
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白山展望の湯(650円) |
写真
感想
百名山2つ目の山は霊峰白山に登ろうと言うことで、以前より計画を立てていました。相方はいつものdreamletsさん。日本三大霊山にして三大名山。百名山、花の百名山などとにかく素晴らしい山なんだと登る前から分かります。標高は一番高い御前峰で2.702mと今まで登った中では最高の高さにチャレンジすることになります。行き砂防新道、帰り観光新道と最も一般的だと思われるルートを選択して以前伊吹山に登ったときに花を見てもサッパリだったので、自作の花手帳を持参しいざ登山開始。
【1日目】一泊ということもありいつもより荷物が多く重い。体力の消耗は普段以上。登りはじめからしばらくヘリがやたらと往復している。多分連休を控えているので大量の食料等の資材を室堂の山小屋まで運んでいるんだろうと思った。dreamletsさんはヘリ好きなんだか知らないが結構長時間にわたって愛用のデジタル一眼でヘリを撮影。そろそろ飽きて下さい。
道中ボクの持参した花手帳がそこそこな活躍をすることに。トリカブトなんかが咲いてました。イブキトラノオもナナカマドも観察しながら進みます。
途中別当覗から周りを観察、前方は崖のような感じで危なそうですが結構上のほうまで見渡せます。よくよく見ると遠くの尾根に小さな岩が見える。アレって黒ボコ岩?て事は道中あの斜面を登るんや・・・。と少し進むのが嫌になる。いや、いつもより荷物が重いっていうのはこんなにもこたえるもんかと思いました。まぁ体力ないだけなんですけど。実際は。
途中サンショウウオの居る小さな池付近で小休憩中に下山者が。山小屋で一泊して御来光を見るはずが今朝はあいにくの曇りで見えなかったそうです。そこで初めて「御来光が見えないことある」ということに気が付きました。当たり前なんですけどそれを聞くまでは登ったら必ず見れるような気持ちがどこかにあって、自分の楽観さに気づくことに。どっちみち自然にゃ敵わないので見れなくてもそれまでってだけですけど、せっかくなので見てみたい。祈りましょう。
疲れが溜まってきた頃に登場、甚之助避難小屋。大休憩に入り体力回復。この先は別当覗から見えた登山道を行く訳ですが黒ボコ岩の場所まで太陽を遮るものがなさそうな感じでした。覚悟を決めて出発。意外とガスってて涼しい。今のうちに高度を稼ごう。道中景色を堪能し、咲いている花に目を向けたりもしながら延命水の箇所まで到着。黒ボコ岩まであと少し。延命水は冷たくて生き返るおいしさ。
黒ボコ岩到着、ここまで来れば室堂まであとは弥陀ヶ原を抜けるだけ、その弥陀ヶ原は平坦で広大な地形に遊歩道が作られており気分良く歩けるようになっている。雪渓が見れたりもして景色がとても楽しめる。
で、弥陀ヶ原を抜けたあとの五葉坂でちょっとバテたりしながらも室堂到着。本日の宿、白山室堂ビジターセンターに到着。チェックインを済ます。本日8番目と9番目の客らしい。10番以内に登ってくると良い物がもらえます。ちょっと嬉しい。ちなみに山小屋なんて言ってますけどココ白山室堂ビジターセンターは最大約700人収容できる大きな施設、本日の予約は約40名らしいです。ちなみに連休の明日の予約状況はすでに500人を超えているそうです。大人気ですなぁ。
チェックインを済ましたあとは気楽なもんで軽装でウロウロできます。とりあえずは遅くなってしまった昼食を食べることに。フリーズドライの豚汁と炊込みご飯が美味いです。景色と達成感があるのでホントに美味しかった。相方はモチロン(?)ビールいってます。
寛いだ後最小限の荷物だけ持って山頂アタック、御前峰を目指します。ほぼコースタイム通りに到着できることを確認し明日の御来光時の山頂アタックに備えます。景色を堪能し、写真撮影も済んだので室堂へ帰る。夕食が結構はやい。昼食が遅かったので余計に。
夕食後はしばらくぶらぶら山小屋周辺を散策、暗くなってから星空カフェ開設。優雅な時間を楽しんだ後20時の消灯でしっかりと眠ることに。
【2日目】晴れ、御来光が見れるようなので起床後急いで支度。寒いのが予想できたので少し着込んでヘッドライトを頼りに暗闇の道を山頂まで歩きます。
山頂に着くとすでにたくさんの方が今か今かと日の出を待っています。間に合ってよかった。そして晴れて良かった。
御来光、たぶん宿泊客全員が見てたんじゃないでしょうか。遠く穂高の峰々の方角から昇ってきました。ただの朝日に感動させられるとは思ってなかった。
御来光の感動の余韻にしばらく浸ったあと朝食までにお池めぐりをし、大汝峰を登って室堂に帰るのがこの日の朝のミッション。花、池、雪渓、雲海、周りに広がる山々の風景、あらゆる景色を堪能し大汝峰の山頂にも到着し気づいてみれば朝食の最終時間まであまり時間がない。急いで室堂へ帰りなんとか間に合いました。良かった。天気も良かったのでテラスに出て朝食、南竜方面にそびえる別山を眺めながら贅沢な朝食。今度は南竜でテン泊して別山にも行きたいなと思った。
朝食後下山開始、今日は行きとは違うルート観光新道へ。分岐地点は黒ボコ岩。このルートにはトイレがないので注意です。
で、道中なんですけど山頂アタックの軽装とは違いまたしても重い荷物に苦しめられます。さらに暑さ。下りは基本的にどの山でも楽勝なイメージだったのにこんなに苦労するとは思ってなかった。何度もバテて休憩しながらもなんとか別当出合まで下山、帰りは温泉に入って帰りました。
白山といえばクロユリの群生が見られるのですが季節が違い見られませんでした。次回はクロユリの見られる季節にまた登りたいと思います。
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