茶臼岳・上河内岳 冬合宿
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 2,127m
- 下り
- 2,122m
コースタイム
07:10 沼平ゲート
08:23 ヤレヤレ峠
09:47 ウソッコ小屋
10:45 中の段
11:17 横窪峠
11:25 横窪小屋 〜11:50
15:35 茶臼小屋
1月3日 上河内岳・茶臼岳
07:00 茶臼小屋
09:38 竹内門
10:22 上河内岳コル
10:32 上河内岳 〜10:42
11:05 竹内門 〜11:20
12:49 茶臼岳 〜12:59
13:45 茶臼小屋
1月4日 下山
06:55 茶臼小屋
10:07 横窪小屋
11:40 大吊橋入口
12:35 沼平ゲートに到着
天候 | 1/2:曇のち晴れ 1/3:晴れ 1/4:曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤレヤレ峠手前〜ウソッコ小屋まで凍結箇所あり。天気によりますが通過は緊張感がありました。 |
写真
感想
夏にお世話になった茶臼岳・上河内岳。
今度は雪山体験となりました。
ピッケルが飾りな私ですが、滑落停止の姿勢、耐風姿勢、
不安定な箇所での支点確保など使い方を随所で教えていただきました。
3日間で多少は様になったのかなぁ(´・ω・`)
この季節に自分の足でここまでいってきたことが嬉しかったです。
お天気にも恵まれて、南アルプスの山々から、富士山、深南部、遠くは白山など
すばらしい眺望でした。
1日目(1/2、沼平ゲート→茶臼小屋)
・ヤレヤレ峠手前からウソッコ小屋間は凍っているところが多く、
道幅が狭く足元が不安定な箇所は、ピッケルを山側に打ち付けながら
行きました。
・ウソッコでアイゼンをつけようかと迷いましたが、先に階段があるのでやめて、
初日はアイゼンなしでした。
・横窪小屋で昼食をとって出発すると、しばらく進むとトレースが消えている。
1mくらいの深さがあるので交代でラッセル。
肩ぐらいまでの深さのところもある。
・先頭をやらせてもらうと、ピッケルと全身で雪をかき分けてもがいても
たいして進まない(´・_・`)1mか2m進むのもやっと。
パワーがいくらあっても足りない。
・途中で茶臼小屋から下ってきた2人組とすれ違う。私たちがつけた
トレースに大喜び。雪が多くて、茶臼小屋からそこまで2時間かかったとのこと。
もうすぐ小屋が見えますよ!と元気に言ってくれた。
・小屋が遠くに見えるようになったが、3番手で歩いても、
時折ズボッとはまりながら雪と格闘。思うように進まず、体が冷えてきて
気持ちが萎えてきてしまう。
・フリースのまま歩いて、時々雪をかぶったせいで、フリースについた雪が
凍ってしまう。ジャケットを着るべきだった。
・雪と格闘の数時間を経て、小屋にやっとたどりつく。
カタカタなりながら、着替えてもなかなか体が温まらない。
厳冬期の厳しさを味わいました。
2日目(1/3、茶臼小屋→上河内岳→茶臼岳→茶臼小屋)
・外の風の音で天気が心配になりましたが、快晴。
・富士山とその西にご来光が見られました。
空の色の移り変わりがきれいでした。
・小屋を出発して、しばらく上がると北も南も素晴らしい景色。
・時折体を持っていかれそうになるほど風は強いけれど、
その分、夏に歩いたときとは全く違う冬山の厳しさを感じました。
・ハイマツを覆い尽くす雪の量。
・風が強いところはピッケルで支点をとって耐風姿勢をやってみたり。
・斜面で滑落停止の練習。回転してピッケルをお腹あたりで構えてすぐに止める。
・ところによっては、雪があったほうが歩きやすくも感じました。
・ライチョウに会いたかったけど、会えませんでした。(´・ω・`)
・初め小屋で停滞していようかというメンバーもいましたが、
全員で上河内岳に登頂できました。前日のラッセルの大変さを思うと、
せっかくここまで上がれたのだから目標のピークを踏めて良かった。
・茶臼岳までも風が強かったけれど、登りきるとまた、360度の素晴らしい景色。
皆さんが行ったたくさんの山々、尾根をアレコレと眺めては、
今日ここから望めた喜びを分かち合えました。
・元旦に初日の出を見た山伏、深南部の山々、南アルプス、千畳敷カール
などなど、きれいにみえました。
・茶臼山頂から小屋までは直下のルートで下る。所々また埋まりながら
まだまだ雪の歩き方がなっていない自分を感じました。
・前日の寒さに比べると、日が出て暖かく、体が楽でした。
・たくさんの雪だったので、大きな雪だるまを作ってみたかったけど、
さらさらでまとまらず断念。
3日目(1/4、茶臼小屋→沼平ゲート)
・2000mくらい、水場あたりで道をまちがえそうになり、トラバース。
トレースがあるところまで戻りました。
・横窪小屋くらいまではやはり雪が深く、さらさらした雪に足を滑らせて、
時々尻もちついていました。もっとかかとを使って歩かなければ。
・横窪小屋でアイゼンを装着しました。
・ウソッコ小屋からヤレヤレ峠あたりまで来ると、秋を思わせる
ぽかぽか陽気になり、初日に凍っていたところもほとんど無く、
歩きやすかったです。
1月2日 静岡駐車場に集合し車2台で出発、
都合で行けなくなったメンバーがおり残念。
畑薙ゲートで他メンバーと合流。風が非常に強い。大吊橋を渡るのいやだなあ。
ウソッコ小屋手前の沢の登りでアイゼンを私は付ける。
ウソッコ小屋でメンバーの1名が不調で降りる。私が肉を持つ。
ここから雪も多くなり急になる。横窪小屋手前の下りは少しやばそう。
ここまで目印を5か所付けた。ここからは全員アイゼンを付ける。
急で雪も多くラッセルが大変。トレースがあるにもかかわらすである。
4時間以上もかかりようやく茶臼小屋に着く。
1月3日 夜の星が厳しい寒さで綺麗だった。
富士山を見ながら日の出に手を合わせた。快晴。
7時前11名全員、上河内岳めざし出発。冬道コース。
先行パーテーは夏道を。
途中滑落停止訓練もちょっぴり。
大きい岩で小休止し、上河内岳の手前の肩で写真を取り頂上へ。
360度の大パノラマだ。風もない。聖平小屋へ行く2名のパーテイも来た。
帰り大きな岩で大休止し昼食。ここから下は夏道を通る。
トレースがあっても雪は深くトレースが無くガスがかかっていたらやばそうだ。
冬道がいいだろう。
茶臼岳手前の稜線は風がまあまあ強く一部のメンバーは小屋へ。
茶臼岳からの富士山は素晴らしい。露払いの山が青薙山?。
小屋に14時前に着いた。
夕食にどなたか持ってくださったかずのこ、なます、あえ物等をいただいた。
御馳走様。
明日は雪が降らなければトレースがある。降らないようにと願いながら就寝。
1月4日 朝3時過ぎに起きコーヒー、お茶を頂く。
4時30分他のメンバーが起きて帰りの準備を始める。7時前に出発。
トレースが残っていた。
一部夏道を行こうとして方向を探すのにラッセル。
私はワランを履いているので楽だ。
横窪小屋でワカンからアイゼンに履き替え無事大吊橋についた。
聖会の山行も無事今年もスタートしました。
各自に合わせて安全に山行出来ればと思っています。今年もよろしく。
また聖平小屋の運営が上手く行きますよう日の出にお願いしました。
個人的に反省 茶臼小屋から上、棒の旗、コンロ一式、食料を少し多めに、
横窪小屋から上はテープを多めに付ける。
トレースがなければ下りがわからない。
by K.T.
久しぶりの胸までのラッセル、ピッケルで胸の前の雪を崩して一歩ずつ足を上げていく、なかなか進まないけど楽しかった。SJさんも飛び跳ねるように楽しみました。
稜線は風もあったが全員上河内岳に登頂でき無事下山いい冬山合宿でした。
2日の茶臼小屋から横窪沢小屋へ下る途中でお会いして、皆さんのトレースに大喜びした二人組です
皆さんとご挨拶した後はまるで高速道路を通るようでした。ありがとうございました!
上河内岳&茶臼岳、登頂お疲れ様でした。聖岳まで見えたのですね〜
ほんとうに絶景で羨ましすぎて、うるうるしてきます
私達が白樺荘のお風呂から茶臼岳を見上げていた頃に皆様登頂されていたのでしょうか
皆様と同じ景色が見られるようにまた頑張って登ります
それでは皆様も今年1年よい山行を
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