山本山〜賤ヶ岳縦走☆山歩きと湖辺歩き


- GPS
- 08:12
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 786m
- 下り
- 797m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:09
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・山本山〜賤ヶ岳は近江湖の辺の道 湖北山岳コースとして整備されている。賤ヶ岳付近は雪深い。 ・琵琶湖岸は岩礁に阻まれる難所が3ヶ所ある。ガレ場も多い。 ・今回の山行時は琵琶湖の水位はマイナス10cm これよりも水位が上だと湖辺歩きはおそらく困難 |
写真
感想
雪が着いた山本山から賤ヶ岳を縦走して琵琶湖岸を歩いて戻るという前人未踏?のお誘いをyamanekoさんから頂く。距離が長いので自分にはキツイかも知れないが、頑張って参加させていただくことにした。
山本の朝日神社に駐車してスタートする。山本山二の丸跡に到着すると琵琶湖の展望所からは中央分水嶺の山々が白く美しい。ここからは20〜30cmの積雪なのでワカンを装着する。
さあ縦走の始まりだ。このメンバーでの山行はもう4回目となる。yamanekoご夫妻と次にhanaさん、そしてuriさん、私が殿と決まっている。健脚のuriさんは鈍足の私に合わせてくれているのだろうと思う。やさしいuriさんなのである。
海老越しから登り返すと西野山から丸山まではクヌギやシデ、ケヤキ等の美しい自然林が続く。特にすっくと立ったクヌギの巨木が目を引く。
山梨子分岐から大きく登り返しリフトの山頂駅からもうひと登りすると賤ヶ岳の山頂だ。西には三国山、乗鞍岳から岩籠山の白い稜線が飛び込んで来る。眼下には琵琶湖、東は真っ白の伊吹山、一方北の余呉湖越しに湖北の山々(行市山・大黒山・横山岳・上谷山)が望める。
山頂の休憩所ではyamanekoさんとyamaizuさんが手際よくキムチ鍋を調理して振舞ってくださる。hanaさんは私は箸を持って待ってると大はしゃぎだ。〆の雑炊も戴き温かいご馳走に舌鼓を打つ。いつも本当に感謝です。
食後は元来た道を少し戻り山梨子登山口に下りる。さてここからが本日の核心部、長い湖岸歩きが始まる。山梨子の南の岬の岩礁は湖に浸かったりしながら岩場を乗り越えることが出来た。
次の岬には秘境に佇む有漏神社がある。昔、遠く堅田の漁民が出漁することもあって守護神としたらしい。yamanekoさんは雪が着いてないので残念そうだ。ここの雪景色を楽しみにしておられたのだった。
神社の裏の尾根を乗り越えると入り江の杉林には幾重にも石積が並んでいる。千年ほど前に津波により沈んだ阿曽津千軒集落の礎とも伝わる。辺りは森閑として泉が湧き出ていた。後世に作られた棚田だったのかも知れないが‥。
更に湖岸を南下して行く。倒木や竹が多いが乗り越えて行く。釣り人も見かけるようになってきた。プラスチックごみも目立つ。持って帰りたい衝動に駆られるが袋がないので次の機会にしよう。
西野放水路には長い砂州ができている。30年前に来たときはこんなに発達していなかったように思う。岬の疎林に夕陽が射し込んで幻想的な雰囲気を醸し出している。抜群のタイミングだ。
もう足の疲労が激しく、ガレ石に乗りながら歩くのでフラフラしてきた。更に南下すると本日最大の岩礁地帯が出現する。スリルもあり慎重に乗り越えたが、先頭のyamanekoさんの的確なルーファイのおかげである。
やっとのことで片山の県道に乗り上げた。赤い夕陽が更に傾き眩しい。舗装路をテクテク歩きながら、いつもは嫌う舗装路歩きを今日ほど嬉しいと思ったことはない。駐車場に着いたらすっかり薄暗くなっていた。
しかし思い返してみれば楽しい山旅ができたと大感謝である。
琵琶湖岸にある神社の雪化粧した風景を見に行きましょうとのご提案をyamanekoさんから頂戴する。
湖北の山本山から賤ヶ岳へと続く稜線の西側の湖岸に有漏神社という神社があるのは知っていたが訪れたことは無かった。
聞くと、かつて大津・堅田の漁民がこの辺りまでの漁業権を握っていたころ、舟の安全と豊漁を祈念して祀られた神社のようである。何とも神秘的ではないか。
まずは上から読んでも山本山、下から読んでも山本山へ向けて朝日山神社の下から入山する。この前日までの寒波によってかなりの積雪量を予想していたのだが、拍子抜けするほどに長浜や高月の町は雪が無かった。登山口付近もしかり。
だが登り出すとそれなりに雪が出てきて重装備を背負ってきたが故に安堵する。
山本山の山頂へは前日までのトレースに従ってツボ足で登ってゆく。
山頂手前には琵琶湖を見渡せるテラスが現れた。この山自体が山城跡なのであるが、ちょうど二の丸跡にあたる場所だ。
美しい琵琶湖の景色を眺めながら、山本山に棲みついている老いた雌のオオワシが居るのだとhanabanaさんが仰る。そのオオワシ目的に度々この山においでになる野鳥撮影が得意のヤマレコユーザー・subaruさんのことも話題に上がる。
山本山山頂からは稜線を賤ヶ岳へと目指して進んでゆくことになる。この先はノートレースだ。ヤマネコ夫妻はスノーシューを、私を含め残り3人はワカンを装着する。
長い長い稜線歩きだ。途中、幾つかの場所で得られる、歩いて来た稜線や東側の伊吹山地の山々の美しい山並みの眺望に喜びを感じるのだが、基本的にはその長さに退屈してしまう。
ワカンを履いていることによるのであろう脚の疲れを感じながら最後の上り坂を頑張って、ようやく賤ヶ岳に登頂した。
この山は私にとっては久しぶり。前回は満開のシャガ草の花を愛でながらリフト下の道を登って来た。その群生は圧巻の美しさだった。5.6年前のことである。
そしてもう一つ。彦根の高校三年生のときの遠足で余呉湖からこの地へと登って来た思い出が甦る。山頂で撮ってもらったクラスの集合写真には、片思いだったあの娘(こ)のタンポポのように明るい笑顔が弾けていた。35年も昔の話だ。
山頂は公園として整備されていて人工物も多く殺風景だが、素晴らしい展望の山であると改めて感じた。伊吹山から北の伊吹山地の山々。余呉湖とその北の峰々。雄大なる横山岳。そして上谷山など未知の山々の名前はnaojiroさんから色々教えていただく。
西には敦賀の岩籠山から高島トレイルの乗鞍岳、赤坂山、寒風、大谷山などの雪を纏った稜線が美しい。
そして何より眼下に見下ろす琵琶湖北湖の風景こそがこの山からの眺望のハイライトだろう。ちょうど太陽の光が射してキラキラと湖面が輝いている。素晴らしい景色だ。
その琵琶湖岸を歩いて辿ってゆくというのが今回この後のハイキングの核心部である。
まずは山頂からもと来た道を暫く戻り、分岐から山梨子の集落へと下りてゆく。こんなところにも人の暮らしがあるんだなぁ!と思わせる場所に十数件ほどの小さな村があり、その中を通る細い坂道から湖岸へと降り立った。
いよいよ湖岸歩きの始まりだ。南湖に比べて水質が格段に良いと言われる琵琶湖北湖の澄んだ湖水。対岸の半島とぽっかり浮かぶ竹生島の島影。美しく緩やかに湾曲した湖岸線。
ロマンチックな湖岸線散歩だ。
だが実際は岩礁や倒木に行き先を遮られて難儀するポイントもあった。そして残念な気分になるのはゴミの多さである。波によりたどり着いたものであろう多種多様なゴミがあちこちに打ち上げられている。山は大好きだが、ゴミの山は嫌いだ。
今回の大目的の有漏神社に到着した。琵琶湖に面して鳥居と一対の灯籠が立つ。その奥の山手に向かって急な石段が続く。その上に小さな拝殿と本殿があった。神秘的な佇まいだ。
この神社の歴史といにしえの人々の暮らしに想いを馳せながら手を合わせた。
その後も長い長い湖岸歩きが続いて行った。ところどころ難所も出てくる。歩き難い。
湖岸の風景は美しいが明らかに飽きて来た。思ったよりも時間を要した。陽が傾いてゆく。
おお!夕陽が美しい。琵琶湖へと沈んでゆく。琵琶湖が輝きだしたぞ。素晴らしい。
それは、長い長い稜線歩きと湖岸歩きの疲れを一瞬で吹き飛ばしてくれるかのような絶品の風景だった。
思い出に残る素敵なハイキングに導いていただいたyamanekoさん、いつも仲良く親切にして下さるyamaizuさん、naojiroさん、hanabanaさんには感謝の念に堪えない。
先週武奈ヶ岳でyamanekoさんにバッタリお会いして、その時お聞きしていた計画の山歩き。
早速実行となりました♪
雪の有漏神社なんてなんて素敵なんでしょうとワクワクしていましたが。。。
あれれ?思ったより雪少ない。。。
予報では降るぞーっと散々脅されていましたが、長浜はそれ程積もる事もなくホッとするやら残念やら。。。
雪の有漏神社はお預けとなってしまいました。
それでも湖岸をずっと歩く事が出来たのは凄く嬉しい。
ゴミは気になりましたがごろごろした岩があったり砂利だったり大きな岩礁を乗り越えたり、楽しく歩けました。
但し長い(;´Д`)
ただでさえ慣れないワカン、重い冬靴での長い稜線歩きでヘロヘロなのに、歩き易いとはいえない湖岸歩きは、もう勘弁して下さいと言いたくなりました💦
でも最後の琵琶湖の夕日はメチャクチャ素敵✨
疲れを忘れさせてくれる素晴らしい景色です。
今回はハッキリ言って甘くみていました。
実際歩いてみないとわかりませんね。
とても疲れました(;´Д`)
けれど素敵な山歩き+湖岸歩き
yamanekoさん、素敵な計画ありがとうございました。また次もよろしくお願いします🤗
yamanekoさん、yamaizuさん、naojiroさん、uriさん楽しかった〜。次も御一緒して下さいね〜〜😉
雪の有漏神社のリベンジをいつかしなくては😎
前回、西野山を越えて有漏神社を訪れ、山梨子まで湖辺(みずべ)を歩いたんのは昨年の晩秋、紅葉の季節であった。この飯浦湾の東西は琵琶湖の中で道がないところだ。今度は山梨子から有漏神社を経て南の片山集落まで歩いてみたいと考えるが、出来ることなら雪が湖岸に積もった時にと思っていた。この週は木曜日から金曜日にかけて強い寒波により北陸地方に積雪が見込まれる。折しも晴天が期待される土曜日は皆さんのご都合も良いようであり、この計画を実行する好機に思われた。
集合して山本山の登山口となる朝日山神社のあたりは意外なほど積雪は少ないが、登山道に入るとすぐにも積雪が増える。神社の上にある忠魂碑からはすぐにも好展望が広がり、積雪した白い平野の左手には伊吹山、南には霊仙岳と御池岳が見える。
山本山の山頂からは西側の飯浦湾の景色が広がる。空には雲が多いが、雲の切れ目からは青空が覗く。予報では午後からは晴天が広がることになっているが、予報が正しいことを期待したい、
山本山から先は全くトレースがない。ここでスノーシューを装着する。
高度を下げ、しばらくは標高100m台が続く。積雪も少なくなり、スノーシューは全く不要の状態となる。自然林、松の混じる雑木林。秋にはタカノツメの黄葉が目立つところだ。
西野山への登りとなり再び標高が300mを越えると、積雪も増え、ようやくスノーシューの足裏の感覚も心地良くなってくる。西野山を越えると樹高の高い広葉樹の樹々が多くなり、途端に林相が良くなる。
湖北丸山にかけて緩やかな尾根道が続く。丸山の山頂部はなだらかな台地状であり、山名標に気がつかなればピークを認識することなく通り過ぎてしまいそうな地味なところだ。賤ヶ岳との鞍部にかけての北側斜面に差し掛かると伐採斜面となり、目の前に大きく賎ヶ岳の眺望が飛び込んでくる。
賎ヶ岳への登りに差しかかると標高が高くなるせいか流石に積雪の量が増える。上から降って来られる単独行の男性とすれ違う。山本山まで南下されるらしい。
賎ヶ岳のリフトは勿論のこと営業はしていないが、リフトからは多くの足跡がある。ツボ足が多いようだが、所々で深く踏み抜いた形跡がある。このあたりでは積雪は50cmほどはあるだろう。
賎ヶ岳の山頂は驚くほど風がない。予報通り晴れ空が広がっている。湖北の山々、横山岳の右手には土蔵岳と大ダワ、さらにその右手には蕎麦粒の特徴的な鋭鋒も目に入る。南側には遠くの南湖のあたりは霞んで対岸が見えないので、彼方には茫洋とした大海が広がっているかのように思える。
山頂からは一旦、鞍部まで下がり、山梨子への古道を下る。古道を降り始めるとすぐにも首切り地蔵がある。確かにお地蔵様には首のあたりを横断する切れ目がある。この地蔵にまつわる話は前回の山行のレコでも紹介させて頂いたところではあるが、この地蔵の前で二人の追い?ぎが盗品の分配をしているうちに争いとなり、一人がもう一方を殺してしまったらしい。殺した者が地蔵に向かって「誰にも言うな」と言ったところ地蔵が「お前が言うな」と言ったとので怒った盗人が地蔵に切りつけたというのが石仏の傷痕の云われである。
九十九折の古い峠道を下るにつれ急速に積雪は薄くなってゆく。トンネルの脇に着地したところでスノーシューやワカンを脱ぐことになる。
トンネルから集落に降りる車道に入ると雪かきしている男性がおられる。集落からトンネルに至るこの道は除雪車が来ないそうだが、男性以外に除雪される方がいないらしい。今回は雪はあまり積もらなかったようだが、年末年始の大雪の時には70cmほど積もったとのこと。
昔はこのトンネルは無かったので集落から木之本に出るには我々が降ってきた峠道を越えるしか無かったようだ。この山梨子の集落は港があり、大津から物資を運んでは背負子で越えたとのこと。また当時はガスも無かったので、男性が子供の頃は山からよく薪を運んだという話をされる。男性は背筋も伸びておりそれほどのご高齢には見えなかったが80歳らしい。
集落から湖辺に下ると民家の前ではキジトラの猫が我々を見つめている。いよいよここからが湖辺歩きだ。残念ながら湖辺には期待して雪は見当たらない。この日の琵琶湖の水位はマイナス10cmらしい。前回、歩いた11月の下旬に比べると相当に水位が高くなっている。そう簡単には水位は回復しないものだろうと思っていたが、急に水位が回復した原因は何と言っても年末年始の滋賀県における記録的な雪のせいだろう。
いつの間にか空には急速に雲が広がり太陽はすっかり雲の影に入ってしまったようだ。有漏神社にかけては小さな岩礁帯を通過する。岩をへつって岩礁帯を通過することになるが、あと数cm水位が高ければ靴を浸水させなければ通過出来ないところであった。岩礁帯を通過すると小さな岬の手前に鳥居が見える。
この湖岸からは琵琶湖と山しか目に入らないまさに隔絶された場所である。波音を聞きながら湖岸を歩いて有漏神社にたどり着く。神社はやはり冬囲いがされていた。
神社の下は現在の水位では通過が困難な可能性があるので、神社の手前から伸びる細い踏み跡を辿って山中をトラバースする。まもなくしっかりした道が現れ、再び湖岸に降ることが出来る。
岸辺には二人の釣り人が糸を垂れていた。西野水道から歩いて来られたらしい。
海岸から植林の中に足を踏み入れると小さな祠と何段にもわたって築かれた立派な石垣がある。阿曽津千軒の集落のあった場所とされるが、その割には石垣が近代的だ。有漏神社の手前にも同様の石垣が築かれており、かつての港の跡とされているが、ここも同様に港があったのは確かだろう。
その後も糸を垂れている釣り人を数人見かけることになる。釣った魚を入れるボックスを持って湖岸を歩くのは大変だろうと思っていたが、誰一人そのようなものは持っていないように見えることからすると、皆ブラック・バスが目当てで、キャッチ・アンド・リリースをされるからなのだろう。
湖辺には所々で倒木や小さな岩礁をまくことになるが、大きな支障はなく湖岸を歩くことが出来る。いよいよ西野水道による砂嘴が見えてくると折しも太陽が雲の下から黄金色の光を放ち始める。砂嘴を先端まで歩いてみる。その間に少し後から来られたnaojiroさんが水道のトンネルを越えて先に行かれる。どうやら砂嘴に寄り道をしていた我々に気がつかれなかったようだ。
西野水道を過ぎると途端に釣り人の人影は見当たらなくなる。湖岸の先には黒ヶ崎と呼ばれる岩礁地帯があり、ここを通過した記録がヤマレコでもネットでも見当たらなかったので、果たして無事、通過できるかどうかが問題であったが、難なく岩場を乗り越えることが出来る。湖辺の終点となる片山集落まではあとわずかだ。
再び空からは雲の下から顔を出した太陽が、黄金色の夕陽で湖岸を照らす。考えてみると刻々と変化する空と湖の色を眺めながら湖辺を歩くことが出来るというのはなんとも贅沢だ。
片山集落に到着し、湖辺を離れると太陽は急速に落ちてゆく。山本山への南西の登山口となる宇賀神社には車が十台ほど停められる駐車場がある。ここから出発すれば良かったのだが、除雪されていない駐車場に車を停めるのは難しいだろうと考えたのだった。
宇賀神社を回り込んで出発地の朝日山神社に向かうと道路の右手に見える伊吹山がローズ・ピンクに染まっているのだった。駐車場に帰還すると雪がかなり少なくなっているようだった。皆さんとお別れしてuriさんの車で米原に向かうと急速に夜のとばりが降りてくる。山歩きに湖辺歩きを充足した一日だった。
このレコを書いている現在、琵琶湖の水位はマイナス6cmらしい。水位が着実に上昇したのは先週の降雪のせいだろう。たかが4cmされど4cm、山梨子から有漏神社への岩礁地帯の通過は困難になっているかもしれない。
山本山から賤ヶ岳までのルートは、その標高から雪はそんなにないだろうと思っていましたが、しっかり積もっていたんですね〜。びっくりです。
29枚目写真、賤ケ岳山頂でぐったりするnaojiroさんの姿を見て、そのハードさが容易に想像できますね。
その苦労があってか、賤ケ岳山頂から見る山本山方面の山々の重なりもよりキレイに見えたのではないでしょうか?
琵琶湖の湖岸を歩いて戻れることも初めて知りました。
所々、岩がせり出す難所があるとは思っていましたが・・・
最近まで琵琶湖の水位が低下していたことが吉と出たようですね。
もっとも、自然を楽しむ皆さんなら計算ずくだったのでしょう
これからは雪解けで水位上昇していくでしょうから、その湖岸通りはしばらくお休みですかね
お疲れ様でした
※ヤマレコにアップしていませんが、実は僕も1月8日に近江高島駅から見張山→鳥越峰→岳山を周回しようと山に入りましたが、あまりの雪深さにあえなく撃沈して撤退しました。
ソロだと心が折れるのも早いもんです
疲れた足運びを晒してしまいました。健脚の皆さんに付いていけず老体に鞭打って歩きました。
湖岸歩きは前例記録が少ないと思います。重い冬靴なので難儀しました。砂場なら未だしもガレ場もあってフラフラになりながらも歩き通すことが出来ました。もうこんな所は歩かんと思いながら、夕陽が射し込む西野放水路の砂州では感動しました。
江越美国境も難なく歩かれるsimonさん、今期はレコが上がらないなと気になっておりました。次回のレコを楽しみにしております。
賎ヶ岳は標高はさほど高くないから積雪もそれほどないかと思っていましたが、山梨子との積雪の深さの違いからしてもわずかな標高差で驚くほど積雪が深くなることに今更ながらに驚きました。
それから湖辺を歩いた晩秋にはかなり水位が低かったのですが、年末年始の滋賀県における記録的な大雪のせいもあるにせよ、短期間の間に琵琶湖の水位は驚くほど変化することにも。今回の水位が湖辺を縦走することの出来るギリギリの水位だったかと思います。
私もこれまでの過去レコには雪山での撤退レコが数多くありますが、そのルートは早めに撤退して正解ですね。鳥越峰〜岳山の間は低山とは思えぬ峻険なアップダウンがありますが、ここはエスケープ・ルートがなかったかと思います。
今年はいくつか南越や敦賀の山に足を運びたいと思っております。また山の上でお遭い出来る機会がありますことを願っております。
湖岸を歩いて戻るなんて凡人ではなかなか思いつかないですよね。
流石ヤマネコさんなのです。
湖岸歩きは漣の音を聴きながら楽しく歩けました。(ヘロヘロでしたケド)
賤ヶ岳の山頂から眺める雪景色はしっとりと素晴らしいです。
西野隧道はあんなに素敵な所だったなんて発見でした。
大人な山歩き+湖岸歩き、ヤマネコさんらしい素敵なプランでしたよー🤗
寒波到来後ということで私はもっと雪があるものだと思っていて、山本山〜賤ヶ岳の稜線上の雪の少なさにビックリしました。
帰路の湖岸もやはり殆ど雪が積もって無かったので皆さん残念そうでした。しかし私自身はこの地に初めて訪れたので大変魅力的に思いました。神社も集落跡も神秘的です。
ただ湖岸に漂着した様々なゴミ、その量を目の当たりにすると、とても残念な気分に陥りました。
湖北だと凄い積雪だろうなと思いましたが、歩くのには問題のないレベルだったのですね。
賤ケ岳山頂からの琵琶湖の眺めはとても綺麗だった記憶がありますが、積雪期はまた違った綺麗さ
もあっていいですね。
ウリさんから湖岸を歩いたとお聞きしましたが、登山道じゃないんですね。岩を乗り越えたり捲い
たりと緊張を強いられる個所もあるようで。
でた〜ウリさんの親父ギャグ! って今回は無かったのかな? 「山本山」のお話は出てきましたけど。
同じ年代の方じゃなかったら、この「山本山」の話はスルーレベルなのかな〜
昔はテレビでよくCMが流れていました。山本陽子さんでしたね。ググったらギネス認定だって。
冬季は気になる「コハクチョウ」 この日は、湖北エリアで521羽確認されたとのこと。
歩かれた湖岸からは見えなかったようですね。
湖北では柳ヶ瀬の積雪は80cmぐらいあるのですが、賤ヶ岳が50cm、山本山で20cmといったところでした。根雪の有無と日照時間の問題で南に下るにつれ少なくなります。それと年末年始の寒波は小浜〜マキノ〜米原〜関ヶ原のラインが多雪でした。
ウリさんの親父ギャグは出ませんでした。何故なら山猫さんと私の気品が高いから白けるのを恐れておられるのです😆。地味にしんどくて余裕がなかったのかも。
コハクチョウは、もう少し南の水鳥センター辺りの湿地帯に多くいます。田んぼの落穂や水草がある所に棲んでいるようです。
上から読んでも山本山、下から読んでも。。。。
例のCM子供の頃よく見ました。
それであのCMの山本山は今回歩いた山本山だと思っていたおバカちゃんでした😅
冬になると朝我が家の上空をコハクチョウが列を成して鳴きながら翔んで行くのを目にします😉
山本山と聞けば、上から読んでも下から読んでも、でしょう!
そうですかCMの女性は山本陽子さんでしたか?美人さんでしたけど、当時可愛い少年だった私にはオバちゃんに見えました。
私のギャグはレベルが高すぎて多くの皆さんには心に響かないようですのでね、今回も控えめにしておきました。またベジさんとご一緒した際に本領を発揮したいと思っています。
でもnaojiroさんはめっちゃウケてる癖に面白そうな顔をしてくれない、少々意地っ張りなところがあるのですよ〜
何がギネス認定かわからないったので、私もググりましたが、専属モデルとして契約年数なんですね。ついでに山本山は元来、海苔店ではなく京都の宇治の老舗であったことを知りました。ちなみに宇治に山本山という山があるわけではなく、回文を意識して社名をつけたわけでもなく、茶園のことを山と呼ぶので山本山になったそうですね。
コハクチョウは水鳥ステーションまでもう少し足を伸ばせば見ることが出来たのでしょうが、この日は残念ながらその余裕はありませんでした。またの機会を伺おうかと思います。
面白いお話や情報などなどありがとうございます。
みなさんは、いつも綺麗な文章構成でコメントを書いておられ、特にウリさんや山猫さんの解説は小説を面白く読み進んでいる感じです。
そのような領域にはとても達せませんが、私のコメントを見ていると「変なところで改行」になっていることが多い。これが文章以前の話に感じてしまい見苦しい。
スマホやタブレットではなく、ヤマレコのコメントはパソコンで行っておりますが、ウインドウは27吋画面の7分程度にて使用しているんです。横に大きめに開いているとおかしくないのですが、表示幅が狭くなると変なところで改行している… 意識的に変な個所で「改行」しているのかな?
以前、ヤマレコの日記だったかで「スマホで見やすい書き方」とか見かけたことがあるのですが、パソコンとスマホ等では表示が違うとか… 書き方情報などいただけると嬉しいです。
hanabana31さんのコメントも、表示幅を変えても綺麗に整って表示されるんです。多分スマホで書いておられるんじゃないかなと想像するんですけどね。
naojiroさんもウリさんも山猫さんも、表示幅を変えても綺麗に整っているんですよね。
お時間のある時で結構ですので、ご教授いただけると嬉しいです。
今回のレコ、とても興味深く拝見させて頂きました。
前半の山歩き部分はもちろんの事、後半の湖岸歩きでスタート地点に戻るという素晴らしいルート工作には本当に感服してしまいました。
素晴らしい景色と雪面歩きを楽しみ、いにしえを偲びながらの湖畔を歩く。
体力的にはハード目だった様ですが、とても大人な素晴らしい山行だと思いました。
また、自分は若い頃、山梨子近辺の湖岸によく釣りに行っていたので、懐かしいなぁという気持ちも抱きつつ、レコを拝見しておりました。
皆さん本当にお疲れ様でした。
ウリさんとのレコをいつも面白おかしく拝見しています。
ルート取りはyamanekoさんのおかげです。抜群の知恵と感性をお持ちなので、老体に鞭打ちながら素晴らしい山行に同行させてもらってます。
湖北湖の辺の道は、山本山〜賤ヶ岳の湖北山岳コース、葛籠尾半島の奥びわ湖山岳コースがあります。
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/4009867.pdf
今期、上谷山に登られた際は江越美国境の絶景と、鈴鹿では味わえない雄大な秘境をお楽しみください。
旗を振りに行こうかな(笑)
ほんとこのコースは素晴らしいです。
それを考えられるヤマネコさんって凄いですよね。
そして今回のメンバーは皆様知的で大人な方達ばかり。
こんな素敵なメンバーの中にワチャワチャしたドンくさいオバサマが一人。。。😅
私がこのメンバーに入っている事が奇跡だと思うのであります。
ルートの創造性と言えばベジさんも相当なものですから、いつもご一緒した際には度肝を抜かれて悲鳴をあげることもしばしばですが、ヤマネコさんのお考えになられるルートもまた独創的で何とも魅力的なのです。
いずれにしても私はいつも引っ付いてゆくだけのお気楽ハイキングなのですが、折角お誘いいただいているのに、ルートの長大さや障害物などにメゲてしまって足手纏いになってはいけないと、体力と技量だけは伴っておきたいものだと思って日々鍛錬を続けているつもなのですよ。
ほう、魚釣りもされたとは初耳です。カーレースにどっぷりだったと思っていましたよ。もっと若い頃かな?
青春時代の思い出の地に再訪すると、胸が熱くなる思いがします。賤ヶ岳の山頂での思い出がそうなのですが、誰も関心が無いでしょうから私一人で感慨に浸っておりました。
ベジさんも久々に山梨子あたりに訪れて夕陽でも眺めてみて下さい。心がデトックスされますよ。
ここしばらく不運続きでベジさんとの山行予定が上手く実行できてませんが、また近々よろしくお願いしますね!
気品ある親父ギャグをたくさん準備しておきます😁
山行のたびにuriさんの口からbeggioさんの話題にのぼらないことはないのでお噂をよく耳に致します。
皆さんは過分な評価ではありますが、琵琶湖の湖岸で道がない区間のここは歩くことが出来ないだろうかと前々から思っておりました。実際には琵琶湖の水位が低下している時のみに歩くことが出来る季節限定の道であり、幻の道ともいえるかもしれませんね。
私は海辺の道もで、潮騒の音を聞きながら歩く海辺の道も好きなのですが、hanaさんが書かれているように潮騒とは違って琵琶湖の漣の音は周期が短く、なんとも柔和な音ですね。単調な景色が続きますが、他では味わえない光景と風情のあるところではないかと思います。
その際に、片山まで歩けたらいいなあって思っていたのですが、実際に行かれたんですね。今年は雪が多いので湖北は大変だろうなと思ってましたが、この時期に往復されて凄いです。
昨年の11/28に同様のコースを歩かれていたのを見落としていました。
有漏神社南の石積みは明治初期の米蔵の跡だったのですね。
縦走後の湖岸歩きは決して穏やかとは言えませんでした。単調になりがちな湖岸歩きは湖のさざ波で癒やされ、ガレ場や岩礁を乗り越えていると変化があって退屈を混じらわしてくれる‥。
なのですが疲れました。しかし砂嘴の疎林に夕陽が射し込み黄昏の世界に突入してからは疲れも心地よくなりました。翌日は筋肉痛でしたが達成感に満たされておりました。
有漏神社から片山間は、水位がプラスでなければ長靴持参が正解かもしれません。
m-kitさんの秋の記録を拝見させて頂きました。湖岸に迫る山の紅葉が好天・青空に映えて美しい、とても素晴らしい日に歩かれたのですね!
今回は雪化粧した湖岸と神社の風景に期待して訪れたのですが、雪は無くてもピンっと張り詰めた空気の中の冬枯れた情景は印象的に心に残りました。
歴史に疎く感性に乏しい私にとっては長くて単調な湖岸歩きがやはり退屈ではありましたが、ゴール間際にタイミングよく眺めることができたサンセットビューは頑張ったご褒美でしょうか。
山でもよく思うのですが、季節や時間によって表情が全く違うことには驚きますね。この湖岸線にもまた訪れたくなってしまいました。
レコ拝見させていただきました。
よく似たコースを歩かれた方がいらっしゃった事に驚きです。
湖岸歩きは私も気に入ってしまいました。
でも。。。今回のは私にはキツいコースでした💦
雪が無い時期ならばもう少し楽に歩けたのかな。
最後の夕日は皆様も言っておられますが頑張った私達への最高のご褒美でした。
夕日を眺めに西野水道から片山までの湖岸を歩きに行かれてもいいんじゃないでしょうか。
まぁm-kitさんであれば、端から端までの往復でも簡単でしょうけど😉
m-kitさんも検索されたことと思いますが、西野水道〜片山間は記録が見当たらないので、ここの通過は一抹の不安がありました。レコにも書きましたが、黒ヶ崎の岩礁帯が核心部となるであろうことは予想していましたが、ここが通過できなれければ高巻くかあるいは西野水道に引き返すか・・・すでに夕方の時間帯だったので引き返すと駐車地への帰還は日が暮れることになるか・・・と心配しておりましたが、実際にはそれは杞憂でした。
私達やm-kitさんが晩秋に歩かれた時には琵琶湖の水位が相当低かったはずですが、ここを歩く前には水位のチェックが重要だと思います。simonmasakiさんのコメントにあるようにこれからしばらくは水位が高いのではないかと思うので湖辺歩きは難しいかもしれませんね。
それから当然のことですが、山本山〜賤ヶ岳は標高や斜面、植生による積雪の変化が著しいです。標高200m以下や植林帯では少ないですが、賤ヶ岳への登りでは急に積雪が増えました。雪が少ないところでスノーシューへの負荷がかかったせいか、実は長年、愛用・・・というか酷使したスノーシューが遂に完全に破損して使えなくなってしまいました。その意味でも思い出に残る山行になりました。
※西野水道〜片山は後にコメントを頂いたy_yoneさんのレコがありました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3813862.html
こちら、長浜では、火曜からまた雪が降ってます。市街地はそんなに積もってないのですが、北の方や山ではたくさん降っているみたいですね。ロードネット滋賀でみてみると、余呉町中河内139cm、柳ヶ瀬87cm、菅並90cmでした。一昨年全然降らず、昨年も少なかったですけど、今年は雪山楽しめそうですね。
この時期、湖の辺の道を歩かれましたか。新聞で見ていると琵琶湖の水位も回復してきていて、秋に歩けたあたり歩けなくなっているんだろうなと思ってましたが、さすが、山なれた皆様、踏破されるのですね。流石です。
雪山やらないので、基本、冬ごもりですが、また皆様のレコ楽しみにしています。
西野水道〜片山の区間はyoneさんが12月に訪れておられましたね。レコを拝見しておらず失礼いたしました。yoneさんが歩かれた時は琵琶湖の水位がマイナス60cm以上だったと思うので、岩場も難なく歩くことが出来たかと思いますが、マイナス10cmの状態では水がかなり山際まで迫っているので、そのせいでゴミも多く目につくことになったのだと思います。
翌日、北陸本線を新疋田まで北上しましたが、余呉を過ぎると急に積雪が深くなりますね。下山した白谷のあたりでも70cmほどあったと思います。
ところで湖辺と書くと「みずべ」も読みますが、湖の辺は「うみのべ」になりますね。この読み方は滋賀の人以外にも膾炙しているか疑問ではありますが。
今回もヤマネコさんに魅力的なルートに導いていただきました。雪の尾根道を歩いて登り、帰りは湖岸を辿る、粋なことを考え付かれるものです。私はその恩恵にあずかるのみです😁
滋賀の(特に湖北の)大雪は、久しぶりですよね。生活に影響が出るのは困りますが、登山者にとっては喜ばしいことです。
私も雪山には全く関心がなかったのですが、2年前から少しずつ齧り始めて、ヤマレコで知り合えた山友さん達にアドバイスしていただきながらマイペースで楽しんでいます。真っ白な雪原・雪稜と真っ青な空の美しいコントラストには魅了されます。
またヨネさんとも雪山に限らずですが、山をご一緒させていただきたいものです。今年もよろしくお願いいたします。
yamanekoさんプロデュースの素敵な山旅でした。
私はただついて行くだけ〜😅
私も雪山なんて寒い、恐ろしいと敬遠していたのですが。。。
雪の山頂からの眺めは格別です。
と言っても体力もスキルも無い私は誰かについて行くか人が沢山入っている安全な雪山しか行きませんけどね😉
また冬が過ぎればご一緒させていただく機会があるかと思います。
よろしくお願いします🤗
湖岸のゴミが気になっていてます。回収した所でまた徐々に増えるのでしょうが‥。
有漏神社は高月町の氏子がおこないの神事をしていたそうですが、今は現地ではやっていないようです。
庄部谷山には2番目の風況観測タワーが立ちました。気になっているので状況を見たいところではあります。flatwellも気にしておられました。
コロナも第6派がやってきて大変になってきましたが今年もよろしくお願いします。
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