ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3938813
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

藤原岳 ファーストトレース作って山頂へ

2022年01月21日(金) ~ 2022年01月22日(土)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.4km
登り
1,081m
下り
1,145m

コースタイム

1日目
山行
4:20
休憩
0:00
合計
4:20
8:20
10
8:30
8:30
60
9:30
9:30
80
藤原岳四合目
10:50
10:50
40
11:30
11:30
70
12:40
2日目
山行
5:10
休憩
1:30
合計
6:40
7:30
30
8:00
8:30
10
8:40
8:40
30
9:10
9:10
10
9:20
10:10
40
10:50
10:50
40
11:30
11:30
30
藤原岳四合目
12:00
12:10
10
12:20
12:20
110
14:10
天候 1/21(金)曇り時々晴れ 強風
1/22(土)晴れ 微風
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<アクセス>
往路:自宅→名古屋(私鉄・地下鉄)
   近鉄名古屋駅→近鉄富田駅(近鉄)570円
   近鉄富田駅→西藤原駅(三岐鉄道)560円
三岐線は近鉄富田駅内にホームがあるがICカード利用不可の為、
一度、改札をICカードで出て、三岐線の切符を窓口購入する。
西藤原駅から大貝戸登山口まで徒歩10分。駅に水洗トイレあり。
復路:阿下喜駅→西桑名駅(三岐鉄道)510円
   桑名駅→近鉄名古屋駅(近鉄)450円
   名鉄バスセンター→自宅(名鉄バス)
大貝戸休憩所に足洗い場と水洗トイレあり。
下山時はトイレ工事中で利用できずでした。
大貝戸登山口から阿下喜駅まで徒歩1時間半。オススメしません。
こちらもICカード不可。切符自動販売機あり。自動改札通過可能。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
登山口にあり。古い公衆電話のボックスを利用しています。

<大貝戸休憩所〜8合目>
安定した傾斜のツヅラ折れとトラバースの登山道。
この日は3合目から安定した積雪あり。
6合目過ぎてから何らかの滑り止め要する雰囲気。

<8合目〜藤原山荘>
この日は積雪多く、風雪でトレース消えている状況。
スノーシュー・ワカンとルートファインディングも必須。
かなりの急傾斜でラッセルの体力も必要でした。
腰まで踏み抜くところも多々あり。
8合目からは入山者多い日、少ない日で技術度が大きく変化します。

<藤原山荘〜藤原岳〜山上台地>
雪がしっかりつけばスノーシューがベスト。
時折、腰まで踏み抜く場所あり。
山頂直下は比較的雪は締まっていてアイゼン装着がベスト。

<藤原山荘>
避難小屋。1階がテーブル&イスの土間、2階が板敷。
離れたとこの冬期利用可能な非水洗トイレあり。
三岐鉄道の手売り切符。自動改札ないから?厚紙でした。三岐線はナローゲージじゃないやつ。
10
三岐鉄道の手売り切符。自動改札ないから?厚紙でした。三岐線はナローゲージじゃないやつ。
麓から吹雪いていた西藤原駅。でも、明るいから何とか行けそう。
10
麓から吹雪いていた西藤原駅。でも、明るいから何とか行けそう。
西藤原駅。手動改札。ここで装備を整えて出発。
5
西藤原駅。手動改札。ここで装備を整えて出発。
大貝戸休憩所。
4合目付近。既に50センチ近い積雪がありそう。まだ樹林帯内で風の影響はない。
7
4合目付近。既に50センチ近い積雪がありそう。まだ樹林帯内で風の影響はない。
先行者は数人いる模様。
5
先行者は数人いる模様。
風はあるが青空も覗く。
11
風はあるが青空も覗く。
6合目付近はやや尾根寄りのトラバースと完全トラバースがあるんだけど、尾根近くは風雪で道埋まってる…
4
6合目付近はやや尾根寄りのトラバースと完全トラバースがあるんだけど、尾根近くは風雪で道埋まってる…
8合目。先行者はいるはずだけど、風雪でトレース消えてます。ここで引き返した人も結構いました。
6
8合目。先行者はいるはずだけど、風雪でトレース消えてます。ここで引き返した人も結構いました。
広くて安定してて8合目は装備を整えるのに最適な場所です。スノーシューは少し手前から装着。
7
広くて安定してて8合目は装備を整えるのに最適な場所です。スノーシューは少し手前から装着。
ラッセルしてく。
8
ラッセルしてく。
9合目から麓を臨む。下界はよく晴れています。
11
9合目から麓を臨む。下界はよく晴れています。
必死で歩く。
白っぽいのは風が強くて雪が飛んでいるから。雪庇も貼り出してます。
12
白っぽいのは風が強くて雪が飛んでいるから。雪庇も貼り出してます。
てくてくというにはラッセルばっかり。
8
てくてくというにはラッセルばっかり。
ここから急登すぎてしばらく画像無し。
7
ここから急登すぎてしばらく画像無し。
山上台地へ到着も強風〜。
9
山上台地へ到着も強風〜。
山頂は明日にしよう…強風のわりに見通しはよくて歩けないことはないが…
8
山頂は明日にしよう…強風のわりに見通しはよくて歩けないことはないが…
藤原山荘。
夕刻。東の方角が薄く染まっている。西からの日差しの反射かな。
8
夕刻。東の方角が薄く染まっている。西からの日差しの反射かな。
明けの明星。
月も綺麗でした。
16
月も綺麗でした。
翌朝。P1128を臨む。スノーシューは経年劣化で前日の登りでボロボロなのでアイゼン装着。
9
翌朝。P1128を臨む。スノーシューは経年劣化で前日の登りでボロボロなのでアイゼン装着。
同じく。月が残っていい感じ。
11
同じく。月が残っていい感じ。
雪は見極めて歩かないと踏み抜く。私は踏み抜きが少ないのであとを歩く人は楽だそうです。コツありますから…
12
雪は見極めて歩かないと踏み抜く。私は踏み抜きが少ないのであとを歩く人は楽だそうです。コツありますから…
向かう藤原山頂。このコルから登りになると締まって歩きやすいんですが。
11
向かう藤原山頂。このコルから登りになると締まって歩きやすいんですが。
山荘方面を振り返る。
10
山荘方面を振り返る。
風紋がすごく綺麗。奥は伊勢湾。きらきらしてる。
14
風紋がすごく綺麗。奥は伊勢湾。きらきらしてる。
雪庇と伊勢湾。
山頂付近。鈴鹿は全体的にガスってるっぽい。
9
山頂付近。鈴鹿は全体的にガスってるっぽい。
山上台地。養老多度の山並の向こうに乗鞍・御嶽・中央アルプス・恵那山が見えました。
10
山上台地。養老多度の山並の向こうに乗鞍・御嶽・中央アルプス・恵那山が見えました。
拡大で乗鞍・御嶽見えます。
7
拡大で乗鞍・御嶽見えます。
孫太尾根方面の雪庇。
10
孫太尾根方面の雪庇。
山上台地の端っこ、右の突端に三角点だっけな?
9
山上台地の端っこ、右の突端に三角点だっけな?
同宿だっワンコロ。言葉がわかるっぽい。
15
同宿だっワンコロ。言葉がわかるっぽい。
さてさて下って周辺ふらつきましょう。
7
さてさて下って周辺ふらつきましょう。
自分のつけたトレースは感慨深い。ここ以外を歩くとスノーシューでない限り踏み抜く。
7
自分のつけたトレースは感慨深い。ここ以外を歩くとスノーシューでない限り踏み抜く。
P1128へ向かいます。
6
P1128へ向かいます。
P1128から振り返って。自分でつけたトレース。
8
P1128から振り返って。自分でつけたトレース。
藤原山頂を臨む。
11
藤原山頂を臨む。
天狗岩とガスってるテーブルランド。
8
天狗岩とガスってるテーブルランド。
樹氷は西側についているとこが残っていました。天狗岩は残ってそうだけど、今日はパス。
12
樹氷は西側についているとこが残っていました。天狗岩は残ってそうだけど、今日はパス。
雪山堪能。
藤原山荘。山荘内除雪ししました。ドアきっちり閉めましょう。閉められないなら使用は遠慮しましょう。
17
藤原山荘。山荘内除雪ししました。ドアきっちり閉めましょう。閉められないなら使用は遠慮しましょう。
翌日は登山者多くトレースがっつり。めちゃ急だったんですね…
9
翌日は登山者多くトレースがっつり。めちゃ急だったんですね…
採掘しています。
6
採掘しています。
麓からの藤原岳。歩くと登った山の全景を楽しめるのは好きです。
14
麓からの藤原岳。歩くと登った山の全景を楽しめるのは好きです。
寄りみちして「うまいラーメンショップ」のネギチャーシュー。
14
寄りみちして「うまいラーメンショップ」のネギチャーシュー。
ちょっとレトロな阿下喜駅。大貝戸から徒歩約6キロ、1時間半。宿泊装備を背負ってはオススメしません…
10
ちょっとレトロな阿下喜駅。大貝戸から徒歩約6キロ、1時間半。宿泊装備を背負ってはオススメしません…
北勢線はナローゲージの珍しい路線です。大型ザックを置くのにやや狭いけど、乗客少ないからOK。
13
北勢線はナローゲージの珍しい路線です。大型ザックを置くのにやや狭いけど、乗客少ないからOK。

感想

雪の鈴鹿に再び登って泊まってきました。

麓から風雪。雪は多いだろうと万全で臨みました。
8合目付近からは風雪の影響でトレースが消え、
自身でのルートファインディングとラッセルです。
降雪後の平日は藤原でも結構厳しくて
この日は途中下山された方、山頂を諦めた方ばかりでした。
トレースがある状態を雪山と考えている方には厳しいでしょう。
ちなみにここでスノーシューは経年劣化のトドメを刺されました;
山上台地に登りつめると風が強く、一度山荘内へ。

山荘内はきちんとドアがされていなかったのか
多くの雪が吹き込んでいたので除雪をしました。
雪洞泊のつもりでスノーショベル等持ってきてたんですが、
ショベルを使う場所を山荘内に変更するという謎。
就寝時、シュラフを水没させてしまいましたが、爆睡でした…

翌朝、風は止み、アイゼンで山頂へ。
トレースがないので踏み抜きに注意して向かいます。
踏み抜かないコツを知ってると体力消耗しにくいのでそれで。
伊勢湾が綺麗なのと東への展望が素晴らしい日でした。
その後、P1128も散策して、雪洞掘ってから下山。
暇だし、阿下喜駅まで歩くことにしたら、
水没したシュラフが重くて地獄でした。オススメしません。

公共交通機関で宿泊装備のアクセスをやってみたわけですが…
周囲の方に気を遣う場面も多く、なかなか大変でした。
乗換の多い場面やお店や施設利用など結構厳しく思いました。
趣味にハマるとその目線だけになっちゃうので注意がいるなと。
マイカーアクセスは気を遣う場面が少ないのでやっぱり楽です。
縦走とか面白い山行は出来ると思いますけどね。

とりあえず鈴鹿は綺麗で厳しく楽しかったです。
ルートファインディングやラッセルも学びになりますしね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:309人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
藤原岳・山頂・天狗岩往復
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
藤原岳から鈴鹿山脈最高峰、御池岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
雪山ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
藤原岳、表道〜孫太尾根
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
藤原岳周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
藤原岳周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら