上川乗から浅間峠〜槇寄山〜三頭山〜数馬
- GPS
- 11:47
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,771m
- 下り
- 1,475m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バス停裏の有料駐車場(1日500円)に駐車。 下山時は数馬から西東京バスで数馬まで戻った。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高1000メートル以上は積雪あり 丸山〜槇寄山 北面、日影積雪あり一部圧雪 大沢山〜三頭山 積雪あるも雪が締まり大過なし 三頭山〜鞘口峠 積雪あり大部分圧雪で下りはアイゼン装着が無難 |
写真
感想
11日の百蔵〜扇山に続いて12日も連チャン登山。
連チャンということで無理をせず、当初の計画は笹尾根の浅間峠から槇寄山まで歩き富士山を見ながらゆっくり昼食を取って数馬に下るという予定だった。
とはいえ、のんびりコースでも登りはじめはヘッデン装着、暗闇じゃないと気が済まないのが我が家の山歩き。
ということで2日連続で2時半起床し3時半に自宅を出立。
高速で日の出ICに向かい、五日市街道から桧原街道経由で登山口の上川乗に5時前に到着。
バス停裏の有料駐車場に車を止めてまだ真っ暗な5時20分にスタート。
浅間峠までの登りは2回目なので、暗くても大まかなコースは記憶に残っている。
緩やかな九十九折れで尾根に出て小さな祠を過ぎたら尾根の右手をトラバース気味に上がり、バス停から1時間20分ほどで浅間峠に到着。
前回はここから生藤山方面に向かったが今回は右手に進路を取り三頭山方面に向かう。
20年ほど前に三頭山から浅間峠まで下ったことがあるが記憶はほとんど残っていない。
小さな登降を繰り返し日原峠を過ぎると一登りで土俵岳。
三角点と標識があるが展望はない。
土俵岳から先は時折圧雪が出現するようになる。
小棡峠の先で西原峠から来たソロの男性とすれ違い。この日初めての登山者との遭遇だが、我が家も早立ちだったがあちらもかなりの早立ちのようだ。とりあえず浅間峠を目指すが、できればその先を目指すとのこと。
土俵岳から約1時間で二番目のピークの丸山へ。ここも展望は得られず、小休止しただけで先へ向かう。
丸山から先は継続的に雪が残るようになるが北側でも圧雪やアイスバーンにはなっておらず、アイゼンは必要ない。
丸山からさらに1時間ほどで数馬峠に到着。
南側が大きく開け、浅間峠からはじめて展望が広がる。鶴川を挟んで権現山の稜線が東西に延び権現山の右手に富士が頭を出している。
数馬峠から先も雪が続くが大過なく西原峠を過ぎると一登りで今日の当初の目的地だった槇寄山に到着。
ここも南側が開け富士山の眺めがいい。
ベンチがいくつかおかれ三頭山から下って来たソロの男性が休んでおられた。
眺めもいいし、風もなくぽかぽか陽気、時間も11時で昼休みにはちょうど良い頃合いだ。
ところが嫁さんはやる気満々でまだ先へ行くと主張。
ちょうど郷原から登ってきた男性の『この後すぐに30人くらいの団体さんが来ますよ』という言葉が決定打となり、このまま三頭山に進むことに決まり。
トホホ・・・
小さな登降で緩やかに下った後、クメケタワという鞍部から大沢山へ標高差350メートルの登り。
二日続けての山歩きに加えて、バス停から約14キロ歩いて来ての登りはかなりきつい。ヘロヘロになりながら槇寄山から1時間20分で何とか大沢山に登り切る。
ここから先は雪かさが一気に増えるが雪は締まってる上にトレースもしっかりしており問題ない。
大沢山と三頭山の鞍部にある避難小屋でまで来たところで、山頂から下りてきた御夫婦と会話を交わすが、山頂は人がいっぱいでベンチに座って休むのは難しいとのこと。
ならば、富士山を眺められ、日当たりのいい避難小屋の外縁に腰を下ろして休む方が無難。
ということで避難小屋で昼食大休止。
気温は低いものの、風はなくぽかぽかの日差しに充てられてお尻に根が生えてしまったうえに、同じくここで休みを取られたソロの男性と山談義に花が咲き気がつけば1時間半の大休止に。
さすがにバスの時間も気になり出し慌てて西峰山頂へ。
2時を過ぎて山頂には誰もおらずひっそり。
富士山の展望が開け、北側も石尾根の眺めがいい。
そそくさと写真を撮って、御堂峠から中央峰へ。ここが三頭山の最高峰。さらに三角点のある東峰を踏んで鞘口峠へと下るが、出だしから圧雪が続く。
特に北側斜面は雪が完全に固まり、途中でアイゼン装着。
ところが私のアイゼンの爪の効きが悪く、鞘口峠まで1時間もかかってしまった。
都民の森からは奥多摩周遊道路と並行した沢沿いの道を下る。山と高原の地図では『やや荒れている』と書かれているが荒れるというほどのことはなく問題なく下れる。
都民の森から約45分、4時50分に無事数馬のバス停に到着。
バスの時間まで40分あったが、折り返しのバスが出発の30分前に到着してすぐに座ることができたので助かった。
最初にも書いたが、当初の計画では浅間峠から槇寄山までのつもりだったのが、元気な嫁の勢いに押されて三頭山まで足を延ばすことになった。
二日連チャンなうえにロングコースということで疲れはかなりのものになったが、一方で達成感も得ることができた。
嫁は翌13日も登るつもりだったが、さすがにそれは勘弁してもらった。
上川乗からは嫁さんが車を運転、高速の渋滞にもぶつからず8時前に無事帰宅。
大河ドラマに何とか間に合うことができた。
次の週末も予報はいいので、連チャンで山に行こうと思う。
候補としては権現山、大月から九鬼山、道志から朝日山辺りを考えている。
match1128さん
cafemikitaさn
2日続けて2時半起床、3時半出発ですか
気合い入っていますね。
三頭山〜 浅間峠を歩くとから三頭山まで赤線が繋がるので、私も笹尾根行きたいのですが、なかなか行けません。
雪の笹尾根もいいですね。
hamburg
普段の笹尾根はハイカーよりもランナーの方が多く、うっとおしいのですが、さすがの雪の時期はランナーもおらず安心して歩くことができました。
数馬から都民の森への連絡バスは3月まで運休中ですので、狙うとしたら春先でしょうか??
すっごいですね、お嫁様
2連チャンに飽き足らず、翌日も登りたいとは・・
ご夫婦で山登りできるのって良いですねぇ〜
我が家の場合はケーブル登山で歩きは1キロ以内と制限がありまして
羨ましい限りです
今週末もお天気良いので楽しそうですね
マコトさん、こんばんは
嫁さん正月太りでスカートがきつくなっているので、歩きたいようです。
今日は雪の予報でしたが、丹沢や箱根以外は山も雪は降らなかったようですのでこの週末も連発でかませそうです。
match1128さん
cafemikitaさん
初めまして。
お二人が三頭山避難小屋前で大休止中、13:18に通過した三人組です。「山頂はまだ混んでますか〜」とお尋ねされたので、「まだ混んでますよ〜」と仲間が応えましたが、その後随分とゆっくりされたのですね。
それにしても、ご夫婦で2日連チャンのロングコース、次の週末も連チャンの計画とは、スゴイですね。
では、またどこかでお会いしたら、よろしくお願いします。
hikeさんコメントありがとうございます。
haikeさんたちのすぐ後に来られたソロの男性と話が盛り上がり、1時間半も座り込んでいました。
また記事にあるアイゼンを持たない母親と高校生の男の子の二人組とも少しお話をしました。
あのお母さんはかなり山慣れた感じでした。
歩いている山域が重なっているのでまたどこかでお会いできるかと思います。
その節はよろしくお願いします。
お疲れ様でした。
私も夏に浅間峠から三頭山まで歩きましたが、最後の大沢山の登りがキツいですよね。
夏の笹尾根は眺望ゼロの上に蒸し暑いので余計にキツかったです^^;
Tristan_72 さん、コメントありがとうございます。
私は冬場でもヘロヘロになっていましたので、夏場なんて到底無理です。
どこかでお会いできるといいですね
「嫁は翌13日も登るつもりだったが、さすがにそれは勘弁してもらった。」
笑っちゃいました
でも、元気な奥さまの方がいいですよ〜
拙宅の1号隊員は、「寒い所に行くのはいや」と申して、駅前のスポーツジムばかりに行っています。
今回は最近のmatchさんにしては、随分と長距離かつ高低差ありでしたね。
murrenさんの新EK度数を算出したら、「46.28=日帰りとしては非常にきつい」との結果でしたよ。
hamburgさんではないけど、拙者も生藤山から先は未踏なので、歩いてみたいとの願望はあるんです。
今度、真似して歩いてみようっと。
隊長
隊長こんばんは。
同じコースを歩くにしても先に三頭山に登って下るほうが楽です。
生藤山から一気に三頭山はかなりきついと思うので、槇寄山辺りで分割して歩かれる方がのんびりできると思います。
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