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Yamareco

記録ID: 397980
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雪山ハイキング
奥多摩・高尾

氷瀑途中の百尋の滝 川苔山〜蕎麦粒山〜天目山(三ツドッケ)

2014年01月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:32
距離
19.5km
登り
1,908m
下り
1,697m

コースタイム

7:38 川乗橋BS
10:22 川苔山 10:40発
11:50 日向沢の峰
12:40 蕎麦粒山 13:00発
14:30 三ツドッケ
16:10 東日原BS
天候 快晴、若干の風
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路
JR奥多摩駅
徒歩で寺地まで〜川乗橋BS(西東京バス)

復路
東日原BS〜奥多摩駅BS(西東京バス)
JR奥多摩駅
コース状況/
危険箇所等
細倉橋〜百尋の滝まで
所々アイスバーン スパイクかチェーンアイゼンが便利
片側は谷川なので気をつけて

百尋の滝〜川苔山
高度を上げると雪の量が多くなります、踏み抜かなければ10cm程度

川苔山〜蕎麦粒山
トレースあります
桂谷ノ峰下りは急、アイゼンお勧め

蕎麦粒山〜三ッドッケ
トレースあります
泥濘と雪交互の少し歩きにくい場所
雪は割とついてますが腰まで埋まることはありませんでした
三ッドッケ手前の岩の尾根は露出しています

三ッドッケ〜東日原BS
ヨコスズ尾根は巻き道伝いに歩きましたが
一杯水避難小屋先からわずかな雪が霜で固められたアイスバーンが続きます
アイゼンかスパイクがお勧めです
ここだけは前爪があってもアイゼンを着けるべきでした

九十九折の道が見えたら凍結はありません
(1月19日現在)

※ルートは手書きです
一本早い電車で来たので寺地まで歩きました。
だんだん慣れてきて、堂々、手を上げてタクシーのようにバスを止めちゃいます。
一本早い電車で来たので寺地まで歩きました。
だんだん慣れてきて、堂々、手を上げてタクシーのようにバスを止めちゃいます。
登り始めでお地蔵さん、今日は一日どうぞよろしく
登り始めでお地蔵さん、今日は一日どうぞよろしく
あったかいとは言え、11月のみずがき山のような感じです
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あったかいとは言え、11月のみずがき山のような感じです
細倉橋が見えました。林道歩きは終わりです。
細倉橋が見えました。林道歩きは終わりです。
ところどころ水が停留する場所が凍っています
ところどころ水が停留する場所が凍っています
登り始めは枝打ちの行き届いた杉林
登り始めは枝打ちの行き届いた杉林
小滝に目を奪われます
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小滝に目を奪われます
木の橋も凍ってないと気が楽ですね^^
木の橋も凍ってないと気が楽ですね^^
木橋を超えると左を沢にした細い道、こんなふうに湧き水が凍っている区間もありました。ここは肝が冷えたなぁ
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木橋を超えると左を沢にした細い道、こんなふうに湧き水が凍っている区間もありました。ここは肝が冷えたなぁ
チビ滝、こんな流れは大好き
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チビ滝、こんな流れは大好き
プチ氷爆??
細い細い道を歩き通すと百尋の滝
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細い細い道を歩き通すと百尋の滝
本日の第一目的
上はまだまだ凍る気配なし
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上はまだまだ凍る気配なし
角度を変えて右から。こちらはバイル・・うーん、挿したらボロリといきそう
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角度を変えて右から。こちらはバイル・・うーん、挿したらボロリといきそう
シャワシャワの飛沫を浴びながら
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シャワシャワの飛沫を浴びながら
道から滝ツボまでは凍っているので歩いて近づけます
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道から滝ツボまでは凍っているので歩いて近づけます
さて、先があるので山頂めざします。小さな鳥居。つい寄って手を合わせる
さて、先があるので山頂めざします。小さな鳥居。つい寄って手を合わせる
ずっと沢で陽が当たらないのでお日さまは嬉しい
ずっと沢で陽が当たらないのでお日さまは嬉しい
雪、霜が凍ってアイスバーンです。登りは冬靴だと滑らないんですよね・・
雪、霜が凍ってアイスバーンです。登りは冬靴だと滑らないんですよね・・
一部渡渉がありますが、そこで道を見失っても顔をあげるとトレースが見えます
一部渡渉がありますが、そこで道を見失っても顔をあげるとトレースが見えます
こんなふうに
こうなるとツボ足で大丈夫
こうなるとツボ足で大丈夫
以前はこれがすごく急だと感じたのですよね・・
以前はこれがすごく急だと感じたのですよね・・
うーん、いい天気ではないですか〜!
うーん、いい天気ではないですか〜!
最後のひと登り!
最後のひと登り!
登頂〜!バスから降りた皆さんが早いので、つられて私も早かったー
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登頂〜!バスから降りた皆さんが早いので、つられて私も早かったー
富士山も穏やかに裾を広げてます
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富士山も穏やかに裾を広げてます
奥多摩の山々、お化粧綺麗
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奥多摩の山々、お化粧綺麗
隠れていますが、少し角度を変えると江の島が見えます
隠れていますが、少し角度を変えると江の島が見えます
川苔の山頂で蕎麦粒山方面に向かうtekapoさんとお会いしました。すっすと骨盤を立てて歩く様子に山慣れの度合いが判ります
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川苔の山頂で蕎麦粒山方面に向かうtekapoさんとお会いしました。すっすと骨盤を立てて歩く様子に山慣れの度合いが判ります
この青と白のコントラスト!!
この青と白のコントラスト!!
あの三つのお山が三ツドッケかな
あの三つのお山が三ツドッケかな
ところどころ、日当たりが良くて雪が全くついていない場所もあり
ところどころ、日当たりが良くて雪が全くついていない場所もあり
日向の峰だったかな〜、岩出てきた
日向の峰だったかな〜、岩出てきた
時々ざわざわと木を揺らして風が通り抜けます
1500mで12mの予報、そんなに強くなかったけれど一度は手袋を替えました
時々ざわざわと木を揺らして風が通り抜けます
1500mで12mの予報、そんなに強くなかったけれど一度は手袋を替えました
トレースはばっちり
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トレースはばっちり
そして、蕎麦粒山^^
指導標はあちこちにあって迷いません
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そして、蕎麦粒山^^
指導標はあちこちにあって迷いません
蕎麦粒山から関東平野〜
tekapoさんが晴天率の話をしてくださいました。
そうですよねー・・晴れているって素晴らしい
蕎麦粒山から関東平野〜
tekapoさんが晴天率の話をしてくださいました。
そうですよねー・・晴れているって素晴らしい
真ん中のお山から白い筋が伸びている、あれを歩いてきました。嬉しい。
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真ん中のお山から白い筋が伸びている、あれを歩いてきました。嬉しい。
そしてこの時間でもすっくりと見える富士
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そしてこの時間でもすっくりと見える富士
三ツドッケ、またの名を天目山
本日の最高峰♪
いや〜、歩いた〜!
三ツドッケ、またの名を天目山
本日の最高峰♪
いや〜、歩いた〜!
天目山山頂直下。泥濘です。
天目山山頂直下。泥濘です。
これは宿題
天目山からの下りは時間が押しているのと、凍った道の下りでいっぱいいっぱいで写真がありません。
ようやく雪のない杉林についてほっ
天目山からの下りは時間が押しているのと、凍った道の下りでいっぱいいっぱいで写真がありません。
ようやく雪のない杉林についてほっ
九十九折りを繰り返し降りて民家の脇を通ります。
どっちに行けばいいのかわからないくらいの看板はすぐそこ、そしてバス停です。
思わずハイタッチ!!
九十九折りを繰り返し降りて民家の脇を通ります。
どっちに行けばいいのかわからないくらいの看板はすぐそこ、そしてバス停です。
思わずハイタッチ!!

感想

最初は百尋の滝の凍り具合を見て川苔から鳩ノ巣におりようか・・
うーん、それじゃ勿体ない。
蕎麦粒山から鳥屋戸尾根にしよう。

百尋の滝はまだ完全氷爆ではありませんでしたが、2月の冷え込みで氷が期待できそうです^^
しばし滝ツボで遊んでから川苔山へ。
恐らく同じバスだった5名の方、そしてあとからぱらりと4名ほど。
山の天気では大きくバッテンがついていても人気の山なんですねー!

さて、みなさん鳩ノ巣に降りるとのこと、どちらに行かれますか?とお声かけしてみたら
同じ方向に進まれるtekapoさん。
一緒に、と言ってくださいました。
東京に出張とのこと。ならばできたら三ツドッケまで行きたい。
足引っ張らないように頑張ろう。

稜線に出ると流石に風の勢いもあり、いつもの軽装から一枚着込み、手袋も冬山用にチェンジ。
しかし・・暑い。
すぐに元の軽装に戻ったことは言うまでもありません。

ずっと青空が広がる中、富士山をず〜っと左手に従えた縦走は快適そのものでした。
人も少ないし、景色もいいし、幸せ〜、最高^^
きもちい〜い!

三ツドッケ手前で一杯水に降りずに稜線をラッセルです。
しかし、ラッセルは殆どtekapoさん。
かわります!と果敢に言ってはみたものの、私のラッセルは殆ど斜度が変わらない(汗;;
ありゃりゃ〜

相変わらずのドンクササを発揮しながらも三ツドッケ登頂♪
ここはおまわりさんに助けていただいた思い出の場所でもあります。
お昼ご飯を食べて、あったかいテルモスのお茶で一息ついて、下ります。
tekapoさんは10本爪。

私は・・迷いましたが12本爪を出さずに降りました。
これは失敗で、下りはやはりアイゼン必要でした。
岩ミックスの雪を歩くなら、練習と思いきればよかったのですが、こういうところがまだまだです。

そして、バス停。
やった〜〜〜〜!!間に合いました。
思わずハイタッチ。
一人ではできなかったかもしれない縦走。思い出深い奥多摩山歩きになりました。

tekapoさんのレコはこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-397766.html


温度,風
気温が下がり風が強いとの予報でしたが、
途中の稜線でマイナス6度(一緒に歩いて下さったtekapoさんの情報).
一杯水避難小屋でマイナス5度と予想より冷え込みませんでした。


☆歩荷
ピッケルを置いてきたので8kg
さすがに軽かった
ウェアリング 今回省きます。

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コメント

pokoroさん こんばんわ〜(^O^)/
お疲れ様でした
遠くに行かなくても近くに雪山ありましたね
今回は心強いパートナーの出現で良かった良かった

それから日向沢ノ峰から蕎麦粒山に向かっている途中で、細身の快速ハイカーとすれ違っている筈なんですが・・・
覚えてませんか?
僕のライバルのkozyさんですよ
2014/1/20 23:03
Re: pokoroさん こんばんわ〜(^O^)/
niini兄さん、心強いパートナーさん、ホントに^^

キュッキュという雪部分もあって、奥多摩侮りがたし、これに樹氷があればな〜。
アップダウンがあってなかなか良いコースでした。
歩いた奥多摩の道が大分繋がってきました。
御岳〜大岳〜鋸山と繋げたら、後は石尾根?

kozyさん、恐らくすれ違っています。すす〜っと歩いておられた方かなぁ。
どこかでお会いするまで楽しみにしています^^
ライバルなんですね。健脚ライバル!?
2014/1/21 7:10
お疲れ様でした〜
う〜ん、私のレポと違って読んでいてその時の状況は良く伝わってきます。
やっぱりレポはこうでなくては・・・(笑)

ちょっと長めの日帰り縦走路、おかげさまで楽しく歩けました。
奥多摩の他のコースなども楽しく聞かせてもらい、
ますますこのエリアが好きになりました。
生まれも育ちも大阪の私、富士山をずっと見ながらの山歩きって、
本当に贅沢な気持ちです。

またどこかでお会い出来ますように・・・
2014/1/20 23:06
Re: お疲れ様でした〜
tekapoさん、おはようございます。
tekapoさんのしっかりした足取りはとても勉強になりました。
道々お話してくださったテーピングも真似てみます^^

奥多摩の、谷側の急傾斜のご指摘、やはり新鮮な目だと気付きが違うのですね。
私はこれが「山道デフォルト」と思っていました。
杣道はもう少ししっかりした場所が使われていて、
これは恐らく山菜取りやキノコ採りの生活路だったのか・・

富士山、新鮮ですよね。
私もまだ嬉しいです(笑)

せっかく大阪から出張中の山行き、奥秩父も行けそうなところがあるので
運転できたらご案内したい、と今回初めて免許を持たないことが歯がゆく感じました。
私でも登れる金峰山、みずがきの360度の俯瞰をお見せしたいです。
まだ、どちらもピッケル、前爪要りません。

お時間があれば是非!
2014/1/21 7:23
プロフィール画像
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