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Yamareco

記録ID: 3998648
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

冬の谷川岳一ノ倉岳茂倉岳縦走(土合から土樽へ)

2022年02月12日(土) ~ 2022年02月13日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:25
距離
18.2km
登り
1,814m
下り
1,887m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:32
休憩
0:38
合計
6:10
10:05
6
10:13
10:13
6
10:39
10:39
5
10:43
10:43
6
10:49
10:49
24
11:13
11:13
18
11:32
11:32
27
11:58
12:04
24
12:28
12:29
21
12:51
12:51
15
13:06
13:14
3
13:16
13:17
25
13:42
13:49
19
14:08
14:08
39
14:47
14:51
8
14:58
14:58
79
16:18
2日目
山行
1:57
休憩
0:00
合計
1:57
16:18
98
10:32
10:33
19
10:52
天候 初日 晴れ時々曇り
2日 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
土合駅から出発。モグラ駅が下り線だとは思ってなくて速攻疲れる。
土樽駅では1時間半待ち。
コース状況/
危険箇所等
・一ノ倉岳まではバックカントリーの方々によるトレースあり。茂倉岳手前の鞍部分よりノートレース。
・茂倉岳以降は巨大な雪庇。雪の自重によりクレバスが多数発生。ストックで叩きながら歩くも埋まっていたのに一回落ちた。深いので約2.5mほど。
・茂倉岳避難小屋は分からず通り過ぎてました。完全に埋まっており掘り起こし不可。
・避難小屋〜矢場の頭まではルート少し悩む。ピークをトラバースすると北側急斜面なので基本的に直登しました。
こっちがモグラ駅か
2022年02月12日 09:54撮影 by  SH-RM12, SHARP
3
2/12 9:54
こっちがモグラ駅か
思ったより人がいない
2022年02月12日 10:52撮影 by  SH-RM12, SHARP
1
2/12 10:52
思ったより人がいない
よーく見ると上は大行列
2022年02月12日 11:08撮影 by  SH-RM12, SHARP
3
2/12 11:08
よーく見ると上は大行列
みんな頑張って登ります
2022年02月12日 12:11撮影 by  SH-RM12, SHARP
4
2/12 12:11
みんな頑張って登ります
肩の小屋とオジカ沢・万太郎
2022年02月12日 12:45撮影 by  SH-RM12, SHARP
2/12 12:45
肩の小屋とオジカ沢・万太郎
トマは大盛況
2022年02月12日 13:00撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 13:00
トマは大盛況
オキの耳に手作りの標ありました
2022年02月12日 13:05撮影 by  SH-RM12, SHARP
3
2/12 13:05
オキの耳に手作りの標ありました
目指す一ノ倉岳と茂倉岳
2022年02月12日 13:17撮影 by  SH-RM12, SHARP
2
2/12 13:17
目指す一ノ倉岳と茂倉岳
今日は風が無い
2022年02月12日 13:17撮影 by  SH-RM12, SHARP
2/12 13:17
今日は風が無い
あー素晴らしい景色
2022年02月12日 13:31撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 13:31
あー素晴らしい景色
前方にはBCグループと一ノ倉
2022年02月12日 14:29撮影 by  SH-RM12, SHARP
2/12 14:29
前方にはBCグループと一ノ倉
トレースは自分のみ
2022年02月12日 14:50撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 14:50
トレースは自分のみ
こう見えて茂倉岳山頂
2022年02月12日 14:50撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 14:50
こう見えて茂倉岳山頂
茂倉岳避難小屋はどこかな
2022年02月12日 14:51撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 14:51
茂倉岳避難小屋はどこかな
これを感じたかった
2022年02月12日 14:55撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 14:55
これを感じたかった
じゃーね茂倉岳
2022年02月12日 14:55撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 14:55
じゃーね茂倉岳
パカパカ割れてる
2022年02月12日 15:22撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 15:22
パカパカ割れてる
こりゃ落ちるわな
2022年02月12日 15:22撮影 by  SH-RM12, SHARP
2
2/12 15:22
こりゃ落ちるわな
大学生?たち
青春時代にこの経験はうらやましい
2022年02月12日 15:54撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 15:54
大学生?たち
青春時代にこの経験はうらやましい
雪の木
2022年02月12日 16:00撮影 by  SH-RM12, SHARP
2/12 16:00
雪の木
奇跡のテント泊適地
2022年02月12日 16:42撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 16:42
奇跡のテント泊適地
最高だ。来てよかった
2022年02月12日 16:43撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 16:43
最高だ。来てよかった
木を活かしてテントを止める
2022年02月12日 16:44撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 16:44
木を活かしてテントを止める
降りてきた山
2022年02月12日 16:59撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 16:59
降りてきた山
日が落ちてもなぜか全然寒くない
2022年02月12日 17:43撮影 by  SH-RM12, SHARP
7
2/12 17:43
日が落ちてもなぜか全然寒くない
夕食は簡素に
2022年02月12日 17:52撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 17:52
夕食は簡素に
雪洞用のロウソクを灯す
2022年02月12日 18:28撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/12 18:28
雪洞用のロウソクを灯す
上は真っ白
2022年02月13日 08:39撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 8:39
上は真っ白
唯一見えた上。武能岳方面
2022年02月13日 08:45撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 8:45
唯一見えた上。武能岳方面
ついに標が見えた
2022年02月13日 08:46撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 8:46
ついに標が見えた
下はもふもふ
2022年02月13日 09:01撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 9:01
下はもふもふ
新雪の下りは気持ちよい
2022年02月13日 09:46撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 9:46
新雪の下りは気持ちよい
下山完了。ここは駐車場だそうな
2022年02月13日 10:01撮影 by  SH-RM12, SHARP
3
2/13 10:01
下山完了。ここは駐車場だそうな
高速のパーキング
2022年02月13日 10:03撮影 by  SH-RM12, SHARP
2
2/13 10:03
高速のパーキング
清水トンネル
2022年02月13日 10:36撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 10:36
清水トンネル
小さな雪の回廊
2022年02月13日 10:36撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 10:36
小さな雪の回廊
ここを抜けて
2022年02月13日 10:38撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 10:38
ここを抜けて
本当にここかという道を進むと
2022年02月13日 10:51撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 10:51
本当にここかという道を進むと
土樽駅に到着
2022年02月13日 10:52撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 10:52
土樽駅に到着
お疲れさまでした
2022年02月13日 10:53撮影 by  SH-RM12, SHARP
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2/13 10:53
お疲れさまでした

感想

南アルプス敗退からはや数日。雪山が恋しくなり、前に検討していた土合から土樽への谷川岳縦走をしてみようと行ってきました。


土合駅に降りるとモグラ駅側だった。なんとなく登り線にあると思ってたのですぐに登山。ベースプラザまでは歩いて15分位で到着。

尾根が見渡せる位置まで登ると見た事の無い人の数。白い斜面にキレイに人が連なっています。肩の小屋からオキの耳までは街にいるかの様な賑やかさ。

オキの耳に着きましたが山頂の標が埋まっておりよく分かりませんので雰囲気で登頂。
ここから一ノ倉岳へは一気に人が減り、前方にバックカントリーのグループのみが見える。

一ノ倉岳もよくわからないまま登頂。バックカントリーの方々はここから湯桧曽川沿いに滑るそう。この斜面は気持ちいいだろうなぁ。
茂倉岳手前の鞍からはトレースが無くなり自分のみ。茂倉岳に登るにはせり出した雪庇を越えて登るしかない。少し恐いが楽しさが上回る。
ここは雪洞掘るのに適していた。樹林帯は抜けているが東斜面で吹き溜まりになっていた。下りながら「あそこに雪洞掘ればよかった」と思ってました。

茂倉岳ももちろんよくわからないまま登頂。南側に巨大な雪庇があり山頂に近づきにくいので、山頂は踏んだと言い聞かせトラバース気味に進む。
茂倉岳避難小屋を掘り起こして泊まろうかなと考え歩いていたが、気づいたら過ぎていた。GPSのログ見ると真上を通過していたので、掘り起こしは不可能だと判明。そのまま進む。

小屋から矢場ノ頭手前のP1683がここの核心な気がする(逆ルートなら登り口〜矢場ノ頭の急ラッセルか)。
雪の自重によりクレバスが多数あるので、ストックで叩いて割れ目を確認しながら歩く(一回落ちましたが)。
深さは最大2.5mほどですので頑張ればどうにかなる。
左の南側は雪庇で近づけないが北側は急なのでこれまた悩む。基本的にはピークは直登で通過しとけば行ける。緩いのは北側トラバースで回避。
P1683を登った所でまさか人に出会う。男女5人組パーティーでたぶん大学生山岳部っぽい。やっぱ山岳部や山岳会のキビキビ登る人たちってのはカッコいいな。

小屋以降雪洞掘ろうと思っていたが適地が見つからずこのまま降りきろうかなと考えていたら、矢場ノ頭手前で数年に一度レベルのテント適地が見つかる。
テントよりわずかに広い空間で木が四隅に生えている奇跡の場所。興奮してそのままここにテントを張りテン泊としました。
ここは万太郎山から谷川岳の尾根が目の前に広がる絶景ポイント。酒を飲みなが無音で夕日が沈むのを眺める。来た甲斐があったな。

夜19時以降何度か爆撃音が轟く。よく聞くと花火を打ち上げているようです。30分間隔で上がっていました。残念ながら花火自体は見えませんでしたので音だけ。

翌日は終始曇り空。
矢場ノ頭で標を見つけてピークに登ったのを感じる。
あとは急な斜面を昨日の大学生?グループが付けてくれたトレースをたどる。ワカン着用で脛ラッセルでしたのでさぞ大変だったと思います。ラッセルありがとう。
下山トレースを外れ新雪を下りたのであっという間に下山となりました。


今回は荷物軽くしようかと思いましたが、せっかく身体も出来てきたので21kgでセット。やはり自在に動けるのはこの位なんだと実感。
やっぱ雪山は楽しいなー。
もう少し吹雪いたのも期待してはいましたが、これはこれで楽しかった。
あーもうすぐ厳冬期が終わってしまう。
次に行くところを選ばねば。

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