霞沢岳西尾根
- GPS
- 10:04
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,589m
- 下り
- 1,614m
コースタイム
天候 | 晴れ後高曇り(2日とも) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。トレースばっちり。 ただし、2,530m地点の雪岩ミックスの急登の登下降は慎重に。 トレースない場合は時間に余裕をもって。 |
その他周辺情報 | (温泉) 坂巻温泉:日帰り入浴600円、柔らかくて良い泉質でした。 (食事) 十字路:ボリューミーで美味しい。メニューが多過ぎて選べない💦 |
写真
感想
当初の予定が変わり3人に。
新人さんお二人雪山経験者なので、お二人がまだ行った事無さそうなルートでわたしでも大丈夫そうなルートは…
誰の希望ルートにも入っていなかった(笑)霞沢岳西尾根。
山頂へ続く稜線上で見られた景観は素晴らしかった。
先行の方々のトレースに感謝でした。
無かったら前回同様ラッセルで楽苦しい山行になったかと(KJKEIJIさんはその為の気合の軽量化だったそうですが…笑)。
上の岩場は適度に岩が出ていてカチカチな所もなくロープ出さずクライムダウンでお二人共危なげなく。
実際蹴り込めば一発で決まるし快適。
体力気力満々のお二人には物足りなさが残った様子だけれど、メンバー内で最も弱いわたしのゆっくりペースで(これを崩すとバテる…)、ラッセル無くて初日の歩行時間が短くなったのもあり、思ったよりも重荷になった割に疲れの残らない山行(*^^*)
帰りのお風呂は坂巻温泉再訪でこちらも良かったー。
ご一緒頂きありがとうございました
テン場メモ
一番最初に来た時と同じ所(1970m付近)に張った。
丁度お会いしたソロの方は上で雪洞掘れるかな…行ったそうだけど今回は不向きだったそう。
2段位下も4テン張るには好位置(かなり下…)。
張った所から急登をもう一段上にも左右で4テン+2テン張っていた模様。
更に上だと少人数テントの適地。
TambaさんにCLやってもらって雪山へ。当初は三連休で焼岳も予定してたけど、大雪による高速道路通行止を警戒して、出発を1日遅らせて霞沢岳テント泊のみに変更。
霞沢岳は初めて。北アルプスにはよく行くけど、なかなか登らない山。夏道とは違い雪山は西尾根から。
車は坂巻温泉に停めさせてもらい、西尾根の入山口まで歩く。が、これがとにかく長い。4kmくらい。半分以上はトンネル。特に釜トンネルが11度の登りで地味に辛い。登山口着いた時点でそこそこの疲労感。
1,500m地点からいざ入山。すぐに尾根に上がる急登。トレースはばっちり。ラッセルありがとうございます。
その後も結構な急登が続き、1,900m越えたあたりからテン泊適地を探す。最初の場所もすごく良かったけど、翌日に備えてもう一段上の場所に適地を見つけてテント設営。トイレも製作。
が、まだお昼くらい。トレースばっちりだったので予定よりだいぶ早く到着し、時間はたっぷり。このコンディションなら日帰りもできたかもだけど、せっかくなのでポカポカテント内で雪から水をたっぷり作ってのんびりして、早めの宴会して早々に就寝。
2日目は4時に起床。1時間で準備できると思ってたものの予想より手間取り、出発は5時半過ぎ。軽身で山頂を目指す。
テント場からさらに急登を一段上がったところに複数のテント適地。だけど、テント担いでここまで上がるのはキツいかも。
その後も快調に標高を稼ぎ、いよいよ核心部の雪岩ミックスの岩稜帯の急斜面へ。雪付きもよく、アイゼン、ピッケルがよく効くので、問題なく無事通過。
下山時も注意して降りれば大丈夫。
あとは前方に穂高岳、左手に笠ヶ岳、後方に乗鞍岳と御嶽山、焼岳などなどを眺めながらの素晴らしい眺望の稜線を山頂まで。
厳冬期とは思えない恵まれたコンディションで無事登頂。天気は青空から高曇りに変わったけど、景色もサイコーでした。
この後の坂巻温泉までのトンネル歩きがまたながいんだけど。。
ご一緒いただいたCL Tambaさん、KJKEIJI、楽しかったです。ありがとうございました。また行きましょうね。
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