雪の稜線から大展望 武奈ヶ岳
- GPS
- 05:00
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 931m
- 下り
- 997m
コースタイム
-11:10御殿山11:20-12:00武奈ヶ岳(昼食)12:55-13:35御殿山13:40-15:00登山口
-15:10駐車場
天候 | 晴。午後から徐々に曇に。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
橋を渡ったバス停のそばに公衆トイレがありますが紙切れでした。 要注意ですね(笑) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から標高570m平坦地までは雪融けの泥濘と圧雪が凍った氷の繰り返し。 万が一、滑って尻もちでもつくと悲惨な目に遭いそうでした。 その先の急斜面は残雪がしっかりついていて軽アイゼンをつけました。 846mピークから先は快適な雪山散歩が楽しめます。 |
写真
感想
先週の日曜から風邪気味で、ついに一昨日はダウン。
昨日はゲホゲホいいながらもなんとか20時まで勤務し、体調もやや回復気味。
仕事漬けの「会社人」の頃だったら今日の山行なんて絶対にあり得ないのですが、
今は公私どちらも大事な「社会人」。
朝起きてみると何とかなりそう。ダメだったら日曜蒲団蒸しになって治しちゃえ。
ということで、雪のありそうな比良の最高峰武奈ヶ岳に向かったのでした。
2週間前には雪景色だった京都も湖西もまったく無雪。
花折トンネルを抜けてようやく道路脇や山肌に雪が目につき始めました。
登山口から杉林の中をジグザグに登り始めるとすぐに道は雪融けのどろどろに。
びっちゃべっちゃとイヤな足音をたてて登っていきます。
そのうち、泥濘と圧雪が凍った氷が入り混じるようになり、緊張感たっぷりのトラバース。
846mピークへの登りからは雪の斜面。軽アイゼンをつけて登ります。
登山口で+2℃の陽気に加えまったくの無風。
暑くてジャケットは早々に脱ぎ、シャツも脱いで、
Tシャツ1枚になっても汗が噴きだしてきます。
体がだるく足に力が入らない感じなのは、やっぱり風邪ひきの半病人で仕方ない?
御殿山の手前から武奈ヶ岳が見え始め、テンションが上がります。
(見えているのはコヤマノ岳へのジャンクションピークで、頂上はその向こうなのですが)
ワサビ峠に下りて雪の斜面を登り返すと一面雪の広い稜線。
右手にはコヤマノ岳の斜面に木々が織りなす幾何学模様がおもしろく、
その向こうにちょっと霞んだ琵琶湖。
左には朽木谷を挟んで若狭まで重畳と連なる雪の山々。
振り返れば御殿山の向こうに雪を頂いた蓬莱山が聳える。
ワサビ峠から急に吹き始めた寒風が程よく冷たく、
快適な雪山散歩を楽しみながら武奈ヶ岳を目指します。
頂上からは360°の大展望。
琵琶湖側に張り出した雪庇の下に陣取って、
ぽかぽか陽気の中、いつもどおりのカップ麺とおにぎりの昼食がちょっと贅沢に思えた、
のんびりと素晴らしい山行でした。
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