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Yamareco

記録ID: 402851
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山(厳冬期の南アへ。薬師だけ)

2014年02月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:40
距離
20.5km
登り
1,770m
下り
1,755m

コースタイム

5:10夜叉神登山口(1380m)-6:10夜叉神峠6:20-7:55杖立峠-9:05火事場跡9:20-10:10苺平-10:55南御室小屋-(途中昼食)-13:20薬師岳(2780m)-14:40南御室小屋-15:25苺平-15:50火事場跡-16:25杖立峠-17:10夜叉神峠-17:45夜叉神登山口

※標準コースタイム(夏道)よりかなりのタイムオーバーです。予定していた観音岳にはいけませんでした。
※参考までに昭文社の標準コースタイム(夏道)を下に記しておきますので、ご活用ください。夏道でもかなり時間がかかります。

<昭文社の標準コースタイム(夏道)>(昼食30分含む)
5:00夜叉神登山口(1380m)-6:00夜叉神峠-8:00杖立峠-10:00苺平-10:30南御室小屋11:00-12:30薬師岳(2780m)-13:15観音岳(2840m)-13:50薬師岳-14:00南御室小屋-14:40苺平-15:50杖立峠-16:40夜叉神峠-17:20夜叉神登山口
天候 ■夜叉神峠入口 0℃ 晴れ 無風
■薬師岳 0℃ くもり 風速15〜20m(体感です)
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
夜叉神峠入口までの道にはほとんど雪はありません。凍結箇所がわずかですがあります。スタッドレスをおすすめします。
コース状況/
危険箇所等
■全体として
 この時期、もう少し登山者がいるかとおもいましたが、土曜日の一番手だったので、ラッセルを強いられました。人の多い金峰山、雲取山、谷川岳と違い、この時期の鳳凰三山は雪山フル装備が必須です。スノーシュー(ワカン)がなければ、もう少し早くの撤退を余儀なくされたと思います。帰りがそうだったのですが、しまった雪になって歩きやすそうに見えても、ツボ足やアイゼンだと各所で踏み抜きます。これがかなり疲れます。
 また、南御室小屋〜薬師小屋の間を除いて、全体としてリボンは少ないです。踏跡がない場合には、ルートがわかりにくい箇所もあります。
 以下に細かな状況を示しますが、気象条件はいうにおよばず、行きと帰り、入山者数によっても、刻々と変化します。ご参考まで。

■夜叉神登山口〜杖立峠 装備:<登り>軽アイゼン&ストック <下り>ツボ足
 登山口の最初から凍結しています。登り始めてすぐに軽アイゼンを装着しました。踏跡はわずかに確認できました。

■杖立峠〜火事場跡 装備:<登り>スノーシュー&ストック <下り>ツボ足
 杖立峠の手前の北側の斜面の直線の登山道から、トレースがなくなりました。雪も深くなってきたのでスノーシューに履き替えました。ところどころ、行先が不明瞭になり、ルートファインディングを余儀なくされる場面も。GPSと地図を活用しました。

■火事場跡〜南御室小屋 装備:<登り>スノーシュー&ストック <下り>ツボ足
 火事場跡からは一段と積雪量が増えます。regさんと交替でラッセルを余儀なくされました。「上から誰か降りてきてくれないかなあ〜〜」と願っていたところ、5〜6名の青年の団体が下山してきてくれて、助かりました。火事場跡と苺平の中間くらいだったと思います。

■南御室小屋〜薬師小屋 装備:<登り>スノーシュー&ストック <下り>ツボ足
 急坂ですが、青年の団体が前日にアタックしてくれたおかげで、ところどころ踏跡が残っていました。森林帯とはいえ、強風ですぐにトレースがなくなります。帰りは、私たちのトレースがなくっている箇所も多数でした。ただ、この間は、木にマーカーがされており、道迷いの心配はありません。

■薬師小屋〜薬師岳 装備<登り>ツボ足&ピッケル <下り>ツボ足&ピッケル
 岩場、雪が飛んでいる砂場、積雪箇所と足回りの選択が難しい箇所です。しかも、強風で、おそらく風速20m近くあったのではないでしょうか。ツボ足で、お守りとしてアイゼンをもって、薬師岳を目指しました。
約1時間で夜叉人峠に到着。夜明け前の白峰三山です。
2014年02月01日 06:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 6:18
約1時間で夜叉人峠に到着。夜明け前の白峰三山です。
歩いていると日の出を迎えました。
2014年02月01日 06:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 6:47
歩いていると日の出を迎えました。
だんだんトレースがなくなってきて、雪が深くなってきました。
2014年02月01日 07:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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だんだんトレースがなくなってきて、雪が深くなってきました。
ここでスノーシューをセットします。もってきててよかった。
2014年02月01日 07:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 7:11
ここでスノーシューをセットします。もってきててよかった。
regさんは、はじめてのスノーシューでしたが、すぐにコツをつかんだ模様。
2014年02月01日 08:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 8:41
regさんは、はじめてのスノーシューでしたが、すぐにコツをつかんだ模様。
火事場跡に到着しました。
2014年02月01日 09:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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火事場跡に到着しました。
火事場跡からは、雪の量が増します。ルートファインディングも少し難しくなります。
2014年02月01日 09:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 9:27
火事場跡からは、雪の量が増します。ルートファインディングも少し難しくなります。
場所によっては膝までのラッセルを強いられ苦戦気味。交替で先頭を行きますが、この状態だと苺平が限界か・・・・ 無念。
2014年02月01日 09:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 9:38
場所によっては膝までのラッセルを強いられ苦戦気味。交替で先頭を行きますが、この状態だと苺平が限界か・・・・ 無念。
とその時、上方から5〜6名の青年の団体が。神様、仏様、青年団! 南御室小屋に宿泊していたそうです! これで希望が持てます!
2014年02月01日 09:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 9:47
とその時、上方から5〜6名の青年の団体が。神様、仏様、青年団! 南御室小屋に宿泊していたそうです! これで希望が持てます!
トレースもあり、快調に進みます。あと、もう少しで南御室小屋です。
2014年02月01日 10:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 10:37
トレースもあり、快調に進みます。あと、もう少しで南御室小屋です。
南御室小屋の手前で、金峰山がみえる場所。う〜〜ん、青空だけどなにもみえない!
2014年02月01日 10:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 10:41
南御室小屋の手前で、金峰山がみえる場所。う〜〜ん、青空だけどなにもみえない!
南御室小屋到着。トイレをお借りします。
2014年02月01日 10:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 10:47
南御室小屋到着。トイレをお借りします。
ラッセルを強いられて、大幅にタイムロスしたので、南御室小屋での休憩なしで進みます。
2014年02月01日 11:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 11:50
ラッセルを強いられて、大幅にタイムロスしたので、南御室小屋での休憩なしで進みます。
でも、案の定のシャリバテ。岩陰にて、regさんの「薬師うどん」(このとき命名)を食します。うまかった〜〜〜!
2014年02月01日 12:15撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 12:15
でも、案の定のシャリバテ。岩陰にて、regさんの「薬師うどん」(このとき命名)を食します。うまかった〜〜〜!
食事のあと、元気回復。この坂を上れば、森林限界!
2014年02月01日 12:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 12:42
食事のあと、元気回復。この坂を上れば、森林限界!
でた〜〜! 白峰三山! 近い! この景色のために頑張ってきました。
2014年02月01日 12:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 12:50
でた〜〜! 白峰三山! 近い! この景色のために頑張ってきました。
ここでストックをピッケルに持ち替えます。稜線はあまりに強風です。
2014年02月01日 12:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 12:56
ここでストックをピッケルに持ち替えます。稜線はあまりに強風です。
雪原ではありません。薬師小屋です。完全に埋没。森林限界からは、吹き溜まりと砂場と岩場が混在しています。
2014年02月01日 13:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:06
雪原ではありません。薬師小屋です。完全に埋没。森林限界からは、吹き溜まりと砂場と岩場が混在しています。
富士山が薄い! 岩の横ですが見えるでしょうか?
2014年02月01日 13:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:21
富士山が薄い! 岩の横ですが見えるでしょうか?
あと少しで、薬師岳。regさんの顔が強風を物語っています。帽子は風でとばされちゃいました!(奇跡的に救出できましたが)
2014年02月01日 13:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:22
あと少しで、薬師岳。regさんの顔が強風を物語っています。帽子は風でとばされちゃいました!(奇跡的に救出できましたが)
登頂成功。この日、私たち以外の唯一の登頂者の方に撮っていただきました。
2014年02月01日 13:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:23
登頂成功。この日、私たち以外の唯一の登頂者の方に撮っていただきました。
白峰三山をこれほど綺麗にみえる場所があるでしょうか!
2014年02月01日 13:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:24
白峰三山をこれほど綺麗にみえる場所があるでしょうか!
この日、薬師岳から見えた山々の紹介。まずは八ヶ岳。これまた薄いですね。
2014年02月01日 13:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:25
この日、薬師岳から見えた山々の紹介。まずは八ヶ岳。これまた薄いですね。
仙丈ケ岳。さすが女王。
2014年02月01日 13:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:25
仙丈ケ岳。さすが女王。
北岳。バットレスがすごいことに。
2014年02月01日 13:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:25
北岳。バットレスがすごいことに。
間ノ岳。今年は縦走で会いにいくからね。
2014年02月01日 13:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:26
間ノ岳。今年は縦走で会いにいくからね。
農鳥岳。あなたも待ってて。
2014年02月01日 13:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:26
農鳥岳。あなたも待ってて。
しばらくすると青空が見えてきました。右が仙丈ヶ岳、左が北岳。
2014年02月01日 13:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:51
しばらくすると青空が見えてきました。右が仙丈ヶ岳、左が北岳。
最後に鳳凰三山の最高峰、観音岳。観音岳までの天の道を歩きたいけど、タイムリミットなので今日は諦めます。また行きます!
2014年02月01日 13:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:27
最後に鳳凰三山の最高峰、観音岳。観音岳までの天の道を歩きたいけど、タイムリミットなので今日は諦めます。また行きます!
薬師小屋へと下っていきます。砂交じりの強風が吹きつけます。風さえなければ、まさに天国!
2014年02月01日 13:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:33
薬師小屋へと下っていきます。砂交じりの強風が吹きつけます。風さえなければ、まさに天国!
薄い富士山ともお別れです。regさんちょっと素敵。
2014年02月01日 13:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:46
薄い富士山ともお別れです。regさんちょっと素敵。
帰りはツボ足でスピードアップ。でもところどころ踏み抜きます。これが結構、体力を消耗させます。
2014年02月01日 14:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 14:37
帰りはツボ足でスピードアップ。でもところどころ踏み抜きます。これが結構、体力を消耗させます。
火事場跡前の開けた場所。行きはラッセル祭りでした。帰りは比べものにならないくらい歩きやすい。
2014年02月01日 15:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 15:45
火事場跡前の開けた場所。行きはラッセル祭りでした。帰りは比べものにならないくらい歩きやすい。
日没間近な白峰三山。火事場跡より。
2014年02月01日 15:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 15:51
日没間近な白峰三山。火事場跡より。
いそがないと日が暮れてしまします。
2014年02月01日 16:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 16:58
いそがないと日が暮れてしまします。
最後は日没後の白峰三山。夜叉神峠から。ありがとう南アルプス! 楽しませてもらいました。
2014年02月01日 17:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 17:11
最後は日没後の白峰三山。夜叉神峠から。ありがとう南アルプス! 楽しませてもらいました。
撮影機器:

装備

個人装備
ツエルト(2人用)
救急セット
ヘッドライト
PETZL ZIPKA PLUS2
非常用防寒シート
手袋・フェイスマスク
1
予備
インナー
1
ユニクロ フリース
ステンレスボトル
1
THERMOS FEK-800
ガスカートリッジ
1
PRIMUS IP-110
バーナー
1
PRIMUS P-153
イグニッションスチール
1
カートリッジホルダー
1
PRIMUS P-CH
コッヘルセット
1
snow peak
手拭・ハンカチ・ティッシュ
1
地図・コンパス
1
高度計・時計
1
Suunto Core Glacier Gray
GPS
1
GARMIN etrex20
カメラ
1
OLINPUS TOUGH TG-1
無線機
1
STANDARD VX3
非常食
2
カロリーメイト
携帯食
飴など
1.5L
ワカン
1
MSR LIGHTING ASCENT もしくはエキスパートオブジャパン SN16
トレッキングポール
1
Helinox LB130
ピッケル
1
GRIVEL EVOLUTION 68
アイゼン
1
GRIVEL G12 ニューマチック

感想

■いつも気になる山。鳳凰三山
 甲府盆地に住んでいると、この時期、真っ白な南アルプスの存在感はすごいです。北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山。甲斐駒ケ岳。悪沢岳、赤石岳、聖岳。
 そして、脇役かもしれませんが、さりげなく自己主張してるのが鳳凰三山です。少々天候が悪くても、金峰山と同様に鳳凰三山はたいてい見えます。鳳凰三山の薬師岳や観音岳の岩も、地蔵岳のオベリスクも、どこからでも確認できます。日常的に挨拶できる、いつもきになる(きにできる)山です。
 また、鳳凰三山の魅力は、下界からみる山容と登頂時とのギャップです。地味な南アルプスの山にもかかわらず、その稜線にいけば、ここは天国かと思わせるような別世界があります。山には、下界で見るほうが魅力的な山と、山頂に立ったほうが魅力的な山があると思いますが、鳳凰三山は明らかに後者です(前者の代表は富士山!?)。この鳳凰三山のすばらしさを、私は、両親と体験しました。

<鳳凰三山(天の道がどこまでも)>2012年11月10日(土) 〜 2012年11月11日(日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-253268.html

 厳冬期の北岳や赤石岳は手も足も及びませんが、鳳凰三山ならなんとかいけるのではないか。そして、あの天空の稜線の魅力を冬バージョンで体験できえるのではないか。そう思い、regさんを誘って、いけるところまでいってみるということにしました。13時を目途に撤退することにして、今回は雪山フル装備で臨みました。
 
■ラッセルを強いられる。
 この数日は積雪もなく、土曜日で天気予報もよかったため、もう少し登山者がいるとおもっていましたが、それが間違いでした。まさかの雪山一番手。杖立峠の手前からは、トレースもなくなってきました。積雪がなくても、強風で踏跡がすぐになくなってしまうんですね。
 火事場跡からは、さらに積雪量が増え、場所によっては膝までのラッセル状態。森林帯でないところは、ルートファインディングも少し難しかったです。GPSと地図を確認。regさんと交替で先頭をかわりながらラッセル祭りの苦行を行っていました。「行けて、苺平までかな〜〜〜。上から誰か降りてきてくれないかな〜」と叶わぬ夢をおもいながらラッセルしていたところ、突然、救世主が。5〜6名の青年たちが上方から降りてくるではありませんか。感謝感激です。青年たちにお礼をいって、思わずregさんと握手をしてしまいした。
 本格的なラッセルは、今回が初体験でした。思った以上に体力の消耗があり、下りには完全に足にきていました。山歴も2年に入り、通常ですと筋肉痛はほとんどありませんが、翌日は筋肉痛でした(涙)。現在、筋肉痛でヤマレコ書いています。
 目標としていた、観音岳には行けませんでしたが、regさんにも「天の道」の一部を味わってもらえたと思います。厳冬期の南アルプスを楽しめた一日でした!

薬師うどん(名前のつけようがなかった普通のうどん)

材料 男2人分
玉うどん 3玉
揚げ玉 1袋
生卵 3つ
乾燥わかめ 適量
七味唐辛子
めんつゆ 適量

作り方
1 めんつゆとお湯をまぜて沸騰
2 玉うどんをぶっこんで、さらに加熱
3 途中でわかめを入れる
4 仕上げに揚げ玉をのせて、生卵を落とす
5 加熱しながら食べる

冬はあったかいうどんがおいしいですねー。
yama-ariさんが生卵を気に入ってくれたので、
これからも卵ケースが活躍しそうです。

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コメント

初めまして
厳冬期の薬師岳、お疲れ様でした。
自分も近々行く予定でしたので、とても参考になりました。ありがとうございましたm(_ _)m
2014/2/2 18:37
Re: 初めまして
メッセージありがとうございます。
薬師岳に行けたのも、いろんな条件が重なった結果です。
青年団が降りてこなかったら、アウトでした。
成功か敗退か。それも雪山の醍醐味ですかね。
このレコがmakoto7675さんのお役に立てたならば、うれしいです。
観音岳まで行けるといいですね。鳳凰三山の成功をお祈りしています。
2014/2/2 19:01
お疲れさまでした
興味深く拝見しました。
来週、同じコースをテント泊で予定しています。
お尋ねしたいことがあります。
南御室小屋の水場はいかがでしたでしょうか。
よろしくお願いします。
2014/2/2 22:31
Re: お疲れさまでした
chiroro_ さんへ。
すみません。小屋に水場の看板はありましたが、実際の様子は確認していません。
せっかくのお問い合わせなのに、良い回答ができず申し訳ありません。
ただ、前日は5〜6名のグループが小屋泊されたようですし、
当日の下りには、3組のテント泊の方とすれ違いました。
このレコをみて、水場の様子をご回答くださればいいのですが・・・・
2014/2/2 23:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
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体力レベル
4/5

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