記録ID: 4047472
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積雪期ピークハント/縦走
日高山脈
狩勝峠〜佐幌岳〜稚空知山
2022年03月01日(火) ~
2022年03月02日(水)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,439m
- 下り
- 1,431m
コースタイム
天候 | 3/1 曇時々雪 3/2 晴→曇→雪→曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
日高の稜線を繋いでいく上で、起点と終点をどこに設定するかは課題の一つだった。
全山縦走の北側の起点としては、芽室岳か日勝峠を選ぶ人が多いようだ。ある程度の標高と、日高らしい山容を保っているのがその辺りまでだから、というのが理由なのだろうか。でも、それより北側にも名のあるピークは続いている。佐幌岳の北にある稚空知山が名のあるピークとしては北限と思われ、その先は標高700m台の丘のような地形が続いた後、大雪山系の下ホロカメットク山に繋がっている。
そんなわけで、できる限り端から歩きたい自分としては稚空知山を起点にすることにした。
狩勝峠から稚空知山までは往復24kmほどの行程となり、雪の状態次第では日帰りでは届かない可能性が高い。そこで佐幌岳の避難小屋を活用して1泊で行ってみた。
佐幌岳の避難小屋は日高の稜線上にある唯一の小屋で、貴重な存在かもしれない。冬山で風雪を凌げるありがたみは大きいし、テン泊に比べたらとても快適だった。ただ、薪ストーブは煙突に煤か氷雪が溜まって詰まっている?せいか、煙がすべて小屋内に充満してしまうので使えなかった。あと、夜中に食料の袋をガサガサと漁るような音がしていた。ネズミか何かがいたのかもしれない。
佐幌岳〜稚空知山の稜線は標高1000m前後ながらも小ピークがいくつもあり、アップダウンが多く、深いラッセルになる場所もあって長い道のりだった。それでも、厳冬期らしい景色を楽しめたし、山中で一夜を明かして見る朝日は格別だった。もう少し雪が締まってきたら狩勝峠の南側も繋いでみようと思う。
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