十勝と日高を繋ぐ/D尾根から狩勝峠まで
- GPS
- 80:00
- 距離
- 43.5km
- 登り
- 2,119m
- 下り
- 2,749m
コースタイム
4/6: 晴れ C1 7:00 - 下ホロピーク 9:30 トラバースして林道11:00/12:15 - 標高点778東C2 15:45
4/7: 晴れ C2 6:20 - 稚空知山 10:45 - 佐幌岳避難小屋 C3 16:00
4/7: 晴れ C3 5:50 - 佐幌岳 6:00 - 狩勝峠 下山 9:00
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
感想
D尾根から始まり下ホロ、稚空知山を経て狩勝峠まで歩く。
入山前日、特急カムイで旭川まで、富良野線で上富良野まで行ってバスで十勝岳温泉にC0
初日のD尾根、化物岩付近で視界なくなりツェルトで時間待ち。その後やや回復、八つ手のコル少し下くらいまでスキー(シーアイゼン)で行けた。主稜に上がると体がふらつくほどの爆風。三峰から原始ヶ原への滑降は真っ白な大斜面、時折ホワイトアウトになると、滑っているのか止まっているのかわからない錯覚に陥る。C1は原始ヶ原らしいタンネの森、薪も豊富。
2日目は良い天気、境山とのコルを経由して下ホロ目指す、1480くらいまでスキーで行けた。ピークには空身で往復。これまで遠くから、いろんな方向から見ていた下ホロにようやく立てた。シーデポに戻り、時計回り135度の円弧状斜滑降、三点鎖線を超えたあたりから斜面下方へと滑る。林道を少し歩いたあと、目印のない平坦な尾根をひたすら南に磁石をきって進む。左右から入り込む緩い沢型が、位置確認の目安になる。今夜も焚火、お湯をガンガン作り喉を潤す。
3日目も快晴、稚空知が近ずくと尾根がはっきりしてきて磁石を見る回数が減る。今日も暑い、焚火で作った水を後生大事にペットボトルに入れて運ぶが炭臭い。よく見ると茶色に濁っていて細かいゴミがいっぱい浮遊している。ウェ、こんなもの飲んでたのか。ピーク越えると三葉虫みたいなスノーシュートレースがいっぱい。佐幌岳まで2,3回シール外した。小屋は薪ストーブがあり快適そのもの、異臭のないお湯を飲みまくる。
4日目、狩勝峠に向けてガリガリ斜面を滑るが時間がたつと雪緩みザラメとなる。峠の自販機でペットボトルを飲むと、もういいやという気になり下山。当初は新得まで歩く予定だった。ここからのさらなる南下は次回に。タクシーで新得に、新得駅ではつい最近廃線になったばかりの根室本線のメモリアル写真を展示していた。
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