上ホロカ〜下ホロカメットク山(ニコロ山まで)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 2,350m
コースタイム
5/4 C1(6:00)→カミホロ(8:00-20)→境山(10:20-30)→下ホロ北東斜面Co1280(14:40)C2
5/5 C2(6:00)→下ホロ(7:50-8:15)→C2戻り(9:15-40)→湿原に出る(10:50)→シイ十勝川林道に出る(11:50)→ニコロ山への尾根へ取付き(13:50)→ニコロ山(15:10)→チカベツ川林道(17:20)
天候 | 5/2 晴れ 5/3 高曇り 朝 -1℃ 境山頂上 8℃ 西風局地的に強く吹く 5/4 高曇り 朝 3℃ 下ホロカ頂上 11℃ 西風吹く |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
残雪を繋いで表十勝から裏十勝へ。今季最後?のシーハイル!
雪は例年になく少なかったが、色々な要素で楽しめた3日間。
1日目、好天。スキーでD尾根に取りつく。Z谷から新Dへ午後の緩み雪を伝って楽に登ることができた。新Dを天場に富良野岳を眺めながらのんびりと日向ぼっこ。D尾根、何年振りだろう?
2日目、高曇り。局地的に爆風。朝、氷化したD尾根からカミホロへ。カミホロ直下から滑降を開始。境山コルまでの広い雪原はカリカリとスキーで横断。追い風を受けているので平らになっても立っているだけで進んでいく。楽ちんだ。境山の登りでは一転、シーソラプチ川から尾根越しに強烈な吹き上げ。乱流となって行手を阻む。正面突破を試みるも、タコ踊りで敗退。後方半回転ひねりで何度か倒される。なんとか頂上東側の斜面へ回り込んで頂上を踏むことができたが、耐風姿勢で這いつくばっている時間の方が長く感じた。境山からはシーソラプチ川一ノ沢を滑る。南面だが沢筋の雪は繋がっていた。ザラメ雪を快調に飛ばし、原始ヶ原の東の端に出る。下ホロへは境山との広いコルを経由し、雪がいくらかでも多く残っていそうな北東側斜面へ回り込む。途中トムラとオプタテが正面に見える素敵な天場を見つけたので、泊まることに。原始の森で半日、焚火三昧。キンドー氏曰く、やっぱりGWはこれだよな〜。
3日目、高曇り。下ホロは天場から残雪を繋いでアタック。途中からシーデポ、アイゼンでハイ松の薄い部分を突破していく。結局、ルートは頂上から東に切れ込んでいる沢筋が一番良かったようだ。いつでも登れると思っていたらなかなか機会が巡ってこなかった下ホロの頂上、ようやく立てた。以前、頂上から斜滑降をし続ければ何周して麓まで下りられるか試してみよう、などとと思っていたが、この雪の少なさでは到底できそうにない。シャバ雪の斜面を思い思いに滑降後、裾野の原始林と湿原帯をシイ十勝川まで横断。雪面はかろうじて繋がっていたが、笹トラップに苦しんだ。所々雪が切れた林道を経由し、根性でニコロ山を踏んでからは完全に雪が無くなった。前途に絶望しながらシートラで背丈以上ある笹薮を漕ぐ。夏場よりは薄いものの、必死になって標高を落とす。ようやく下りの尾根筋まで出ると、何と!ブル道が尾根末端まで縦横無尽に刻まれていた。ラッキー。雪解けのぬかるみでシーズン終わりの兼用靴をドロドロにして下山。
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