ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4074773
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

前鉢伏山+鉢伏山 牛伏寺から

2022年03月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:01
距離
15.7km
登り
1,057m
下り
1,047m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:18
休憩
0:40
合計
6:58
距離 15.7km 登り 1,057m 下り 1,067m
5:28
93
7:01
10
7:11
47
7:58
8:01
2
8:03
18
8:21
8:35
14
8:49
16
9:05
5
9:10
9:21
4
9:25
18
9:43
4
9:47
9:52
34
10:26
105
12:11
12:16
8
12:24
12:26
0
12:26
ゴール地点
天候 快晴 風やや強 気温+3℃〜15℃
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野市内からR19経由で約90km、2時間で登山口のある牛伏寺(松本市)着。
牛伏寺参拝客用駐車場に車を停めさせていただきました。
(牛伏寺交通アクセス↓)
http://gofukuji.or.jp/access.html
コース状況/
危険箇所等
登りは尾根コースから、下りは沢筋コースへ。
沢筋コースの急な下り斜面には木製階段が設けられていますが、朽ちて崩れかけた箇所があったり段差が落葉に隠れていたりして油断禁物です。
朝5時半、牛伏寺駐車場発。
ヘッデン点けてスタートしましたが、30分もしたら明るくなりました。
2022年03月12日 06:03撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8
3/12 6:03
朝5時半、牛伏寺駐車場発。
ヘッデン点けてスタートしましたが、30分もしたら明るくなりました。
しばらくは里山のいい雰囲気。
日陰には凍った部分が残っています。
2022年03月12日 06:08撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4
3/12 6:08
しばらくは里山のいい雰囲気。
日陰には凍った部分が残っています。
尾根を境に雪のあるなしがくっきり。
2022年03月12日 06:37撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
5
3/12 6:37
尾根を境に雪のあるなしがくっきり。
尾根上部は凍結した堅雪。
途中からチェーンスパイクを装着しました。
2022年03月12日 06:54撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
6
3/12 6:54
尾根上部は凍結した堅雪。
途中からチェーンスパイクを装着しました。
登り始めて1時間半、沢筋コースとの分岐。
立派な大木。ブナ権現というそうです。
2022年03月12日 07:06撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
11
3/12 7:06
登り始めて1時間半、沢筋コースとの分岐。
立派な大木。ブナ権現というそうです。
ブナ権現から6、7分で牛伏寺分岐。
カラマツ林を抜けて、
2022年03月12日 07:19撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8
3/12 7:19
ブナ権現から6、7分で牛伏寺分岐。
カラマツ林を抜けて、
冬季閉鎖中の車道に合流。
鉢伏山との間には深い谷が横たわっており、左から大きく回り込むルートになっています。
2022年03月12日 07:45撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
17
3/12 7:45
冬季閉鎖中の車道に合流。
鉢伏山との間には深い谷が横たわっており、左から大きく回り込むルートになっています。
休憩舎か山小屋?が見えてきました。
あの辺りが車道の終点のようです。
2022年03月12日 08:00撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
15
3/12 8:00
休憩舎か山小屋?が見えてきました。
あの辺りが車道の終点のようです。
休憩舎の奥に分岐標識。
左方の前鉢伏山へ。
2022年03月12日 08:06撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
10
3/12 8:06
休憩舎の奥に分岐標識。
左方の前鉢伏山へ。
この先踏み抜きが多発。
背負ってきたスノーシューを投入しました。
ただの重しにならずに済みました。
2022年03月12日 08:12撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
19
3/12 8:12
この先踏み抜きが多発。
背負ってきたスノーシューを投入しました。
ただの重しにならずに済みました。
正面に見える前鉢伏山までは、緩いアップダウンの平原歩き。
2022年03月12日 08:14撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
14
3/12 8:14
正面に見える前鉢伏山までは、緩いアップダウンの平原歩き。
昨日以前のものらしき踏み跡。
ツボ足では踏み抜き多く苦労しそうです。
2022年03月12日 08:17撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
7
3/12 8:17
昨日以前のものらしき踏み跡。
ツボ足では踏み抜き多く苦労しそうです。
分岐から15分程で、標高1836ⅿの前鉢伏山山頂。
奥には北アルプス・常念岳と、
2022年03月12日 08:22撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
23
3/12 8:22
分岐から15分程で、標高1836ⅿの前鉢伏山山頂。
奥には北アルプス・常念岳と、
正面には美ヶ原高原・王ケ頭の鉄塔群が望めます。
2022年03月12日 08:46撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
17
3/12 8:46
正面には美ヶ原高原・王ケ頭の鉄塔群が望めます。
オニギリ休憩のあとは分岐に戻って鉢伏山へ。
2022年03月12日 08:51撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
9
3/12 8:51
オニギリ休憩のあとは分岐に戻って鉢伏山へ。
山頂までは盤石なトレース。
踏み抜きの心配もありません。
2022年03月12日 09:00撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12
3/12 9:00
山頂までは盤石なトレース。
踏み抜きの心配もありません。
分岐から20分弱で、標高1928mの鉢伏山山頂着。
2022年03月12日 09:08撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
18
3/12 9:08
分岐から20分弱で、標高1928mの鉢伏山山頂着。
真っ平らな雪原を先に進むと展望台。
山頂標識もありました。
さっきの場所より1ⅿ高い1929ⅿとなっています。
2022年03月12日 09:12撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
24
3/12 9:12
真っ平らな雪原を先に進むと展望台。
山頂標識もありました。
さっきの場所より1ⅿ高い1929ⅿとなっています。
展望台裏のベンチからは松本平と北アルプスが一望できます。
霞みがちですがいい眺め。
2022年03月12日 09:15撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
15
3/12 9:15
展望台裏のベンチからは松本平と北アルプスが一望できます。
霞みがちですがいい眺め。
静かな山頂を満喫して下山開始です。
2022年03月12日 09:33撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
10
3/12 9:33
静かな山頂を満喫して下山開始です。
分岐近くの鉢伏山荘(冬季休館中)に寄ってみました。
山頂部の緩やかな傾斜を眺めながらゆっくりするのも良し。
2022年03月12日 09:50撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
10
3/12 9:50
分岐近くの鉢伏山荘(冬季休館中)に寄ってみました。
山頂部の緩やかな傾斜を眺めながらゆっくりするのも良し。
駐車料金500円、トイレ利用は200円だそうです。
それとは別に入山料が300円。
維持管理のためと言われれば協力は惜しみませぬ。
2022年03月12日 09:54撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
7
3/12 9:54
駐車料金500円、トイレ利用は200円だそうです。
それとは別に入山料が300円。
維持管理のためと言われれば協力は惜しみませぬ。
下山ルートからは高ボッチ山が遠望できました。
2022年03月12日 10:06撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
13
3/12 10:06
下山ルートからは高ボッチ山が遠望できました。
車路を離れて牛伏寺分岐を通過。
ブナ権現の先の分岐は左に折れて、沢筋コースから下ることにします。
序盤はゆるゆると下っていきますが、
2022年03月12日 10:33撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4
3/12 10:33
車路を離れて牛伏寺分岐を通過。
ブナ権現の先の分岐は左に折れて、沢筋コースから下ることにします。
序盤はゆるゆると下っていきますが、
途中からは急傾斜の下り坂に。
木製階段は朽ちて崩れかけていました。
2022年03月12日 10:48撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
6
3/12 10:48
途中からは急傾斜の下り坂に。
木製階段は朽ちて崩れかけていました。
落葉や雪で足元は不明瞭、左下は沢地形。
足を引っかけての転倒滑落には要注意です。
2022年03月12日 10:53撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
6
3/12 10:53
落葉や雪で足元は不明瞭、左下は沢地形。
足を引っかけての転倒滑落には要注意です。
ノスタルジックな木橋を渡って対岸へ。
2022年03月12日 11:05撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8
3/12 11:05
ノスタルジックな木橋を渡って対岸へ。
この辺の立ち木は、一律に腰の高さまで樹皮が剥ぎ取られていました。
鹿の食害?目的はよくわかりません。
2022年03月12日 11:06撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
5
3/12 11:06
この辺の立ち木は、一律に腰の高さまで樹皮が剥ぎ取られていました。
鹿の食害?目的はよくわかりません。
目の前に子リス登場。癒されるわぁ。
2022年03月12日 11:14撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
18
3/12 11:14
目の前に子リス登場。癒されるわぁ。
脇を流れる沢は牛伏川源流部。
牛伏川は信濃川への土砂流出の主因とされ、砂防のために明治時代から石積みによる堰堤工事が行われてきたそうです。
2022年03月12日 11:44撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4
3/12 11:44
脇を流れる沢は牛伏川源流部。
牛伏川は信濃川への土砂流出の主因とされ、砂防のために明治時代から石積みによる堰堤工事が行われてきたそうです。
大正時代にはフランス式階段工なるものが造られたのだとか。
2022年03月12日 11:48撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
11
3/12 11:48
大正時代にはフランス式階段工なるものが造られたのだとか。
橋の上から見上げると、数十段に及ぶ大規模な堰堤でした。
全て石積みでできていていまだに現役。
いにしえの先人の技術はすごいです。
2022年03月12日 11:52撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
17
3/12 11:52
橋の上から見上げると、数十段に及ぶ大規模な堰堤でした。
全て石積みでできていていまだに現役。
いにしえの先人の技術はすごいです。
階段工から歩いてすぐ近くに駐車場あり。
この先舗装道路の端を歩いてスタート地点へ。
2022年03月12日 11:53撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
6
3/12 11:53
階段工から歩いてすぐ近くに駐車場あり。
この先舗装道路の端を歩いてスタート地点へ。
舗装路を10分ほど歩いていくと、杉林の先にお堂が現れました。
2022年03月12日 12:03撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
5
3/12 12:03
舗装路を10分ほど歩いていくと、杉林の先にお堂が現れました。
これは牛堂。
ありがたい経典を善光寺まで運ぶ途中、運搬の役割を担った牛が倒れ、その牛を祀った場所だそうな。
2022年03月12日 12:04撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12
3/12 12:04
これは牛堂。
ありがたい経典を善光寺まで運ぶ途中、運搬の役割を担った牛が倒れ、その牛を祀った場所だそうな。
牛堂から山方向へ折り返す形で、牛伏寺(ごふくじ)の参道が伸びています。
牛伏寺は厄除けで著名なお寺だそうです。
2022年03月12日 12:16撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12
3/12 12:16
牛堂から山方向へ折り返す形で、牛伏寺(ごふくじ)の参道が伸びています。
牛伏寺は厄除けで著名なお寺だそうです。
本殿横のびんずる様。頭をなでまわして、
2022年03月12日 12:18撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
11
3/12 12:18
本殿横のびんずる様。頭をなでまわして、
スタート地点の駐車場に戻ってきました。
2022年03月12日 12:27撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
6
3/12 12:27
スタート地点の駐車場に戻ってきました。

装備

個人装備
チェーンスパイク スノーシュー 地図 コンパス 飲料500㎖×2 カロリーメイト セブンおにぎり

感想

松本市からほど近い鉢伏山へ行ってきました。

夏の間は山頂近くまで車で来れてしまう山のようですが、林道が閉鎖される冬期間は麓から登るしかなく、10キロ超の距離、1,000メートル超の標高差は登りごたえもありました。
ちょっと霞みがちではありましたが、北アルプスや美ヶ原高原の王ヶ頭方面も間近に望むことができました。

下りに通った沢筋コースからは、明治時代に築かれた石積みの砂防施設が随所に見られます。
土砂災害を防ぐために先人が築いた堰堤は、石積みが美しく見応え十分。
今も現役として使われているという技術力の高さにも感心しました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:296人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら