記録ID: 4097826
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科
雪の赤岳 日帰り 行者尾根↑ 地蔵尾根↓ 快晴でした。
2022年03月20日(日) [日帰り]



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:33
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 1,448m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 10:34
距離 16.7km
登り 1,462m
下り 1,459m
16:23
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はしっかりあり、締まっていました。まだ十分雪山楽しめます。風がなければ春らしい暖かさですが、風が吹くと、指先が痺れる冬の寒さです。小屋までのアプローチはチェーンスパでも大丈夫ですが、山頂へは、本アイゼン推奨。ピッケルは必須と思います。 美濃戸口〜美濃戸山荘 車道歩き。朝は凍結していました。途中急な上りの箇所があって、四駆スタッドレスでも厳しい様子でした。下山時はかなり解けていました。行きは、最初からアイゼン装着、帰りは、途中でアイゼンを外しました。 美濃戸山荘〜行者小屋 前日に降ったのか、ほぼ雪で覆われていました。なだらかな上りの道。帰りは、ところどころ雪が解けていました。 行者小屋〜文三郎尾根分岐〜キレット分岐(文三郎尾根) しばらく歩いて樹林帯を抜けると、かなりの急登が現れます。この日は階段状のトレースがしっかりあって、比較的安全に登ることができました。コンデションによっては危険箇所になると思われます。滑落しないよう、ピッケルとアイゼンでしっかり足場を確保しながら登る必要があります。文三郎尾根からは、しばらくトラバース路を歩くと、キレット分岐まで、また急登が現れます。苦しいところですが、鎖が出ていたので、割と安全と思います。 キレット分岐〜山頂 岩がゴロゴロした鎖場、ここもかなりの急登なので。雪で覆われているところはピッケルを刺しながら慎重に進みます。 山頂〜赤岳頂上山荘〜赤岳展望荘 赤岳頂上山荘から展望荘へは、かなり急な下りです。雪がしっかりあるので、危険はないと思います。 赤岳展望荘〜地蔵分岐〜行者小屋(地蔵尾根) 地蔵分岐からは、急なヤセ尾根。これでもかというくらい下る感じです。シリセードできるところもあるので、いくらか時間短縮できます。 |
その他周辺情報 | 鹿の湯(富士見高原リゾート)(600円、モンベル、JAF割引あり) |
写真
撮影機器:
感想
アルプス方面の天気が悪いので、急遽赤岳に行先変更。日帰りということもあり、かなりの長丁場。起床は4時前といつもより仮眠の時間が短い。
八ヶ岳山荘の駐車場で朝食を取り出発。5:40とかなり早い。全然眠れなかった訳ではないが、行者小屋までは足元フラフラ。このあたりが眠気のピークだった。
文三郎尾根の急登にさしかかると、体も少しシャキッとしてきて、ピッケルとアイゼンでしっかり足場を作りながら進む。滑るとさすがにヤバいが、トレースが階段状になっているところもあり、それほど恐怖は感じなかった。時期やコンデションによっては危険箇所になるだろう。
文三郎尾根分岐から、斜面をトラバース気味に進み、さらに急登を経て、キレット分岐にさしかかる。このあたりは、おそらく夏道と同じで、以前来た時のことを思い出した。雪はたっぷりあるが、鎖が出ている箇所もあり、つかまりながら登る(念のため簡易ハーネスを装着)。山頂まで歩き始めて6時間超。感慨深いものがあった。
山頂から展望荘に下るあたりで、少しガスが出てきて、急激に寒くなる。春めいてきたとはいえ、八ヶ岳らしい寒さであった。帰りは地蔵尾根経由で、ここもかなりの急斜面であった。私には、今回の文三郎尾根↑地蔵尾根↓が楽なように思われるがどうだろう機会があれば、逆バージョンもやってみたい。
行者小屋から先は、気分も楽になり、仲間と楽しく話しながら下山。行きに比べると雪もだいぶ解けていて、美濃戸口までの林道でアイゼンを外した。ハードな山行ではあったが、八ヶ岳ブルーを満喫できたこともあり、充実した一日だった。
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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