ぐるっと日帰り八ヶ岳(阿弥陀岳→赤岳→横岳→硫黄岳)


- GPS
- 11:40
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,929m
- 下り
- 1,930m
コースタイム
9:20 阿弥陀岳
10:05 出発
11:25 赤岳
12:30 出発
12:50 地蔵尾根分岐
14:00 横岳
14:10 出発
14:35 硫黄岳山荘(高山植物観賞コースへ)
14:50 出発
15:10 硫黄岳(爆裂火山口散策)
15:30 下山開始
16:20 赤岳山荘
17:45 美濃戸口
18:05 美濃戸
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪があったのは硫黄→赤岳鉱泉の森林で少しだけ。 北沢は素直に林道を歩いた方が良いでしょう・・ハイシーズンは分かりませんが、赤いペンキをたどったら道を見失いました。でも、赤いリボンのところは大丈夫でした。 阿弥陀岳以降、やや体調が思わしくなく写真を撮りつつ、ゆっくりと歩いてます。 帰りの美濃戸の林道で途中から親切な方にピックアップしていただいたので、実際の歩行距離は2km(20〜30分)ほど短いと思われます。 |
写真
感想
天気が1日だけ良さそうだったので、昨年天気に恵まれなかった八ヶ岳へ行ってみることにしました。昨年は桜平からぐるっと回りました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-28826.html
今回は前回登れなかった阿弥陀岳を登ることを最優先とし、美濃戸口から御小屋尾根経由で。家を3時半に出て、6時に美濃戸口到着。私の車では美濃戸には入れません・・。まぁ、阿弥陀岳はこのルートで行きたかったので問題ないんですけどね。
平日のためか、美濃戸口の車は3台のみ。登山道に入ってしばらくすると、初めて人に出会いました。後で聞いたのですが、もうすぐ70近くとおっしゃるおじさんでした。私の2倍以上です。生きてれば親父とほぼ同齢?すごいです。途中、水は豊富にあるものの水場に寄ったり、良い展望スポットを求めぶらぶらしながら阿弥陀岳山頂へ。山頂からは、北〜南アルプス・富士山まで、すばらしい展望です。来て良かった・・。おにぎりを食べながらまったり。
20分ほどすると、さきほどのおじさんも来られました。八ヶ岳の近くの方だそうで、八ヶ岳や周辺の山々について、いろいろと教えていただきました。オールシーズン、かなり山を登られているようですが、今日は阿弥陀岳のみで下山されるそうです。
続いて赤岳へ向かいます。が、この登りで少々体調に異変が。中岳付近から妙に疲れて歩き続けれません。赤岳の登りは本当にしんどかった・・。が、山頂に着くと体調も普通に。こちらもすばらしい展望を楽しみ、不調だったのはお腹が空いたせいかな?とラーメンとおにぎりをさらに食べました。地蔵尾根まで歩いてみて、体調と相談して下山するか、予定どおり硫黄に向かうのか決めることに。
赤岳を後にするも、すんなりと地蔵尾根到着。体も大丈夫そうなので、横岳へ。が、登りにさしかかるとまたしんどくなってきました・・。が、硫黄からやってきた団体さんや、阿弥陀岳の上空に現れた虹(山から見たのは初めて。綺麗でした)、八ヶ岳と数箇所でしか見られないという珍しい花を教えてくださったおじさんなど、いろんなことがあったおかげで、まったりと進行。途中から余裕こいて登山道にないピークに寄ったりしつつ、横岳到着。去年はガスっていたので、この天気は最高です。
硫黄岳山荘では高山植物観賞コースを楽しみ、硫黄岳へ。山頂は誰もおらず。それもそのはず、この日の夕方はものすごい強風で立つのがやっとで、昨年の蝶ヶ岳を思い出しました・・。が、せっかく来たので、爆裂火山口を歩きました。ところどころ地割れがあり崖に寄るとさすがに足がすくみます。もうちょっと崖に寄ったりしたかったのですが、強風で断念。というか、強風で震えるほど寒い・・。すぐに下山へ。
赤岳鉱泉へ向かうと、山道に黒い影が・・。熊??と焦っていると、鹿でした。こんなそば(3mくらい)に居るのに相手はまったく冷静そのもの・・。写真を撮らせていただきました。撮影中、彼(?)は一度振り返りましたが、「食べるので忙しいから」と言わんばかりでむしゃむしゃ葉を食べてました。あまり刺激するのもいけないので、再び歩きます。なんと横岳から誰とも会わず、赤岳山荘に到着。体調がやはり優れず、いつものように歩けませんでしたが、なんとか日のあるうちに下山できそうで一安心。ここで今日泊まられるであろう方と久しぶりに言葉を交わし、美濃戸へ。
ここからは沢沿いへ。かなり歩きやすく林道に出ました。途中、林道から登山道らしき赤いペンキがあったので森林に入ると、2箇所くらいのペンキがあるもののその先が不明・・。数分道を探しましたが、遭難しそうだったのでおとなしく林道へ。(後からそちら側を見たら崖があり、危なかったかも)淡々と林道を歩くと美濃戸に出ました。
ここから美濃戸口も林道歩きでしんどいなー・・と思いつつ林道をさらに10分ほど歩くと、親切な方が「乗っていきます?」とお声をかけてくれました。今回は体調もベストではなかったのでお言葉に甘え、美濃戸口まで乗せていただきました。(この方は美濃戸→硫黄岳→横岳→赤岳→阿弥陀岳)と行かれたそうです。ちなみにやはり美濃戸の林道は段差がえぐく(桜平以上かも)、この方のレガシー(アウトバック?)でも気を遣わないと危ない感じでした。
体調が優れなかったのは寝不足か?よく分かりませんが、下山するかどうかの判断は難しいですね・・。今後はしっかりと体調管理し、もしものときは潔く下山すべきだと思いました。いろいろな方々や、動物との出会いがあり、天気も良く(多少雲と強風はありましたが)最高な山行となりました。八ヶ岳は北・南を別ルートで楽しんでみたいものです。
最後に。登山とはまったく関係ないのですが、今朝この山行をアップしようとして知った衝撃的なニュース。
私の子供のころからのプロレスヒーロー三沢光晴氏が試合中に亡くなったと聞き、ただただ、ショックです。こうして山行記録はやっとアップできましたが、正直なところ、まだ現実のものとして受け止めれません・・。
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