木曽駒ヶ岳 北面 細尾沢 コガラ登山口から正沢川を周回
- GPS
- 15:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 2,045m
- 下り
- 2,028m
コースタイム
- 山行
- 14:20
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 14:54
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
いつか山スキーで行きたい木曽駒ケ岳、
去年秋に福島Bコースを歩いた時に思いついたルートに挑戦
結果、先週の常念岳常念沢が可愛らしく思えるほどのアドベンチャーになりました
コガラ登山口から幸ノ川渡渉点までシール歩行、意外に長く感じる
ブーツで飛び石したら急坂の尾根登り
この日は新雪が凍結してガチガチだった
ツボ足トレースがあったので板背負った方が早いが
自分はシールのクトーで小屋まで歩いた
2016まではツボ足をお勧めします
小屋手前からアップダウン、最後は岩を乗り越える
小屋からシールとクトーで夏道をトラバースするが
予想通り急な片斜面の夏道は段差がなくなり急斜面のトラバースになる
雪はカチカチで進むのに時間がかかるのでスキー滑走でのトラバースに切り替え
高度を落としすぎないように進み、沢を何回か跨ぐ
最後の尾根を2300まで落として木曽前岳のカールまで来たらシールで登る
カールはいい雰囲気だ
コルまで登るが雪が硬くなりクトーを軋ませて登る
コルから山頂はアイゼンを履くことになるので、
コルへ登る段階でアイゼンにしたほうがいい
玉の窪小屋までくれば山頂まで200m
地面は氷化している箇所が多いのでアイゼン
山頂から北面東側を探るが雪が硬すぎてスキーではエントリーできない
カチカチ急斜面でフロントポイントを効かせた下降がなかなか怖かった
一旦山頂へ戻る途中で自分のアイゼンが外れた、
金属のセンターバーが無く、紐のタイプだが、長さが緩かったようだ
山頂から西側を探るとなんとか柔らかい雪が張り付いた尾根にたどり着く
重いパックスノーとカチカチ斜面、やわらかい雪を求めた彷徨う
中間ではカチカチデブリを慎重にこなしながらカールボトムへ
少し休憩したらいよいよ細尾沢へ滑る
雪質は相変わらず良くない、重くて足を取られる
やがてデブリが出てきて、さらに滝もバンバンでわてくる
要所で尾根地形に登り上げ様子を見ながら進む
不用意に沢底を滑ると滝の上に出てしまうでしょう
何度か滝を通過して、地形図にある滝マーク手前まで来た
相談のうえ、右岸の尾根をトラバースして滝の下流の二俣まで巻くことにした
取り付き20mほどツボ足で登って
シールでトラバース開始、西側に来ると日が当たらず雪が硬いのでクトー装着
ガリガリ急斜面で時間がかかる
尾根上に岩がついたところにぶち当たり、手前の沢を50mほど登り上げて通過、
沢の上部がカチカチ急斜面で足元が崩れてプチ滑落、早めに停止できてよかった
通過後にわかったが沢を登り切らず尾根上の岩の切れ目を狙えば楽に通過できた
尾根上まで来たらスキーで下降、相変わらずガリガリ急斜面で藪いので横滑りで
最後は尾根の左手から沢に合流
ここからは地形をら考慮しつつ渡渉祭り
先輩さんの感が冴えまくってスキーのまま玉ノ窪沢出合まで通せた
(際どいところは何度かあった笑)
すると木曽駒ケ岳の北西尾根方面から突然ツボ足のトレースが出てきた
これは心強い!
二俣は雪が切れたのでツボ足で飛石し、しばらくはスキーで右岸を進む
雪途切れやアップダウンが面倒になると板背負ってツボ足で進む
トレース合流からはずっと右岸だった
先週の下見ポイントまで辿り着いて歓喜
終わってみれば先週よりもだいぶ雪が減っていた
川から這い上がったらスキーで夏道まで辿り、
最後は快適ボブスレーでゴール
プロテインチョコバーで乾杯 笑
距離と標高はそこまでないが数値に現れないハードな山行になりました
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