火打山 (杉ノ原スキー場からハンノキ平経由で第三発電所)
- GPS
- 14:32
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,480m
- 下り
- 2,967m
コースタイム
天候 | 晴れ(気温は低く上部の雪は緩まず) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
東京 16:32 => 長野 18:09 (はくたか571号) 長野 18:40 => 妙高高原 19:24(しなの鉄道北しなの線) 妙高高原 19:45 => 杉野沢の宿 20:00(高原タクシー:3520円) < 復路 > 岡沢本田 17:30 => 上越妙高 17:50 (高原タクシー:5330円) 上越妙高 19:14 => 東京 21:16(はくたか574号) 東京 21:22 => 横浜 21:50(JR東海道線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒菱山北面は斜度があるので、カリカリな日は滑落注意。 この日は気温が低くハンノキ平に入るまで、ほぼカリカリだった。 |
その他周辺情報 | 前泊:ビィーケン(素泊まり5000円) 窯ぶたの湯@上越妙高駅のすぐ横:440円と良心価格。 新井タクシーはすでにキャリアを外しているためスキーは運べないとのことでした。 |
写真
感想
入山と下山の場所が違って、山を横断・縦断する旅のような山スキーが好きだ。
そういうルートは車でアクセスすると下山後の車回収の面倒さがあるが、うまく上・下山とも電車・バスやタクシーでアクセスして、車回収の手間から解放されたい。日帰り山行では出発は早朝とせざるを得ないので、結果的に山麓で前泊となる。今回の火打山は、上・下山とも電車とタクシーでアクセスして、旅感が味わえた山スキーだった。
宿の横からすぐにスキーを履いて、杉ノ原スキー場を延々と登っていく。左足の腿の付け根が早々に痛くなってちょっと不安になった。3時間半かけてようやくスキー場トップ。振り返ると高妻・乙妻・黒姫の山並みが美しい。雲海も広がっている。空が薄いピンクになる時間は、一日のうちで一番自分が好きな時間だ。
スキー場トップから少し登って、沢を超えたらトラバース気味に三田原山への稜線を目指す。稜線に登れば妙高山も見えて展望は最高。三田原山から滑り込んだ黒沢池はカリカリバーンだったので、斜度はないが直滑降で雪原を一気に突っ切った。
高谷池ヒュッテの中には入らずそのまま火打山を目指す。山頂直下の斜面を登っていると、一人の山スキーヤーが滑って降りてきた。少し言葉を交わす。山頂直下の斜面はもちろんカリカリだったが、クトーをつけたスキーで山頂までいけた。山頂で写真を撮ったりしていると、一人の山スキーヤーが登ってきた。今日の火打山は入れ替わり立ち代わりけっこうたくさん人が登っているようだ。挨拶して山頂をあとにする。
山頂直下は一瞬パウダーがだったが、ハンノキ平に入るまで総じて雪は硬かった。黒菱山の北面が一番斜度があってカリカリだったので、その斜面では斜滑降で高度を落とした。ハンノキ平に入れば、茶色っぽい雪の部分はいい感じのフィルムクラストで板がグングン進む。
黒菱沢にはいって950から燕尾根に上がるためにトラバースを開始したが、1134へはトラバースせず950から登り始めた方がよかった。燕尾根の滑走は斜度はないが、ストップではなく雪が走ってかなり楽しかった。第三発電所の吊橋を渡って、三度目のシール登行で少し登れば、あとは林道を下るだけ。自動運転とはいかないが夕方で気温も下がってきていたので概ね快適な林道だった。
初めての火打山で旅感のある山スキーができてとても充実した一日だった。今度は笹倉温泉に抜けてみようか。
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