記録ID: 4183678
全員に公開
山滑走
甲信越
神楽霧ノ塔ー雁ヶ峰周回クラシックルート:ナイスザラメツアー
2022年04月17日(日) [日帰り]
teledaisuki
その他6人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:22
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 334m
- 下り
- 1,223m
コースタイム
天候 | 快晴、無風〜微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・かぐらスキー場の積雪は280cm、朝のゲレンデはガリガリであったが、第5ロマトップからのツアーでは雪面は適度に緩んでいた。 ・霧ノ塔への稜線は小さなアップダウンが多く、急な登りではアイゼン装着シートラで不安なく登れたが、シール登高ではスリップで苦労するPが見られた。 ・前日の降雪は上部で数cm〜10cmほど、滑走には支障なかった。概ね良質なザラメ滑走を楽しめた。雁ヶ峰手前の雪庇脇の稜線にはクラックが数ヶ所あり、シートラ歩行したが締まっており踏み抜きはなかった。 ・雁ヶ峰からの滑走は前半は緩・中斜面快適滑走、その後標高差約100mのブナ林急斜面は左周りで比較的斜度が緩やかなルートを選び横滑りを駆使して慎重に下った。 ・ゲレンデに降りる前は地形が複雑で、右側に早く降りるルートで進むと沢地形などで苦労するため、GPSにセットしたルートをチェックしながら、またピンクのリボンもあり、それを頼りに慎重に進み、ゲレンデに案内される右側の安全ルートで無事にゲレンデに到達した。 |
写真
感想
・わが会の残雪期初級・中級向け山スキーツアー講習として浄土平・東吾妻の予定であったが、道路の除雪が完了しておらず神楽:霧ノ塔〜雁ヶ峰周回ルートに変更した。
・このルートは小生にとっては4回目である。約20年ほど前のGWに細板・革靴テレマークで初体験したが、若かったせいか楽なツアーであった記憶が残る。その後、2回4月の初旬に訪れた時には、霧ノ塔までの稜線がアップダウン、急登などで苦労したが、最後のブナ林急斜面以外は快適な滑走を楽しめ、好きなクラシックツアールートであった。
・今回はわが会の初級・中級向け残雪期山スキーツアー講習として計画した。参加者は53才から73才で平均年齢63才の高齢者Pで、霧ノ塔までのアップダウンの繰り返しや急登はやはり、それなりに頑張りどころであった。
・登りの苦労や高石尾根の雪庇脇の長いルートなど要注意ポイントがあるが、それに余りある素晴らしい快適滑走を堪能できるクラックルートを再確認・実感できた。
・今回は雪崩フル装備、クトー、靴アイゼン全て持参、やや重荷になったが、山スキー新人の同行でもあり、安全対策として万全の準備で臨んだ。終盤の30度強のブナ林急斜面の状況が悪い場合には、ブーツアイゼン装着での下山も考慮したが、残雪の状況が良く、慎重に滑走下山できた。
・終盤のゲレンデに降り立つルートは地形が複雑で、今回もメンバーの一部が早く右側に下り初め、沢地形の出現で少し登り返すハメとなり、やはりこのルーファイは十分注意が必要である。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:416人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する