[北アルプス] 剱岳 頂上でビバーク 快晴の長次郎谷↑ 平蔵谷↓

2022年04月19日(火) ~ 2022年04月21日(木)

• GPS: 22:46
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,814m
• 下り: 2,837m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:33
• 合計: 4:24

12:07 室堂
12:18 12:18 みくりが池
12:32 12:45 雷鳥荘
12:51 12:52 雷鳥沢キャンプ場
12:56 12:57 浄土橋
14:53 14:59 剱御前小舎
15:20 15:29 剱沢キャンプ場
15:31 15:32 剱澤小屋
16:07 16:09 平蔵谷出合
16:31 宿泊地

2日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 1:44
• 合計: 6:19

7:19 宿泊地
9:43 10:11 熊の岩
11:47 13:03 長次郎のコル
13:38 剱岳

3日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 2:26
• 合計: 8:41

6:49 剱岳
6:54 7:03 カニのハサミ
7:09 7:39 カニの縦バイ
7:43 8:01 平蔵の頭
11:15 11:44 剱澤小屋
11:47 11:59 剱沢キャンプ場
13:14 13:27 剱御前小舎
14:02 14:03 浄土橋
14:07 14:07 雷鳥沢キャンプ場
14:14 14:15 雷鳥沢ヒュッテ
14:29 15:01 雷鳥荘
15:18 15:18 みくりが池温泉
15:21 15:22 みくりが池
15:30 15:30 ホテル立山
15:30 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

東京 → 新幹線 → 富山
富山 → 電鉄 → 立山
立山 → アルペンルート → 室堂

コース状況／危険箇所等

●室堂-雷鳥沢-御前小屋-剣沢
特に危険箇所は無し　雪が緩むと踏み抜き

●剣沢-長次郎谷出会
午後雪が緩むと踏み抜きまくり

●長次郎谷-熊の岩
デブリは有るも歩きやすい
熊の岩は左ルートのルンゼはヤバそう
右ルートは良

●熊の岩-長次郎の頭
コル直下は大きなシュルンドがいくつもありルートを見定める必要あり

●長次郎のコル-本峰頂上
雪は締まってたのでアイゼンブレードは効いた

●頂上-カニのハサミ
夏道は積雪ナイフリッジのため、直下の斜面をトラバースしながらハサミへ

●カニのハサミ-平蔵の頭
カニの横ばいの鎖は出てるので問題なく通過

●平蔵の頭-平蔵谷出会
デブリだらけだが、ルートを見定めれば良

写真

4/19 12:09

静かな雷鳥沢

4/19 12:10

何とも素晴らしい

4/19 12:42

4/19 13:35

大日岳方面

4/19 13:49

4/19 13:49

4/19 13:49

4/19 14:21

ご無沙汰の雷鳥
ピンぼけ・・・orz

4/19 15:49

武蔵谷手前から剣沢

4/19 16:02

平蔵谷手前から源次郎尾根基部

4/19 16:02

↑同場所から剣沢下部

4/19 16:07

平蔵谷出合から平蔵谷
数度の雪崩の後の真新しいデブリ
平蔵谷は大脱走ルンゼノドの下部辺りからデブリで覆われてるので滑走はほぼ不可能と思われる。

4/19 16:07

平蔵谷出合と源次郎尾根取り付き地点
積雪期のアプローチのルンゼは雪崩によりとても不安定な状態と思われる

4/19 16:14

源次郎尾根取り付き地点のアプローチルンゼ
写真では伝わりづらいが強烈な雪崩後

4/19 16:16

↑同場所アップ

4/19 16:16

↑同場所
源次郎尾根を計画する場合は、是非参考にして欲しい

4/19 16:27

長次郎谷手前の剱岳側の細沢の雪崩後
ここまで、ほぼ全ての斜面で雪崩れてた

4/19 16:36

長次郎谷出合から上部方面
以外にデブリが少ないので、長次郎谷から取りつくのが吉と判断

4/20 6:02

2日目
長次郎谷出合から剣沢上部方面
素晴らしい青空

4/20 6:03

昨晩は長次郎谷出合の岩陰でビバーク

4/20 7:19

長次郎谷出合から別山沢方面

4/20 7:42

長次郎谷を少し上ると昨日は無かった雪崩後が・・

4/20 7:46

長次郎谷を見上げて
両脇の大きなブロックが不気味

4/20 7:52

長次郎谷　下部方面
午前中だからか適度にクラスとしてて歩きやすい

4/20 7:56

少し上ると　また不気味なデブリ

4/20 8:09

4/20 8:09

4/20 8:47

振り返って・・
後立山が見えてくる

4/20 9:07

熊の岩が見えてくる
左から行くつもりだったが、無難な右ルートを選択

4/20 9:44

八ッ峰方面

4/20 9:45

右ルートから池ノ谷乗越方面

4/20 10:01

熊の岩から上部方面　圧巻

4/20 10:01

熊の岩から源次郎尾根�曲�の下降壁アップ

4/20 10:01

熊の岩から源次郎尾根1峰と�曲�

4/20 10:01

八ッ峰が素晴らしい

4/20 10:47

再び源次郎尾根�曲�
ここから見ると、稜線のナイフリッジは中々厄介に見える

4/20 11:19

長次郎の頭直下の斜面に多くのクラック
不気味

4/20 11:19

4/20 11:53

長次郎のコル手前で大きなシュルンドにルートを遮られるガックリ・・・　orz

4/20 12:00

振り返ると素晴らしい景色

4/20 12:25

長次郎のコルから長次郎の頭見上げる

4/20 12:26

本峰への急斜面

4/20 12:55

振り返って見降ろす

4/20 12:56

ここを越えれば斜面が緩む
フィックスされたトラロープは根元が擦れてて信用しきれず触れなかった

4/20 13:07

頂上は目の前　疲れた

4/20 13:07

八ッ峰の向こうに後立山　素晴らしい

4/20 13:49

剱岳頂上　
祠の屋根が少しだけでてる。
この時だけの標高3002m

4/20 13:54

頂上より早月尾根

4/20 13:55

4/20 15:52

雪崩のリスクを避けるために今日は頂上北方稜線直下のテラスでビバーク

4/21 4:40

幕営地より後立山方面の朝焼け

4/21 7:18

3日目
カニの横バイへ

4/21 7:33

ハシゴ上より

4/21 7:45

平蔵の頭から下部方面

4/21 8:01

平蔵谷途中から上部を見上げる

4/21 8:30

大脱走ルンゼのノド(だと思う)を下から見上げる

4/21 8:57

出合手前のデブリ群
滑走は無理と思われる

4/21 9:38

平蔵谷出合から振り返り上部を見上げる

4/21 11:01

剣沢小屋手前より

4/21 13:58

雷鳥沢より

雷鳥荘にて　うまい！

撮影機器：

V30+ L-01K docomo LGエレクトロニクス

装備

MYアイテム

Donai

重量：1.66kg

感想

Donai

有休消化で立山から剱岳へ
計画では三ノ窓から北方稜線へ這い上がるつもりだったが、剣沢に入った途端に雪崩祭り・・　沢と言う沢、ルンゼに急な斜面は殆ど雪が滑り落ちてる。
平蔵谷などは、出合近辺は出来たてのデブリだらけで、どうやら今日か昨日に雪崩れたと思われた。
天気が良すぎたせいか、剣沢の下りも踏み抜き地獄で思うように前に進めない。
何とか長次郎谷出合まで来て長次郎谷を見上げると平蔵谷よりはるかにコンディションが良さそう。
三ノ窓雪渓出合の二俣まで行って登れるコンディションで無い場合、この踏み抜き地獄の剣沢を延々と登り返さなければならない。　悩んだ結果・・
長次郎谷から本峰を目指すことにした。

頂上到着後の下山は雪崩のリスクを避けるために翌日の早朝に下山する事にして、直下のテラスでビバークした。

翌日はデブリだらけの平蔵谷で剣沢まで下り重い足で剣沢を上り返して雷鳥沢に到着した。　雷鳥荘で飲んだコーラがなんと美味しかった事か・・