ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 420763
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

快晴の武尊山、川場スキー場から剣ヶ峰山経由でピストン

2014年03月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:28
距離
5.9km
登り
579m
下り
581m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

リフト
8:28桜川エキスプレス8:36-
8:38クリスタルエキスプレス8:45

8:47登山口-9:26剣ヶ峰山-
10:35武尊山10:50-
11:53剣ヶ峰山-12:15登山口

山行時間:3時間28分

リフト
12:17クリスタルエキスプレス12:24-
12:29桜川エキスプレス12:35
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
川場スキー場駐車場

沼田ICから何度か左右に曲がりますが、大きな看板は最初に片品との分岐点だけだったと思いますので、ナビに行先を入れておくといいでしょう。この日は朝7時過ぎ到着で全く凍結ありませんでした。ノーマルタイヤで凍結が気になる人は、(休日のみのようですが)手前の道の駅から無料送迎バスが出ているようです。

道路の終点が川場スキー場。道路からゲレンデは見えず、8階建ての1〜6階が駐車場になっているショッピングセンターみたいな建物でした。入口の道路が坂道になっているので建物の中に上下スロープはありません。6階は従業員用みたいで、一般客は5階から順に停めており、今日は4階の半分ぐらいまで埋まっていました。エレベータに乗る時、車を停めた階を忘れないように!

なんといってもこの駐車場は無料!、各階にトイレがあり暖房つき!
コース状況/
危険箇所等
前日に20cmほど雪が積もったため、吹きだまりはノートレースでした。この日は前の4人がトレースを作ってくれていたのでかなり楽ができました。初めてでノートレースの先頭はちょっと難しそう(自分は無理)です。

剣ヶ峰山の武尊山側への下りは岩がむき出しのところが5mほどありますので、後ろ向きにアイゼンを岩か雪に置き、手で岩をつかみながらゆっくり下ればよいでしょう。ということで、10本以上のアイゼン、できたらピッケルが必要です。ワカン・スノーシューはお好きなように。

そのほか、稜線でトレースが良く分からないところ、雪庇ができているところ、ふかふか雪で歩くのが難しいところ等がありました。レールのようなトレースはありませんので、それなりにルートファインディングが必要だと思います。

登山届はチケット売り場で提出し、提出済証を帰りにチケット売り場に提出します。すると、提出した登山届を確認してくれます。これをやらないと、遭難扱いになって大変なことになります。

登山届提出済証の補償金はありませんでした。なお、リフトには4回乗りますが、全てで提出済証を見せないといけないです。

また、登山者が来ると係りの人がもう一人出てきて、リフトのスピードを遅くして、乗車・降車補助をしてくれます。
手書き用紙に記入した登山届と1600円。チケット4枚と登山届提出済証を受け取ります
2014年03月24日 20:12撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 20:12
手書き用紙に記入した登山届と1600円。チケット4枚と登山届提出済証を受け取ります
チケット売り場ではボーダーと登山者が一緒に並びます
2014年03月24日 17:51撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3/24 17:51
チケット売り場ではボーダーと登山者が一緒に並びます
「武尊山」という看板はありません。どのリフトか自信がなかったので他の登山者の後についていきます
2014年03月24日 17:52撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3/24 17:52
「武尊山」という看板はありません。どのリフトか自信がなかったので他の登山者の後についていきます
乗り換え
2014年03月24日 17:53撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3/24 17:53
乗り換え
左から武尊山、2144P、家の串山、剣ヶ峰、前武尊山
2014年03月24日 17:54撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 17:54
左から武尊山、2144P、家の串山、剣ヶ峰、前武尊山
南の正面は赤城山ですが霞んでいます
2014年03月24日 08:49撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 8:49
南の正面は赤城山ですが霞んでいます
振り向くと急坂を歩く人たちがいました。いきなりふかふか雪の登りです
2014年03月24日 17:55撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
2
3/24 17:55
振り向くと急坂を歩く人たちがいました。いきなりふかふか雪の登りです
あの稜線を歩くはずだけどトレースが無いぞ、巻道があるんだろうか
2014年03月24日 17:55撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 17:55
あの稜線を歩くはずだけどトレースが無いぞ、巻道があるんだろうか
先行4人がラッセルしてトレースを作ってくれていました
2014年03月24日 17:55撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3
3/24 17:55
先行4人がラッセルしてトレースを作ってくれていました
稜線ではトレースがほとんどありません
2014年03月24日 17:56撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 17:56
稜線ではトレースがほとんどありません
振り返ってパノラマ
2014年03月24日 18:25撮影
1
3/24 18:25
振り返ってパノラマ
剣ヶ峰山が見えてきました
2014年03月24日 17:56撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3
3/24 17:56
剣ヶ峰山が見えてきました
新雪は20cmほど。前の人の足型の上を歩かないとめちゃ疲れます
2014年03月24日 17:56撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3/24 17:56
新雪は20cmほど。前の人の足型の上を歩かないとめちゃ疲れます
祠と剣ヶ峰と武尊山
2014年03月24日 18:32撮影
1
3/24 18:32
祠と剣ヶ峰と武尊山
あっけなく剣ヶ峰に到着、標高表示なし
2014年03月24日 17:58撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 17:58
あっけなく剣ヶ峰に到着、標高表示なし
まずは剣ヶ峰で360度パノラマ
2014年03月24日 18:40撮影
2
3/24 18:40
まずは剣ヶ峰で360度パノラマ
噂通り、下りは難しそうです
2014年03月24日 17:59撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3
3/24 17:59
噂通り、下りは難しそうです
岩のところはピッケルが刺さらないので、岩の段を使いました
2014年03月24日 18:41撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
2
3/24 18:41
岩のところはピッケルが刺さらないので、岩の段を使いました
エビの尻尾と剣ヶ峰山の下り
2014年03月24日 18:00撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3
3/24 18:00
エビの尻尾と剣ヶ峰山の下り
武尊山までこまかい登り下りがあります
2014年03月24日 18:47撮影
2
3/24 18:47
武尊山までこまかい登り下りがあります
向こうからは雪庇だとはわかりません
2014年03月24日 18:48撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 18:48
向こうからは雪庇だとはわかりません
最後のルートのトレースが見えず難しかったです
2014年03月24日 18:01撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3/24 18:01
最後のルートのトレースが見えず難しかったです
ちょっと休憩して歩いてきた稜線、上から見てもどこを歩いたのかよくわからない
2014年03月24日 18:56撮影
1
3/24 18:56
ちょっと休憩して歩いてきた稜線、上から見てもどこを歩いたのかよくわからない
旗竿にエビの尻尾がついてます
2014年03月24日 18:02撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3/24 18:02
旗竿にエビの尻尾がついてます
武尊山到着、三角点の頭が出ていました
2014年03月24日 18:58撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
2
3/24 18:58
武尊山到着、三角点の頭が出ていました
ラッセルありがとうございました
2014年03月24日 19:05撮影
1
3/24 19:05
ラッセルありがとうございました
記念撮影
2014年03月24日 19:07撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
12
3/24 19:07
記念撮影
北側
2014年03月24日 19:20撮影
2
3/24 19:20
北側
南側
2014年03月24日 19:22撮影
2
3/24 19:22
南側
また来ます
2014年03月24日 11:04撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 11:04
また来ます
帰りの稜線
2014年03月24日 18:06撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
2
3/24 18:06
帰りの稜線
このモンスターが人を隠すという良い仕事をしました
2014年03月24日 18:06撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 18:06
このモンスターが人を隠すという良い仕事をしました
実は、登りではここが一番きつかったりします
2014年03月24日 18:06撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 18:06
実は、登りではここが一番きつかったりします
コルは風がなく、めちゃ暑いです
2014年03月24日 18:06撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
1
3/24 18:06
コルは風がなく、めちゃ暑いです
剣ヶ峰へのルートは何通りかありました。下りは一番右のシャクナゲ、登りは45度のルートを通りました
2014年03月24日 18:08撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
2
3/24 18:08
剣ヶ峰へのルートは何通りかありました。下りは一番右のシャクナゲ、登りは45度のルートを通りました
登りだとあっけなく
2014年03月24日 18:08撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
7
3/24 18:08
登りだとあっけなく
少し霞が取れてきたみたいなのでもう一度パノラマ
2014年03月24日 19:53撮影
2
3/24 19:53
少し霞が取れてきたみたいなのでもう一度パノラマ
剣ヶ峰山から5mほど尻セードできました
2014年03月24日 19:56撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
2
3/24 19:56
剣ヶ峰山から5mほど尻セードできました
ゲレンデ到着。ここはふかふかすぎて尻セードできず
2014年03月24日 19:57撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3/24 19:57
ゲレンデ到着。ここはふかふかすぎて尻セードできず
スキー場に到着。8階のレストランにゲレンデがつながっています
2014年03月24日 18:11撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3/24 18:11
スキー場に到着。8階のレストランにゲレンデがつながっています
帰りに川場スキー場を撮影、右キープで走ると、入れる階に左矢印が出ています
2014年03月24日 19:59撮影 by  DMC-SZ9, Panasonic
3/24 19:59
帰りに川場スキー場を撮影、右キープで走ると、入れる階に左矢印が出ています
撮影機器:

感想

前から冬の武尊山に登りたいと思っていたところ、川場スキー場からだと非常に短時間でピストンができることがわかり、前日にピッケルを購入して準備万端。天気はどうかと前日のヤマレコのログを見ると、、、「天候が悪く撤退」。こりゃだめか、とネットを徘徊していたところ、「ホワイトアウト寸前でも登る人多数で頂上では少し晴れた」とのブログを発見。天気予報はOKで雨雲レーダーでも大きな雲は発生しなさそうだったので、予定決行しました。

平日なので高速が高いし、赤城南面道路で赤城ICを経由すれば2時間半。この日も渋川で信号が多かったぐらいで渋滞もなく到着できました。帰りも帰宅渋滞の前に走れたので、行きと同じ時間で帰宅できました。

言い忘れてましたが、この日は月曜日の平日。そう、今日は謎のお休みの日だったのです。

駐車場で近くの登山モード全開の人と会話して、リフトに乗るのも同じになり、リフトトップでアイゼンとピッケルを見て「同じ感覚で登山している人だ」と思ったので、一緒にピストンすることにしました。写真で被写体になっていただいた青いジャケットの人です。メール交換したので、このあと写真が追加できたら本文を修正の予定です。

この日は新雪で歩きにくいところ、雪が飛ばされアイゼンの爪跡もわからないぐらいのカリカリの場所など、分かりづらいところがいくつかあり、一緒に歩いてもらえる人がいて安心できました。住所が東京と群馬で年も倍ほど違うので、なかなか同じ山に登ることはないかもしれませんが、次に一緒になっても楽しく山歩きができそうです。

この日は平日ながら、登山で会った人は20人以上。1人だけワカンの人を見ましたが、基本は10本以上のアイゼン+ピッケル装備。登山口で休んでいる人がいたので話かけたら、6本爪で下りが心配だったので剣ヶ峰山で戻ってきたとのことでした。そういえば下りは踵の爪がよくかかるので気持ちよく歩けたなと思い出しました。(なお、10本爪はたぶん自分だけで、他の人は12本爪だったと思います)。

これで今年の冬山は終了。これからスミレやツツジの季節になるので。近場でもまだ登っていない山に登る予定です。鳴神山などは当然何度も行きますけど。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2072人

コメント

昨日はお疲れ様でした!

こちらこそ、一緒に登って頂きありがとうございました。
単独で登る事が多いので、いつも以上に楽しめました。
お互い怪我などせぬ様、また何処かの山でお会いしましょう!
2014/3/25 15:46
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 谷川・武尊 [日帰り]
高手新道
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら