ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4213408
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

安房高山・請雨山:三度目の正直でようやく登れた!、半袖隊長、恐れていたほど酷くはなかった登山道

2022年04月28日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:57
距離
11.8km
登り
455m
下り
565m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
0:06
合計
4:58
9:03
41
サン・ラポールBS
9:44
9:44
12
9:56
9:56
69
11:05
11:05
15
11:20
11:24
22
11:46
11:46
29
12:15
12:17
31
12:48
12:48
49
13:37
13:37
24
安国寺BS
14:01
長狭学園正門前BS
合計距離: 11.83km/最高点の標高: 361m最低点の標高: 31m
累積標高(上り): 455m累積標高(下り): 565m
★EK度数:19.205=11.83+(455÷100)+(565÷100÷2) 
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献book/記録
 分県登山ガイド11千葉県の山(山と渓谷社/2018年4月5日初版)
  ●18安房高山(あわたかやま365m)・請雨山(しょううさん320m)
  地形図に山名のない2等三角点の山頂で展望を楽しむ
  ●19三郡山(みごおりやま337m)笹子塚(ささごづか308m)
  房総最奥の自然林の尾根を歩く
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅始発新宿駅東京駅千葉駅上総一ノ宮駅安房鴨川駅0835bus0859サンラポールBS
bus570円
【復路】長狭学園正門前1422bus14:37安房鴨川駅14:55君津駅東京駅新宿駅地元駅
コース状況/
危険箇所等
コース状況【emj:158]paper
全長11.8kmのうち、下記の2区間(合計約7km)が道路・林道歩き。
●サンラポールバス停〜八良塚取り付き地点:約1.0km
●請雨山から下山地点(林道横尾線)〜林道大幡線〜県道34号線〜長狭学園正門前バス停:約6.0km

従って登山道区間は残る4.8kmのみ。
●清和県民の森⇒安房高山
 清和県民の森の管理区域はまだ「立入禁止」指定されているものの距離は短く、際立った危険箇所はない。
 稜線に達すると、安房高山方面は管理外となるが、倒木処理やロープ設置など基本的整備はなされている⇒ボランティアのご尽力か。
 一般的な注意(根っこや露岩、急降下などでのスリップ等…特に雨後)に注意すれば事足りる。
 但し安房高山間近でコンクリート擁壁に沿う区間は、林道側に落下したら即アウトなので、山っ気を起こさずに安全確保に徹すべし。
●安房高山⇒請雨山⇒横尾林道(請雨山から下山地点)
 ほぼ踏み跡(登山道)が確かで、私製?ながら道標もある。
 但し請雨山に向けて登り返し直後に広範囲な斜面崩落がある。
 砂地が向き出し、登山道が途絶え、どこを歩いていいのか分からないほどだ。
 滑落しないように高巻きモードで進むと見えてくる鉄製手摺りを目指して進むとよい。
 
★水場sweat02:なし
★渡渉箇所wave:なし
★泥濘状況shoe:林道に水溜まりが多数あり
★積雪状況snow:なし
★蜘蛛の巣 :なし

☆半袖 タイム:最初から最後まで全行程
★半袖 出会い指数:ゼロ
☆半袖 驚かれ指数:ゼロ
★入山者run:全くのゼロ…出会いなし
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:なし
★トイレtoilet:なし…強いて挙げれば長狭中学校前交差点のセブンイレブン
★携帯:ほぼ圏内だが、安房高山に向かう途中で圏外あり
★食料調達処24hours:NewDays千葉駅
★酒類調達処:セブンイレブン安房鴨川駅東口
★お土産処present:買わず
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:寄らず
★宿泊施設hotel:日帰り
山の中のバス停から。
サンラポールって何?
山の中のバス停から。
サンラポールって何?
⇒大規模な介護付有料老人ホーム。
でも周囲には民家も店もない。
⇒大規模な介護付有料老人ホーム。
でも周囲には民家も店もない。
清和県民の管理事務所入口。
情報収集のため立寄る手もあり。
拙者は事前に電話で確認済み。
清和県民の管理事務所入口。
情報収集のため立寄る手もあり。
拙者は事前に電話で確認済み。
…なのに入口には「立入禁止」。
おい、そんなの聞いてないぞ!
帰る訳にはいかぬので突撃。
…なのに入口には「立入禁止」。
おい、そんなの聞いてないぞ!
帰る訳にはいかぬので突撃。
クサリが取り付けられた道を慎重に。
クサリが取り付けられた道を慎重に。
すぐに尾根筋へ。
この先は県民の森の管理外。
だから立入禁止も解ける?
すぐに尾根筋へ。
この先は県民の森の管理外。
だから立入禁止も解ける?
常緑樹のイメージが強い房総。
でも落葉樹の新緑が萌えてます。
常緑樹のイメージが強い房総。
でも落葉樹の新緑が萌えてます。
ミツバツツジも咲いてます。
3
ミツバツツジも咲いてます。
しっかり倒木処理されてます。
想像より随分快適な道だ。
しっかり倒木処理されてます。
想像より随分快適な道だ。
房総ではコブを巻くのが主流。
登りはいいけど下りで苦労するんです。
房総ではコブを巻くのが主流。
登りはいいけど下りで苦労するんです。
時折り展望。
清澄山・元清澄山の方角です。
時折り展望。
清澄山・元清澄山の方角です。
要所要所にはお助けロープ。
要所要所にはお助けロープ。
大きな岩は左右どちらからでも可。
拙者は左から。
大きな岩は左右どちらからでも可。
拙者は左から。
想像以上にスムースに林道への分岐点。
道標ないもテープあり。
もう右下に林道が見えています。
想像以上にスムースに林道への分岐点。
道標ないもテープあり。
もう右下に林道が見えています。
試みにそのまま直進してみた。
擁壁の真上に出てきて右に落ちたらアウト。
赤テープあるも引き返しました。
試みにそのまま直進してみた。
擁壁の真上に出てきて右に落ちたらアウト。
赤テープあるも引き返しました。
でも眺めはよかった。
右のピークが安房高山かな?
でも眺めはよかった。
右のピークが安房高山かな?
分岐点に戻って林道へ。
二つ前の写真は赤⇩で撮ったもの。
山っ気は起こさない方がいいです。
分岐点に戻って林道へ。
二つ前の写真は赤⇩で撮ったもの。
山っ気は起こさない方がいいです。
すぐに山道へ入り直し。
林道造成のため山道が分断されたんですね。
すぐに山道へ入り直し。
林道造成のため山道が分断されたんですね。
振り返って)擁壁に沿った道なので緊張します。
ここも落ちたらアウト!
振り返って)擁壁に沿った道なので緊張します。
ここも落ちたらアウト!
安房高山365m。
意外にあっさり到着。
山頂標柱の左奥に僅かに展望。
1
安房高山365m。
意外にあっさり到着。
山頂標柱の左奥に僅かに展望。
下山方向には謎の建物。
そのすぐ先に展望台があり…
下山方向には謎の建物。
そのすぐ先に展望台があり…
長狭盆地と嶺岡丘陵。
ちょっと靄ってるのが残念。
1
長狭盆地と嶺岡丘陵。
ちょっと靄ってるのが残念。
滑りやすいので長いロープあるも概ね緩い傾斜。
滑りやすいので長いロープあるも概ね緩い傾斜。
三基の石祠が並ぶ踊り場で左に急降下。
三基の石祠が並ぶ踊り場で左に急降下。
簡易舗装された道となって登山口へ。
道標が設置されています。
簡易舗装された道となって登山口へ。
道標が設置されています。
林道をゆるゆる下ると右に作業道?が分岐。
最初はいいのですが…
林道をゆるゆる下ると右に作業道?が分岐。
最初はいいのですが…
突如として崖崩れ現場となって道は寸断。
鹿の糞が散らばる斜面を強行すると手摺りが見えた!
突如として崖崩れ現場となって道は寸断。
鹿の糞が散らばる斜面を強行すると手摺りが見えた!
這う這うの体で脱出。
その先はもう明確で迷いようなし。
這う這うの体で脱出。
その先はもう明確で迷いようなし。
愛宕神社の赤鳥居に到達。
愛宕神社の赤鳥居に到達。
そこからは再び嶺岡丘陵。
右三分の一辺りが愛宕山でしょう。
肉眼ではレーダードームが見えます。
1
そこからは再び嶺岡丘陵。
右三分の一辺りが愛宕山でしょう。
肉眼ではレーダードームが見えます。
鳥居の奥には二基の石祠。
でもまだ奥がありそう。
1
鳥居の奥には二基の石祠。
でもまだ奥がありそう。
ありました、もう一基の石祠がある奥社。
でも頂上標示板はありませんでした。
3
ありました、もう一基の石祠がある奥社。
でも頂上標示板はありませんでした。
西に伸びる参道?を緩やかに下る。
西に伸びる参道?を緩やかに下る。
中間地点には珍しく道標。
中間地点には珍しく道標。
林道に突き当たるとそのまま西進。
請雨山入口を示す道標あり。
林道に突き当たるとそのまま西進。
請雨山入口を示す道標あり。
三郡山への入口を見送ると…
三郡山への入口を見送ると…
林道大幡線へ入ると下り始める。
林道大幡線へ入ると下り始める。
所々で新緑が萌える。
簡易舗装路なので概ね歩き易い。
所々で新緑が萌える。
簡易舗装路なので概ね歩き易い。
害獣除けフェンスは施錠なく開閉可能。
害獣除けフェンスは施錠なく開閉可能。
再び嶺岡丘陵が眼前に広がる。
再び嶺岡丘陵が眼前に広がる。
振り返れば今まで歩いていた山稜。
振り返れば今まで歩いていた山稜。
平野部まで降りてきた。
田植えを控えた田んぼと嶺岡丘陵。
1
平野部まで降りてきた。
田植えを控えた田んぼと嶺岡丘陵。
県道34号線に出ると安国寺BS。
すぐにバス便がないことを確かめ計画通り東へ。
県道34号線に出ると安国寺BS。
すぐにバス便がないことを確かめ計画通り東へ。
今日歩いたのは…具体的にどこなのか?
分かりません(;^_^A
2
今日歩いたのは…具体的にどこなのか?
分かりません(;^_^A
長狭学園十字路から。
20分待ちだけで大助かり。
お疲れさんどした<m(__)m>
長狭学園十字路から。
20分待ちだけで大助かり。
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

【記録公開日:2022年4月30日】

「千葉県の山(分県登山ガイド)」を巡ろう企画の続編です。
前回(3/24)に「笹子山と三郡山」を歩いたので、残っているのは次の7だった。
●請雨山、安房高山、高鶴山、経塚山、海老敷金比羅山、無実山(房州アルプス267mP)、愛宕山

今回は、前二回で縦走計画に組み込みながらも見送らざるを得なかった「安房高山と請雨山」の二山に焦点を絞った。
分県ガイドで紹介されている「長狭学園交差点を基点に往復」コースだと、安房高山にて盲腸路線(赤線の端っこ)が残ってしまう。
拙宅からは遠いし、メジャーな山域でもなく、今後二度も三度も来ることは考えにくい。
そこで今年1月9日に仕方なく歩いた国道410号線の赤線を活かし、清和県民の森から入山することを考えた。
サンラポールバス停⇒県民の森事務所⇒安房高山⇒請雨山と歩き、最後は長狭学園交差点に達すれば、足跡(赤線)両端ともきれいに接続するのである。
実際に計画に落とし込んでみたら行程は約11kmほど。
ちょいと短すぎる気もしたが、前回の群界尾根で苦労し、「房総の低山、侮るべからず」と再認識したばかりだったので、今回はこれでよし!とした。

事前に県民の森事務所に電話で現況を聞いてみたら、(あまり要領を得なかったが)2019年台風以降、あまりコンディションはよくないと。
そんなことは百も承知…そこで先日群界尾根を歩いたと言うと、「そこよりはマシ」らしい。
だったら大丈夫かと思って現地に行ってら、なんと県民の森遊歩道(=登山道)入口に「立入禁止」との貼り紙。
…だったら電話した時に教えてよ…てなもんで、ここまで来るのに要した時間と費用を考え、申し訳ございませんが、計画を実行に移しました。

一番気になっていた県民の森から安房高山までの区間は懸念していたより遥かに良好で、山頂直前のコンクリート擁壁(法面)の上部歩きでビビった以外は特に問題はありませんでした。
…と言いがらも、ずーっと緊張してましたが…。
安房高山以降は皆さんのレコで見ていた通りで、大崩落箇所の通行に難儀はしたものの、全般を通してほぼほぼ想定通りに下山できました。

さて次はどこに行こうかしらん?
脱炭素登山実行(公共交通機関利用)のためには、下山後を含めた効率的なアクセスが課題にて、皆さんのお知恵(山行記録)を拝借する次第です。

【今回登った主な山】
★安房高山(あわたかやま)365m:初…分県ガイド28/34、房州低名山33/49
★請雨山(しょううさん)320m:初…分県ガイド29/34、房州低名山34/49

お疲れさんどした<m(__)m>

  隊長

【個人用過去レコリンク:安房高山未遂レコ】
2022年01月09日(日) :八良塚・三郡山・安房高山(の筈だったが…)
近年稀に見る大失態で立入禁止区間を暴走、半袖隊長、振出しに戻って思わぬ強歩訓練
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3904764.html
2022年03月24日(木):八良塚・笹子塚・三郡山
手強いぞ…群界尾根は房総最難関?、半袖隊長、宿原BSから国保病院前BSまででヘロヘロに
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4108995.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:506人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら