【大菩薩嶺と牛ノ寝通り】バイカオウレンと新緑を求めて

2022年05月05日(木) [日帰り]

• GPS: 07:12
• 距離: 21.3km
• 登り: 1,485m
• 下り: 1,661m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:20

距離 21.3km 登り 1,499m 下り 1,661m

9:01 大菩薩峠登山口
9:10 雲峰寺
9:10 雲峰寺駐車場
9:10 裂石登山口駐車場
9:17 9:18 丸川峠分岐駐車場
9:28 千石茶屋
10:30 10:37 上日川峠
10:52 福ちゃん荘
11:33 11:34 雷岩
11:46 12:01 大菩薩嶺
12:09 12:30 雷岩
12:36 神部岩
12:45 賽ノ河原
12:53 12:54 大菩薩峠
13:14 熊沢山
13:19 石丸峠
13:30 米代
13:55 榧ノ尾山
14:00 榧ノ尾
14:16 牛ノ寝標柱
14:47 大ダワ
14:57 15:00 大マテイ山
15:14 山沢入りのヌタ(小菅の湯方面分岐)
15:21 15:22 栃の巨木
16:21 小菅の湯

■走ったり、ゆっくり花探しや写真撮影をしたりで、今回もペースはハチャメチャです。
■牛ノ寝通りに入ってから大マテイ山の直前までGPSログが飛んでしまいました。榧ノ尾山などの通過時間は写真のデータを見て入れています。

天候

晴れ☀

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR中央線で塩山駅へ。塩山駅南口BSより8:30発の落合行きのバスに乗り、大菩薩峠登山口BSで下車。
帰り：小菅の湯で入浴後、小菅の湯BSから17:35発奥多摩駅行き（※土休日ダイヤの最終）で奥多摩駅へ。奥多摩駅より電車で帰る。

コース状況／危険箇所等

■全体的に良く整備された登山道で、特に危険箇所は有りません。
■ただし、「山沢入のヌタ」分岐から沢との合流地点までは、斜度のある細いトラバース道が続くので、雨天時や積雪がある時などの、足元が悪い時の下り利用は注意したほうが良いかも。

その他周辺情報

■下山後、「小菅の湯」で入浴してから帰りました。
「多摩川源流温泉 小菅の湯」
http://kosugenoyu.jp/

写真

おはようございます。
今日は塩山側からの大菩薩峠登山口BSからスタートです。

しばらく車道歩き。
フジ、ヒメウツギ、アケビの花などが咲く。

フジの花。

裂石山雲峰寺の前を通過。

サクラソウ。

ウワミズザクラかな？

フデリンドウ。

マムシグサ。

千石茶屋から登山道へ。

新緑が気持ちの良い尾根を行く。
今日は遅めのスタートだったからか、上日川峠まで全然人がいなかった（爆）

ミツバツチグリ。

ニッコウネコノメ？

タチツボスミレ。

日当たりいい場所にはミツバツチグリが多い。

ワチガイソウ。
（痛恨のピンボケ…）

ユリワサビ。

上日川峠まで来ました。
こっからは人が沢山でした(^_^;)

上日川峠の駐車場から南アルプス北部。霞んじゃってるけど…。
農鳥岳、間ノ岳、北岳、鳳凰三山、仙丈ヶ岳。右端に甲斐駒。

上日川峠でちょっと休憩し、大菩薩嶺へ。

スミレが咲いてるが、ほとんどはタチツボスミレ。

福ちゃん荘通過。

大菩薩の稜線が見えてきた。

標高を上げ、振り返れば富士と大菩薩湖。

雷岩到着。
流石に連休中の大菩薩、人一杯(^_^;)

雷岩からの富士と大菩薩湖。

雷岩からの南アルプス。
春霞でだいぶ霞んじゃってる…
白峰三山（農鳥岳、間ノ岳、北岳）はまだハッキリ分かるが…。肉眼では塩見岳までは視認可能（爆）。
まぁ、今日は眺望は目的じゃなくオマケみたいなもんだから、これで満足。

そして雷岩から大菩薩嶺に進むと…本日のメイン！バイカオウレン登場！
カワ☆イイ(・∀・) ！

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

雷岩〜大菩薩嶺の森の中に沢山咲いてます。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。
登山道脇をよく見ると、いっぱい咲いてます。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺山頂。
居合わせた方と写真を撮り合いました。

最初、なんとなく左の山頂標識の方に立って手を掛けたポーズだったんですが、撮ってくれた方から「『日本百名山』の標識の方には手を掛けなくて良いですか？？」なんて急に言われて、「あっ？うん？どうしよう？」と咄嗟に両方の山頂標識に手を掛けたポーズに変更。結果、謎ポーズ（爆）で記念撮影となりましたw

丸川峠側にも沢山咲いているとの噂を聞きますが……そろそろお昼を食べて牛ノ寝通りに進みたいので、雷岩に戻ります。
大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

大菩薩嶺周辺のバイカオウレン。

雷岩に戻り、雷岩の端の空いている所で昼食。
お昼は当然コレ、蒙古タンメン中本です！
バイカオウレンを愛でた後、絶景を見ながら激辛ラーメンを食う幸せ…。
「バイカオウレンに乾杯！」（←はぁ！？）

お腹も満たされたので縦走再開。石丸峠まで稜線進みます。
人が沢山、足元も岩が多かったりなので、腹ごなしも兼ねて、気持ちの良い稜線をゆっくり歩きます。

大菩薩峠手前の岩場から奥多摩側を見る。
右手から伸びるのは、これから進む牛ノ寝通り。
鹿倉山、奈良倉山、三頭山、御前山、大岳山、雲取山と石尾根等が見える。

大菩薩峠と介山荘。

大菩薩峠。
ここまでは人が沢山。

介山荘を越え、熊沢山への登りにさしかかると、再びバイカオウレン登場。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。
ちょw凄いワラワラw

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。
大菩薩嶺周辺より密度が高いです。足が進みません(^_^;)

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。

熊沢山のバイカオウレン。
いや〜大菩薩エリアのバイカオウレン、凄かったなぁ…。

熊沢山山頂を過ぎると、再び乾いた稜線に。

石丸峠。

石丸峠の少し先、ここから牛ノ寝通りに突入！

牛ノ寝通り序盤は乾いた尾根道。
気持ちいい！
最初二組すれ違っただけで、その後全然人がいなかった（爆）。

急激に高度を下げる箇所もあるが、広いつづら折りの登山道が付いてるので安全・安心。心ゆくまで走れそうです（笑）

しばらく進むと、周りは爽やかな新緑の美林となりました。

榧ノ尾山。
あんまりピークっぽくない山頂だった。

榧ノ尾。
あれっ、標識、まさか熊さんにガジガジされた？(^_^;)

美林が続く牛ノ寝通り。
秋の紅葉も素晴らしいと噂に聞きますが、納得です。

所々、巨木も。

牛ノ寝通り。
ひたすら気持ちいい…。

こちらも巨木。

新緑が眩しい…。

牛ノ寝の標識。
ゆったりとした尾根が続く。

ひたすらに美林。

ただそこにいるだけで心地の良い素敵尾根…。

棚倉の分岐。
大マテイ山をピークハントしてから小菅の湯に降ります。

本日の最終ピーク、大マテイ山への登り。

大マテイ山山頂。
展望は無いが、新緑に包まれ気持ちの良い空間だった。

大マテイ山山頂から南側。
木立の向こうに見えるのは雁ヶ腹摺山かな。

大マテイ山。

大マテイ山から降りる。
日当たりのいい斜面にミツバツチグリ。

山沢入のヌタ。
この分岐から小菅の湯に降ります。

分岐のところにも巨木。

下りの途中にも巨木。
凄い大きさだが、写真では全然伝わらない…(^_^;)

こちらにも見事な巨木。

ニッコウネコノメの花後？

ヒトリシズカ。
葉は沢山見かけたが、咲いてるヤツはあんまり見かけなかった…。

沢に合流。

沢を渡渉。
木の橋が整備されていて助かります。

ワサビ田があります。

ムラサキケマン。

ミヤマキケマン。

咲き始めのヒメウツギ。

水道の取水施設があってそこから先は舗装道路。
まもなく下山ですね。

すっかり終わっていましたが、1ヶ月くらい前なら、この沢はハナネコノメが沢山咲いていたんでしょうね。

サワハコベ。
沢沿いのそこらじゅうに咲いてました。
（後から写真見直したら、これサワハコベじゃなくてミヤマハコベっぽいですね。水辺に生えてた＝サワハコベと早合点してました。5枚の花弁が深く切れ込んで、一見花弁10枚に見えるのはミヤマハコベだと思います。）

人里に降りてきました。
青色が強いフデリンドウ。

チゴユリ。

里のヤマツツジ越しに鹿倉山。

オトコヨウゾメ。

小菅の湯でゴール。
温泉に入っていきましょう。
お疲れさまでした。

湯上がりにコーラでリフレッシュ。
バスで奥多摩駅に帰りました。

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル 熊鈴 Buff（行動中マスク代わりに使用） マスク 自家製虫除けスプレー（ハッカ油＋アルコール）

感想

Nao3180

奥多摩の奇行種・Nao3180です。

父の葬儀や諸々の手続き、実家の整理などが片付き、東京に戻ってきました。気持ち的には落ち着いていますが、ふと父の事を思い出し、モヤモヤと色々考えたり悲しくなる瞬間もまだ有ります。
こんな時には……山です。
一日時間をとって、以前からGW期間に合わせてやろうと思っていたトレラン花探しの計画を実行します。

今回の目的は、
「大菩薩周辺でバイカオウレンを見る」、
「牛ノ寝通りを縦走し、大菩薩・小金沢連峰の赤線を奥多摩エリアに接続する」
の2つです。

バイカオウレンは、長沢背稜の北側（酉谷山北側の小黒とか牛首とか）で見たことがありますが、大菩薩周辺では見た事が有りませんでした。（そもそも大菩薩は秋にしか来たことがない(^_^;)）
今回来てみたところ、大菩薩嶺周辺と熊沢山周辺にバイカオウレンがワシャワシャ咲いてました！スゲェ！
この後、牛ノ寝通り縦走に帰りのバスの予定もあるのであまりモタモタしてられませんが、バイカオウレン鑑賞と撮影でなかなか足が進みません(^_^;)。
丸川峠側にも群生地が有るとの噂ですが、大菩薩嶺と熊沢山の2箇所だけでも、かなりの数が見れて大満足でした。
長沢背稜の北側の群生地は、結構手強いバリルートなので（それはそれで山歩きとして面白いけどね）、気軽にバイカオウレンを見るなら大菩薩エリアの方が良さそうですね。

そして石丸峠の先で牛ノ寝通りに突入。ほぼ無人（爆）の、巨木と新緑に彩られた尾根を心地よく快走させて頂きました。ひたすらに美林が続きます！それ以上何があるわけでもなくても、歩いて走っているだけで元気が貰えるような、素敵尾根でした。
〆は小菅の湯で温泉に浸かってリフレッシュ。

奥多摩・奥秩父の山々と、美しい山野草に心が癒された山行でした。ありがとうございました。

コメント

kunito

こんにちは！
バイカオウレンという花なんですね。私も昨日大菩薩嶺に登ったのですが、丸川峠へ向かう山中に沢山咲いていました。
ちなみに花にお詳しいようですが、どのように知識を身に付けたのでしょうか？昨日も花の写真を撮りながら、名前を知っていたらもっと楽しめるだろうなと思っていたところなので羨ましいです。
あと、牛ノ寝〜小菅の湯のレコありがとうございます。いつかこのルートも試そうと思っていたので、参考にさせて頂きます。

Nao3180

kunitoさん、こんばんは＆はじめまして。

＞ちなみに花にお詳しいようですが、どのように知識を身に付けたのでしょうか？

お花については独学です。
僕も花に着目して登山するようになって２年目なんで、まだまだ知らない事も多いんですが…😅、山野草の勉強はそれこそヤマレコが最高に使えます！
同じ山域がホームの、お花好き・お花に詳しいユーザーさんを何人もフォローさせて頂いていて、そんな「花先生」「花博士」達のレコをいつも参考にさせてもらっています😁

あと、知らない花に出会ったら、写真を沢山撮るようにしています。花のアップだけでなく、植物全体、葉っぱの形や付き方、表面の様子などなど。こうして情報を集めておけば、帰ってからネットや本で調べるときの助けになります😁
少しずつでも知ってるお花が増えてくると、楽しくなってきますよ😁

kunito

Nao3180さん
お返事ありがとうございます。
なるほどです。ヤマレコを上手く利用する手がありましたか。
今まで花に注目してなかったので、お花に詳しいユーザーさんがいらっしゃるとか気に留めていませんでした。
今回、Nao3180さんのおかげでバイカオウレンを覚えましたので、これから少しずつでも知識を身に付けていこうと思います。
フォローさせて頂きましたので、今後もレコ楽しみにしてます！それにしても、写真撮りながら早いペースで登られていて尊敬します👍