大峯奥駈道（順峰） 熊野本宮~吉野（柳の宿）5泊6日

2022年04月30日(土) ~ 2022年05月05日(木)

• GPS: 128:00
• 距離: 95.7km
• 登り: 7,609m
• 下り: 7,507m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:25
• 休憩: 0:05
• 合計: 11:30

4:30 スタート地点
14:55 15:00 玉置神社
16:00 玉置山展望台

2日目

• 山行: 8:45
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:45

5:00 玉置山展望台
13:45 行仙宿山小屋

3日目

• 山行: 11:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 11:00

4:30 行仙宿山小屋
15:30 深仙ノ宿

4日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:50

4:55 深仙ノ宿
12:45 弥山小屋

5日目

• 山行: 10:15
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:15

4:40 弥山小屋
14:55 山上ヶ岳

6日目

• 山行: 9:40
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:50

4:10 山上ヶ岳
11:30 11:40 花矢倉展望台
12:15 13:15 金峯山寺
15:00 ゴール地点

参考書籍（靡の名称等は、参考資料に従って写真コメントに記載しました）
「大峯奥駈道七十五靡」森沢義信 著、ナカニシヤ出版（2006年）

天候

初日から順に；晴れ→雨→晴れ→晴れ→晴れ→晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

出発地点：紀伊田辺（JR）→熊野本宮（バス）
最終地点：六田（近鉄）

コース状況／危険箇所等

・道はしっかりしているので、踏み跡をしっかり見定めながら歩けば大丈夫。油断すると、うっかり別の道に逸れてしまうので要注意。実は、少し道間違いをやらかしてロスがありました、気付いて大事には至らず幸いでしたが。
・岩場や斜面崩壊で危険な箇所を幾つも通過するので、特に重荷縦走者は慎重に（私が感じた危険トップ2；�｜和�岳〜槍ヶ岳のクサリ場（ほぼ垂直箇所もある）、��五鈷峰付近（仏生岳〜明星岳間）に泥混じりのボロボロ岩場の高巻きあり）
・水場ネックの長距離縦走になりますので、晴天続きの時は気をつけたほうがいいです。幸いにも、雨天（4/29、5/1）のおかげか、今回は水場涸れは無かったです。添付ファイルに、貴重な水場情報画像をアップしておきました。作成者に大感謝です！

ファイル

IMG_0972.jpg

役立った水場情報（小屋の掲示を撮影させて頂きました）
（更新時刻：2022/05/06 22:03）

写真

4/29 18:08

本宮大社（第一靡）
※登山前日に参拝して、安全祈願

4/30 4:45

備崎橋付近（登山開始地点）
※まだ暗い中をスタート。前日の大雨で、熊野川は増水

4/30 4:56

備崎付近

4/30 6:56

吹越山（第四靡）

4/30 8:19

大黒岳（第五靡）

4/30 8:43

金剛多和（第六靡）
※ここを過ぎると、急登が体を襲います

4/30 10:18

五大尊岳（第七靡）

4/30 11:05

岸の宿（第八靡）

5/1 6:51

如意珠岳（第十一靡）
※この日はずっと雨で、撮影もままならず

5/1 9:09

香精山（第十三靡）

5/1 12:11

笠捨山（第十八靡）

5/2 5:03

怒田宿（第二十靡）

5/2 7:06

平治宿（第二十一靡）

5/2 8:03

持経宿（第二十二靡）
※ここで水を補給。深仙まで水場はありません

5/2 9:30

諸誠無漏岳

5/2 10:35

乾光門（第二十三靡）

5/2 11:34

般若岳（第二十五靡）

5/2 12:14

子守岳（第二十六靡）

5/2 13:07

奥守岳（第二十七靡）

5/2 13:37

天狗山

5/2 13:42

天狗山より奥駈道稜線（大日岳〜釈迦ヶ岳〜孔雀岳）を望む
※ようやく、これから向かう北奥駈道が見えてくる

5/2 14:48

太古ノ辻付近より大日岳（第三十五靡）を望む

5/2 14:51

二ツ石（第三十三靡）
※前鬼への分岐点であり、北奥駈と南奥駈の境界

5/2 15:28

深仙宿（第三十八靡）と釈迦ヶ岳（第四十靡）

5/3 5:10

都津門（第三十九靡）

5/3 5:54

釈迦ヶ岳（第四十靡）

5/3 7:06

孔雀ノ覗

5/3 7:18

孔雀岳（第四十二靡）

5/3 9:31

船の多和（第四十六靡）付近より、明星ヶ岳（第五十靡）と八経ヶ岳（第五十一靡）へと続く稜線
※尾根筋は芽をだしたバイケイソウでいっぱい

5/3 12:07

八経ヶ岳（第五十一靡）
※歩いてきた南奥駈道を遠望、感無量です

5/3 12:45

弥山（第五十四靡）

5/4 5:21

講婆世宿（第五十五靡）

5/4 6:57

一の多和（第五十七靡）付近より、行者還岳、大普賢岳へと続く稜線

5/4 7:26

行者還小屋と行者還岳（行者還り（第五十八靡）付近）

5/4 8:59

七曜岳（第五十九靡）
※普賢岳まで岩場の連続で速度が落ちるエリア

5/4 11:07

普賢岳（第六十三靡）

5/4 12:05

阿弥陀森（第六十五靡）の女人結界門

5/4 12:45

小篠の宿（第六十六靡）

5/4 13:56

山上ヶ岳（第六十七靡）、大峯山寺前
※戸開式（5/3）の翌日で、静かな落ち着いた雰囲気

5/4 14:01

山上ヶ岳（第六十七靡）、頂上付近
※右手遠景には、女人大峯の稲村ヶ岳と大日山。中央遠景は、弥山。

5/5 4:42

洞辻茶屋前、浄心門（第六十八靡）付近
※出迎え不動明王の前で朝焼けを迎える

5/5 5:51

五番関の女人結界門

5/5 6:53

大天井ヶ岳
※登山最終日の大登りで足にこたえます

5/5 7:42

二蔵宿（第六十九靡）

5/5 9:11

四寸岩山

5/5 10:30

青根ヶ峰
※順峰の最終ピーク

5/5 10:45

愛染の宿（第七十靡）付近

5/5 10:52

金峯神社（第七十一靡）

5/5 11:24

水分神社（第七十二靡）

5/5 12:12

吉野山（第七十三靡）、金峯山蔵王堂

5/5 13:56

丈六山（第七十四靡）
※吉野神宮です

5/5 14:45

柳の宿（第七十五靡）、吉野川南岸

5/5 14:54

柳の宿（第七十五靡）、吉野川北岸

5/5 15:03

近鉄・六田駅（終了地点）

撮影機器：

EOS 5D Mark IV ボディ CANON

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

通常登山装備＋テント泊装備一式（テント・ 自炊・ 寝袋等）
食料は3000kcal/日（→シャリバテすることなく歩き続けれました）

感想

tngsn

関西の山屋として、いつかは踏破したいと思い続けていた大峯奥駈道の全縦走。
うまく条件に恵まれ、同コース同日程で並走のソロ登山者がいたことも心の支えとなり、無事に達成できました！登山道整備や小屋管理にご尽力されている方々に感謝です。