記録ID: 42908
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ケ岳 黒戸尾根往復
2009年07月19日(日) ~
2009年07月20日(月)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 2,379m
- 下り
- 2,387m
コースタイム
初日
5:05竹宇駒ケ岳神社−6:00尾根−7:50笹ノ平−
10:05刃渡り−30刀利天狗−11:25五合目小屋跡50−
12:55七丈小屋テント場
二日目
4:10テント場−50御来光場(八合目)5:05−6:10山頂7:00
−8:00テント場50−9:45五合目小屋跡−10:45刀利天狗
−12:15笹ノ平−14:00竹宇駒ケ岳神社
5:05竹宇駒ケ岳神社−6:00尾根−7:50笹ノ平−
10:05刃渡り−30刀利天狗−11:25五合目小屋跡50−
12:55七丈小屋テント場
二日目
4:10テント場−50御来光場(八合目)5:05−6:10山頂7:00
−8:00テント場50−9:45五合目小屋跡−10:45刀利天狗
−12:15笹ノ平−14:00竹宇駒ケ岳神社
天候 | 初日 曇りときどき雨 二日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は、よく整備されている。 刃渡り以降は、梯子や鎖も多く、特に荷物が多い場合は慎重に通過したい。 標高差もあり、特に後半は梯子などが頻繁に出てくるので、 可能な限り、荷物の軽量化やペース配分などに留意したい。 連休中ということもあり、七丈第一小屋、テント場はほぼ満員状態でした。 テント代は、一人600円。ビール500ML 700円。 トイレはきれいですが、テン場からかなり遠いので、要注意。 (朝方トイレに行こうとしたら、あまりに遠くて、遭難したかと思った。) 昔登ったときのレコです。 2000年7月、単独で↓ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-28732.html 2001年9月 弟と横手から↓ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-29101.html 以下コース状況など ○駒ケ岳神社〜笹ノ平 駐車場にトイレあり。 つり橋を渡ったあと、十二曲がりの急な登りになる。 急登が終わりとしばらくはなだらかになるが、 1000M付近から笹ノ平までは、じりじりと登りが続く。 笹がでてくると、横手コースとの合流点は近い。 ○笹ノ平〜刀利天狗 しばらく緩やかな笹原の中を歩くが、じきに急な登りになる。 ツガなどが現れ始め、一登りで傾斜は緩くなる。 その後はコケとツガ林の中の緩やかな尾根歩きになるが、 しばらくで刃渡りが現れる。 鎖が張っている場所もあるが、その後も尾根は狭い箇所が続くので、 通過には注意したい。(特に下り) このあたりから、登山道の雰囲気が変わる。 刀利天狗付近から、木の梯子や鎖などがでてくる。 ○刀利天狗〜七丈小屋 しばらく黒戸山を登っていくが、途中から巻いていく。 次第にくだりになり、五合目小屋の跡地にでる。 一度コルへ下り、屏風岩の長い梯子を登る。 その後も梯子や桟橋などが次々に現れる。 一度傾斜は落ち着くが、また急な登りになる。 七丈小屋手前の鎖場は、足場も狭く、荷物が大きいと振られ、怖い。 高度感もけっこうあるので、要注意。 テント場は小屋から5分ほど登る。 二段になっていて、下の方は整地されている。 ○七丈小屋〜山頂 八合目まで木の梯子などもある急な登り。 頭上が開けると、八合目は近い。 八合目からは、北岳方面や八ヶ岳、奥秩父などの展望が望めるが、 真正面の甲斐駒の雄姿が圧巻。 ここから九合目まで、ところどころ鎖場がある急な登り。 荷物が大きいと、かなりきつい。 鉄剣が刺さった岩のある9合目からは、若干傾斜はあるものの、 特に危険と感じる場所はなかった。 目の前に、山頂の祠が見えれば、一頑張りで山頂。 展望は、全工程の中でもっとも素晴らしい。 ○下り 鎖場付近では、登ってくる人とのすれ違いに注意したい。 黒戸山の登り返しが少しきついが、その後はほとんど下り。 刃渡り手前では、滑落に注意。 笹ノ平まで下ると傾斜も落ち着き、下りやすい。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
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訪問者数:3772人
素晴らしい山行になったようですね。
黒戸尾根はきついコースですが、何故かまた訪れたくなる魅力があるようですね。
metaboさんの記録を読んでたら、私もまた行きたくなってきました。
初日はどうなるかと思いましたが、
二日目は天気も晴れて、最高の山行でした!
七丈小屋のテント場は、景色も雰囲気もよくて、
私の好きなテンバの一つです。
翌朝の日の出や景色などの楽しみもありますので、
次回は、いかがでしょうか。
私もkoodooさんのように、いつかは黒戸尾根日帰りにチャレンジしてみたいな〜、とは思ってますが、
いつのことになるやら
当日日帰りの方と数名すれ違いましたが、あまりのスピードに思わず「山伏か! 」と叫びそうになりました。
こんにちは。
私たちは登山口のあたりからずっとお二人の前後を歩いていてテント場でもご一緒だった親子3人連れです。
お二人は、思ったとおり、ご兄弟だったのですね。
私たちは初日も2日目も出発が遅くて、到着も一番最後になってしまい、最後はバテバテ。甲斐駒ケ岳はとてもいい山で、黒戸尾根もすばらしいルートだと思いましたが、今度登ることがあったら、テントは無理かな、と思いました。
bokutouさんのステキな写真とmetaboさんの見事な描写であの山行が鮮明に思い出されました。弟さんにもよろしくお伝えください。
お気に入りに登録させていただきました。
時々、またおじゃまさせてくださいね。
ulalaさん、コメントありがとうございます!
やはり、テント場でお会いした方々だったのですね。
我々は、山頂直下で「あと標高差100Mです。」とお話しした二人組です。
私は過去二度、弟も一度登ったコースでしたが、テント装備での黒戸尾根は、やはりキツイです。
しかも、ulalaさん達は初めての黒戸尾根(しかも、往復!)ということで、
レコを読ませていただいて、驚くとともに、大変感動しました。
息子さんの生き生きとした表情が、本当に印象的でした。
ulala様ご一家が、今後も素晴らしい山行を続けられることを、心からお祈りしております。
PS お気に入り登録、ありがとうございます!大変恐縮です!
我々も、お気に入り登録させていただきます。
同じ日に、甲斐駒ケ岳の山頂に立てたことを、誇りに思います。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。
metabo
頂上直下で下山する人に励まされると元気が出るんですよね。
ちょうど、息子がへばっていたので助かりました。
長男のほうはもうついてこなくなってしまいましたが、次男は、うまく山にはまってくれました。
今後とも、息子ともどもよろしくお願いします。
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