京都一周トレイル・向山・城山・白砂山と、はせがわのハンバーグ

2022年05月15日(日) [日帰り]

• GPS: 07:28
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,119m
• 下り: 1,195m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:57
• 休憩: 1:29
• 合計: 7:26

8:19 二ノ瀬駅
8:45 8:46 夜泣峠
9:00 9:01 向山
9:43 9:45 洛北発電所
11:14 11:20 氷室神社
11:39 11:40 城山下峠
11:45 11:47 城山
11:51 11:52 城山下峠
12:08 13:06 山の家はせがわ
13:38 13:39 上ノ水峠
14:02 14:02 沢の池
14:59 15:15 白砂山
15:45 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：京都バス（四条京阪〜出町柳）時刻によっては京阪電車でもよかろう
　　　叡山電鉄（出町柳〜二ノ瀬）
帰路：JRバス（三宝寺〜）

コース状況／危険箇所等

●二ノ瀬駅から沢の池を経て仏栗峠までは、京都一周トレイルを辿っていますので、案内表示も多く、特に問題ありません。

●城山
車道からの取り付きには、案内表示はありません。取り付いてしまえば山頂までは10分ぐらいです。踏み跡もあります。

●白砂山
仏栗峠から下ってくると、分岐がありますが、案内表示はありません。山頂直前までは踏み跡もありますが、結構荒れています。山頂直前からは、地形図の破線ルートは南の方からぐるりと回るようになっています。遠回りになるので、何処を通っても良さそうな斜面を進んでいます。所々に目印らしき物もついていますが、距離が短いので気にしなくても大丈夫なぐらいです。
下りは破線ルートを辿って、南側に下りていってます。4年ぐらい前に、登りで一度通ったことのあるルートですが、その頃より荒れているような気がしました。特に、下りでは結構傾斜があり、滑りやすく注意が必要です。林道が崩落している箇所があり、かなり通行しづらくなっています。このルートはお勧めできません。遠回りでも、山頂から、分岐まで引き返して、西側に迂回した方がよいでしょう。

その他周辺情報

●二ノ瀬駅のトイレ
女子用は普通にきれいで洋式もあり(kumakumo)

●「山の家はせがわ」のトイレ
京都一周トレイルの地図では、京見峠から前坂を西へ上がったところに[WC]マークがあるが、これはレストラン「山の家はせがわ」店内のトイレ。店で食事をしないのであれば、よほどの緊急事態でもないかぎり借りにくいと思う(kumakumo)

写真

5/15 7:43

(kumakumo)叡山電車のデザイン電車「こもれび」に乗車

5/15 8:18

(kumakumo)二人とも新しい靴(右からColumbia、SIRIO)

5/15 8:22

(kumakumo)二ノ瀬駅を振り返る

5/15 8:24

(kumakumo)夜泣峠への道は東海自然歩道でもある

5/15 8:26

(kumakumo)遮断機のない踏切

5/15 8:27

(kumakumo)惟喬親王（これたかしんのう）を祀る守谷神社と、その生母を祀る冨士神社

5/15 8:28

(kumakumo)静かな堰堤

5/15 8:30

(kumakumo)はじまりの橋

5/15 8:35

(kumakumo)この辺りは苔の領域

5/15 8:45

(kumakumo)夜泣峠。惟喬親王の夜泣きエピソードから

5/15 8:46

(kumakumo)夜泣峠の祠

5/15 8:49

(kumakumo)京都一周トレイルプレートの足元には、たいていこのような道祖神がいらっしゃる

5/15 9:00

(kumakumo)向山山頂　426m

5/15 9:09

(kumakumo)山頂から徒歩10分。休憩に適さない向山山頂に代えて

5/15 9:13

(kumakumo)根っこ道が続く

5/15 9:14

(kumakumo)CCとはクリーンセンターのこと

5/15 9:21

(kumakumo)眺望を楽しむならここで

5/15 9:24

(kumakumo)枝越しに比叡山も

5/15 9:45

(kumakumo)関電用水路

5/15 9:46

(kumakumo)激しい水の音

5/15 9:46

(kumakumo)十三石橋

5/15 9:46

(kumakumo)ハルジオン

5/15 9:46

(kumakumo)洛北発電所

5/15 9:49

(kumakumo)道路を横切って……

5/15 9:51

(kumakumo)ミセスカッパ(妄想)

5/15 9:53

(kumakumo)崖

5/15 9:53

(kumakumo)崖の上に渡した丸太……の上を渡る

5/15 10:03

(kumakumo)盗人谷一の橋

5/15 10:07

(kumakumo)階段や倒木を跨ぐ道

5/15 10:11

(kumakumo)段々滝(勝手に命名)

5/15 10:14

(kumakumo)自由奔放な渓流

5/15 10:15

(kumakumo)マムシグサの花。秋にはカラフルでコーンみたいな実がなるが猛毒

5/15 10:16

(kumakumo)かくれ岩(勝手に命名)

5/15 10:18

(kumakumo)水の徘徊

5/15 10:19

(kumakumo)変色してますますマムシに似てきたマムシグサ

5/15 10:21

(kumakumo)真実の目(勝手に命名)

5/15 10:22

(kumakumo)ハードル道(勝手に命名)

5/15 10:24

(kumakumo)旧い橋の上に新しい盗人谷三の橋

5/15 10:25

(kumakumo)盛りだくさんの渓流

5/15 10:50

小峠で盗人谷方面を振り返って。左手を登って行くと、満樹峠を経て十三石山

5/15 10:51

氷室へは林道を進みます

5/15 10:55

(kumakumo)モチツツジ

5/15 10:55

(kumakumo)氷室の集落と蛙の声

5/15 11:04

(kumakumo)氷室跡の石碑

5/15 11:05

(kumakumo)窪んでいるのが氷室跡

5/15 11:06

(kumakumo)ヤマツツジと氷室跡

5/15 11:11

(kumakumo)シロツメクサの蜜を吸うツマグロヒョウモン

5/15 11:12

(kumakumo)ナナホシテントウと野草(シロツメクサ、ユウゲショウ他)

5/15 11:16

(kumakumo)氷室神社

5/15 11:17

(kumakumo)本殿

5/15 11:26

この辺は舗装された車道。左手は船山へ

5/15 11:39

ここから城山へ

5/15 11:45

城山山頂479.6m

5/15 11:45

(kumakumo)城山山頂のプレート(479.8m)と三角点「城山」

5/15 11:45

(kumakumo)三等三角点「城山」

5/15 11:55

(kumakumo)スイカズラ？

5/15 11:55

アンテナ

5/15 12:03

(kumakumo)古道 若狭街道(鯖街道)

5/15 12:07

(kumakumo)「山の家 はせがわ」

5/15 12:16

(kumakumo)店内。一階のテラス席は順番待ち

5/15 12:16

(kumakumo)メニュー

5/15 12:39

(kumakumo)ハンバーグセット

5/15 12:40

(kumakumo)チーズハンバーグセット

5/15 13:05

(kumakumo)こんなところで九輪草(クリンソウ)　

5/15 13:06

(kumakumo)「山のいえ　はせがわ」の外観。自家用車での来客も多い

5/15 13:11

(kumakumo)藪手鞠(ヤブデマリ)

5/15 13:14

(kumakumo)眺望よし

5/15 13:15

(kumakumo)京見山荘

5/15 13:18

(kumakumo)木々の間を抜け

5/15 13:18

(kumakumo)新録のトンネルをくぐり

5/15 13:37

(kumakumo)どんどん上って行こう

5/15 13:39

上ノ水峠の西側の崩落地点の迂回路入り口

5/15 13:44

(kumakumo)迂回しなければあちらから出てきたのだな

5/15 13:44

(kumakumo)ここを下りて来た

5/15 14:00

(kumakumo)忍冬(スイカズラ)

5/15 14:01

(kumakumo)沢ノ池

5/15 14:05

(kumakumo)赤線つながったかな？

5/15 14:11

仏栗峠。左手を登って行くと沢山

5/15 14:11

(kumakumo)鳴滝・白砂山へ

5/15 14:28

(kumakumo)西山方面。右端に桂川と松尾大社の大鳥居が見える

5/15 14:28

(kumakumo)180度の展望

5/15 14:44

白砂山へは木で「行くな！」といっているところを越えて進みます。右手が安心なルート

5/15 14:45

直進すると倒木地帯。白砂山は右手に

5/15 14:58

(kumakumo)砂山？　268m

5/15 14:58

(kumakumo)三角点はない

5/15 14:59

(kumakumo)先ほどの「砂山」と設置者が同じようだが、白砂山 268m

5/15 15:07

地形図の破線ルートに進んでいきます

5/15 15:11

(kumakumo)方向転換の合図？

5/15 15:20

ここは油断していると直進してしまう所。折り返すように進みます

5/15 15:29

(kumakumo)根っこを跨いだり潜ったりの天然アスレチック

5/15 15:31

林道が崩落してしまっていて、通り抜けるのに四苦八苦したところを振り返って
(kumakumo)楽しからずや？

5/15 15:33

この少し手前からは問題のない林道

5/15 15:36

(kumakumo)水たまりのような池だが地図にある

5/15 16:33

四条大宮までバスで移動して、おやつ代わりに「京一」の中華そば

5/15 16:38

(kumakumo)夕食代わりに「京一」本店の「ぜんざい」　甘い

撮影機器：

FinePix JX300 富士フイルム

IXY 200 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

sayup18

kumakumoの今までに辿った軌跡を見ると、伏見桃山から自宅近くの上桂までの間で、二ノ瀬から沢の池が繋がっていない。これを繋ぎに行きました。京都市内を囲むために、あと残るは、山のない天王山と伏見桃山の間をどうやって繋ぐかですね。

もう一つ大きな目的は、「やまの家はせがわ」で食事をすること。一人だと、時間がもったいないと、いつもは素通りしてますが、一度立ち寄ってみたかったのです。北大路にある「はせがわ」はいつも大行列ですが、こちらもかなり賑わっていました。少し待ちましたが、久しぶりにはせがわのハンバーグを堪能しました。

最後に仏栗峠から白砂山経由で帰りました。白砂山から南に抜けましたが、かなり苦労しました。4年前に通ったことがありますが、そのときよりも荒れているように感じました。「急がば回れ」ですね。

kumakumo

玄関の靴棚で、先月新調した登山靴が埃を被り始めていた。登りた
い山はいろいろあるが、まずは基本に戻って京都一周トレイルから。

山道には、ときおり椿のミイラや藤の花びらが散らばっていた。枝
を見上げては、春に見逃した花をあれこれ思う。　

夜泣峠に続いて向山を越え、歩き続けていると、だんだん蛙の声が
近づいてきた。沢沿いでは苔と新録の饗宴。さすがはトレイルコー
ス、とりわけ盗人谷にはめぼしい光景が次々と登場する。苔むす岩、
切り株の断面、崖上の通路、丸木橋、階段、倒木、小さな滝、毒草
(薬草)……。

こうして呑気に歩いているはずが、いつの間にか息が上がってきた。
急登だ。筋肉と体力の喪失を思い知る。しかし、急登に限ってベン
チなどはない。這々の体で辿り着く氷室の集落。
氷室は、氷がなければただの窪地。ぼうぼうと生えているだけに見
える雑草が代々、氷室跡の形を守ってきたのだろう。

「山の家 はせがわ」は、行楽シーズンだけに都市風の活気。けっこう
肌寒かったが、テラス席を希望するグループの順番待ちができてい
る。
ここでようやく腰を下ろすことができ、料理を待つ間の30分が十
分な疲労回復タイム3倍分(30=10*3)となった。

ハンバーグでお腹を満たし、昨年群生地で見たよりも立派な九輪草、
藪手鞠、忍冬(スイカズラ)等、時分の花を楽しみながら沢ノ池まで
下り来て、赤線接続完了。

仏栗峠からの下りは、ぬるぬると滑るしかない足場あり、ぬかるみ
あり、塹壕のような道ありで、試される新しい靴。足が少しずつ山
の歩き方を思い出してきた頃、人里へのゲートが見えてきた。

コメント

riepico

こんばんは😊

ロングな距離歩かれたんですね！
以前京都一周トレイルの途中で、同じく山の家はせがわでランチしましたが、お腹いっぱいになってしまって、その後の行程が苦しかった思い出が…😂💦
好きな感じの洋食屋さんなんですけどね〜。危険です（笑）

kumakumo

riepicoさん、ご無沙汰しておりました(^^;)

外を出歩かない日々がしばらく続いていたので、前日10km
平地トレーニング(笑)あっての、この１日。さすがに京都
一周トレイルは藪漕ぎと違って歩きやすく、距離が稼げました。

そういえば「はせがわ」のメニューにはハンバーグとフライの
セットもありましたね〜。一瞬迷ったのですが、sayup18が
珍しくおとなしくチーズハンバーグにしたので、私は最も
ベーシックなハンバーグセットにしておいて正解でした。

山の真ん中でうっかりがっつり食べてしまうと、特に下山では
一歩一歩が胃袋に響きますね。