記録ID: 430363
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ハイキング
奥武蔵
【シャクナン尾根を歩く】 〜 三ツドッケ 〜 グミの滝
2014年04月17日(木) [日帰り]
埼玉県
東京都
- GPS
- 07:17
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,066m
- 下り
- 1,060m
コースタイム
◎[往路] 細久保橋(8:23) → 三ツドッケ入口(8:55)
→ 分収林区域図看板(9:52) → 天目山林道(10:00) → 細久保林道分岐(10:15)
→ 1485P(11:07) → 1505P(11:20) → 1515P(11:35)
→ 三ツドッケ(11:48) −ーー おにぎりとお新香 昼食 −ーー
◎[復路] 三ツドッケ(12:25) → グミの滝分岐(12:40)
→ 旧わさび田最上部(13:08) → 旧バケツ(13:18) → グミの滝上(13:30)
→ 旧作業小屋(13:50=14:00) → 大桟橋跡(14:16) → 指導標(14:55)
→ 三ツドッケ入口(15:00=15:15) → 細久保橋(15:40)
-- ☆★ 所要時間:7時間17分 ★☆ --
→ 分収林区域図看板(9:52) → 天目山林道(10:00) → 細久保林道分岐(10:15)
→ 1485P(11:07) → 1505P(11:20) → 1515P(11:35)
→ 三ツドッケ(11:48) −ーー おにぎりとお新香 昼食 −ーー
◎[復路] 三ツドッケ(12:25) → グミの滝分岐(12:40)
→ 旧わさび田最上部(13:08) → 旧バケツ(13:18) → グミの滝上(13:30)
→ 旧作業小屋(13:50=14:00) → 大桟橋跡(14:16) → 指導標(14:55)
→ 三ツドッケ入口(15:00=15:15) → 細久保橋(15:40)
-- ☆★ 所要時間:7時間17分 ★☆ --
天候 | 晴れ ・最低/最高気温 (熊谷:10.3/23.8 ℃) (秩父: 6.6/23.3 ℃) ・昼間の時間:13:11 (日出:5:07 日入:18:18) ・当日の気象[全国] : 気象人 http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary_detail.php?date=2014-04-17 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「浦山ダムサイト」を通って、上流へ。 「毛附トンネル」を抜けて少し行ったら、 細久保谷(天目山林道)へ右折、 細い林道をゆっくりと「細久保橋・ゲート」終点へ。 珍しく、3台の車が止まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎ −−−−− ☆★コース全般について ★☆ −−−−− ・[往路] 「シャクナン尾根」は、天目山林道(三ツドッケ入口)から 直接尾根に取り付く "バリエーションルート" です。 最初こそ解りづらいですが、尾根に出れば、ルートがはっきりとして おりました。明るくて、歩きやすい尾根です。 最後の三ツドッケ3峰(厳密には4峰)へのアップダウンが ややきつい ですが、迷うことなく 三ツドッケ山頂に到達します。 ・[復路] 長沢背稜から「グミの滝」への下降は、2月14〜15日の大雪の 影響により、谷は 一面の大雪状態。 滑るように下降できるのはいいのですが、この大雪の影響により ルートの崩落が激しく、グミの滝上部 〜 ミツドッケ入口(天目山林道) までは、危険箇所が幾つもあります。 したがって 今後このルートに入ることは、滑落や遭難を防止するため 断念した方がよさそうです。 ◎ −−−−− ☆★ 細久保橋・車止め 〜 三ツドッケまで ★☆ −−−−− ・車止めから「天目山林道」を進み、「三ツドッケ入口」から 直接尾根に取り付きます。 尾根に出ればルートが明瞭になりますが、尾根を行くというよりは、 東側を捲きながら行きます。 杉林の中の明るく歩きやすいコースです。 ・「分収林区域図看板」(関東森林管理局)を過ぎて 大きく右に戻りながら 進むと、「天目山林道」に出ました。標高1,190m付近でしょうか。 右の・1,260mPを捲きながら 天目山林道を南に進むと、細久保林道 分岐になります。この「細久保林道」は、途中で終わっているようです。 ・ここからまた尾根に取り付きます。 木々の間から、右に大きく大平山、左に大持山〜有間山が見えます。 明るい尾根です。前方に最初のピークが大きく 尖って見えてきました。 ・最初のピーク1,485mまで急登です。石杭の「秩空39」有り。 この先第2,3ピークへとアップダウンを繰り返し、ようやく三ツドッケに 到着。標高1,576mからは、南方が大きく開けます。 春霞で富士山は見えませんでしたが、奥多摩の山々、奥武蔵の山々、 雲取山などが一望できました。 ◎ −− ☆★ 三ツドッケ 〜 グミの滝 〜 細久保橋・車止めまで ★☆ −− ・長沢背稜を東へ辿り、さらに「グミの滝」へ下ります。 この谷はやはり まだまだ雪が深く、方向を見間違えないよう注意を しながら、滑るように下りました。 ・重要なポイントである「旧わさび田最上部」,「旧バケツ跡」を通過。 ・ グミの滝上部で、雪融けで水量の増した「グミの滝」を見る。 ・この先、法面トラバースから一旦谷へ下り、また登り返す危険箇所 有り。 ・崩壊した「旧作業小屋」目指して、大変ガレた法面を一気に下ります。 右岸に渡るヶ所は、積雪を踏み抜いて沢に落ちないよう注意が必要です。 ・この先は、各桟橋の崩壊、法面の崩落で大変危険な状態でした。 ・「天目山林道」に出ましたが、この入口に "石と木でミニバリケード"を 張り,注意を喚起してきました。 |
写真
撮影機器:
感想
◎ 12日間も続いた晴天の 最終日?、春霞の暖かい1日でした。
・それでも 尾根筋から一歩谷へ足を踏み入れると、まだまだ"大雪"の名残が
あちこちに。
特に、グミの滝へ下降する谷は、ルートを知り尽くしていないと危険。
◎ [往路]の「シャクナン尾根」については、尾根への取り付きこそ
やや不明瞭ですが、尾根に出れば、明瞭です。
明るくて、熊の出没する心配はしなくて済みました。(笑)
◎ [復路]の 長沢背稜・グミの滝分岐 〜 グミの滝〜天目山林道までは、
大雪の影響で、山腹を通るルートの 法面崩落がさらに進み、何カ所か
大変危険な状態にありました。
また、"老朽桟橋"7ヶ所も 全て崩壊。
・・・・・(したがって、流入する沢の横断がきびしい。これから
雪融けで水量が多くなると、さらに危険となる)
・「グミの滝分岐」地点にあった、旧作業小屋も完全に崩壊しました。
・したがって、天目山林道からのこのルートは、入口で "ミニ封鎖"
しました。・・・・・ (拾い木と石で、横断的に【写真参照】)。
・ですから「グミの滝」へは、長沢背稜からも、天目山林道からも大変
危険な状況にあります。
これから、大量積雪による沢の増水で 状況がさらに悪化します。
・中高年の滑落・遭難防止のために、入山は控えたほうが良いと思います。
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コメント
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こんばんは。
相変わらず、精力的に山登りしていますねぇ〜。
グミノ滝手前の山葵作業小屋がとうとう倒壊してしまいましたか。
それにしても、キツイ急登アップダウンのシャクナン尾根から荒廃寸前(もう廃道?)のグミの滝を通っての下山。
これからも、長沢背陵の北側ルートレコ見るのを楽しみにしております。
*危険は勿論承知の上でしょうが、注意して登ってください。
Lizhijpさん、おはようございます。
返信が遅れまして、すみません。
長沢背稜の北側は、面白いですねえ・・・。
でも 奥武蔵とはいえ、ちょっとヤバイところですよね。
24日は、「大平山」へと計画していたのですが、ちょっと
行けなくなって残念!!。いい天気だったのに。
連休明け、新緑を見に また足を伸ばしてみま〜す。
もう6月には67歳になるので、安全第一で行きたいと
思います。
fuya0123さん、こんにちは。
長沢背陵北面の状況が気になっていました。奥深い場所とは言え、未だにあれほどの残雪とは、ビックリです。
昨年歩いた時には、渡れないながらも橋の形を留めているものもあったと思うのですが、それらも落ちてしまったようですね。
確かに、流入する沢越えは厳しそうですね。全てにトラロープがあるわけでは無いでしょうから。
見てみたい気もしますが、少なくともまだ早いようですね。
貴重な情報をありがとうございました。
Kinoeさん、おはようございます!!。
返信が遅れまして、すみません。
グミの滝ルートは、大雪でさらにルートが壊滅状態に?。
ちょっとヤバイ状態となりました。
仙元谷へ滑落したくないですしね・・・。
"桟橋"と言ったって、もともと渡れる代物ではなかったのにねえ。
それが、もうすべてありません。
このルートは、行くのを止めるか、覚悟して行くか?。
ヤバかったら、手前で 必ず "引き返す勇気" が必要でしょうね。
お気をつけて・・・。
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