鶏冠山・池口岳周回（犬切尾根から池口尾根へ）

2022年05月29日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 18.5km
• 登り: 2,301m
• 下り: 1,926m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:46
• 休憩: 0:27
• 合計: 12:13

4:35 スタート地点
5:04 5:11 シャクナゲ沢登山口
6:55 シャクナゲ沢ルート分岐
9:22 鶏冠山北峰
9:57 10:06 鶏冠山（南峰）
10:31 鶏冠山北峰
10:54 笹平
11:54 鶏冠山分岐
11:59 12:10 池口岳
12:57 ジャンクション
14:00 ザラ薙平
14:08 ザラ薙ノ頭
14:25 利検沢の頭
15:08 黒薙の頭
16:33 池口岳登山口
16:48 ゴール地点

池口沢やシャクナゲ沢周辺で、ヒル下がりのジョニーことヤマビルが出るかと身構えていましたが、前日の晴天で地面は乾いており、姿はありませんでした。笹原でもダニー君の侵入が嫌だったので靴下にズボン裾を突っ込むクラッシックスタイル（野球選手の格好から勝手にそう呼んでます）で池口岳までは歩きました。ゲイター着ければ良いのですが、ちょっと面倒だし、格好は二の次ということで。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

池口橋周辺に5台程度駐車スペースあり。
下山口とした池口岳登山口周辺は、林道沿いに10台弱の駐車スペースあり。トイレは遠山郷道の駅で済ませるのが良いでしょう。

コース状況／危険箇所等

下山に使用した池口尾根は池口岳までルートが明瞭ですが、それ以外は、踏み跡を拾って歩くコースなので道迷い注意です。
犬切尾根（トサカ西尾根）に上がるのに使用したシャクナゲ沢コースの取付きまでは写真を参照下さい。あと鶏冠山北峰と南峰の区間は、急傾斜のスリリングな登り降りがありますので初心者の方はお勧めしません。
笹ノ平周辺の笹丈は脛〜膝下位。気持ち良い笹原歩きが堪能出来ます。

その他周辺情報

登山口までアプローチが長いので、池口橋から車で10分くらいに位置する遠山郷道の駅で前夜車中泊。下山後に入浴施設が休養中で利用できないのは残念です。

写真

5/29 4:36

池口橋近くの道路脇に駐車してスタート。既に1台止まってます。先行者が居る？

5/29 4:36

池口橋を渡り、右岸を道なりに進みます。

6/20 15:23

分岐を右折。池口岳登山口は左折です。(別の日撮影)

6/20 15:26

右岸の林道を上流へ。(別の日撮影)

6/20 16:01

廃屋が奥に見えたらY字路を右へ下る。(別の日撮影)

5/29 4:53

廃屋の中庭をお邪魔して更に奥へ進みます。

6/20 15:59

建屋の脇を抜けます。(別の日撮影)

6/20 15:59

ずんずん進むと石垣やお墓も出てきます。(別の日撮影)

6/20 15:56

初めての標識。ここから川岸へ下ります。(別の日撮影)

6/20 15:54

護岸を通って行くと・・・　(別の日撮影)

5/29 4:58

堰堤が見えてきます。

6/20 14:52

反対側の左岸から見たところ。堰堤を2つ越えます。(別の日撮影)

6/20 15:54

梯子を上り、上流へ。(別の日撮影)

5/29 5:00

河原が広がってます。適当に上流へ進みます。

6/20 15:47

左岸を観察して歩くと、標識が掛けてあります。(別の日撮影)

6/20 15:46

徒渉地点。靴を脱いで渡りました。(別の日撮影)

5/29 5:04

標識のズーム。ここから取付きます。

5/29 5:41

踏み跡を拾って歩くと、標識が倒れていました。ルートは合っているようです。

5/29 5:47

途中、沢を渡ります。シャクナゲ沢？

5/29 5:50

沢を渡って別尾根に移ります。標識あり。

5/29 6:30

朝日が射し、広葉樹林の林床が美しい！

5/29 6:55

マナイタ（御料局三角点）に到着。犬切尾根に出ました。

5/29 8:40

二重稜線の尾根を進み、標高が上がると深山の趣に。

5/29 10:31

急登をこなすと鶏冠山北峰に出ました。

5/29 9:24

休憩もそこそこにお隣の南峰へ向かいます。

5/29 9:30

最初の鞍部手前からの眺め。判り難いですが、手前にピークがあって、その向こうに南峰が控えています。写真の右斜面をよじ登り、細い稜線を静岡側を巻くように進みます。

5/29 9:42

手前ピークから南峰の眺め。ここを下ってガレたコルを通過してようやく南峰へ。写真のガレ場左側の斜面を登って山頂へ。遠目にはザレた草付き斜面かと思いましたが、ゴロた岩に草が生えた斜面で足元は比較的安定していました。

5/29 9:57

近いようで来るのに苦労する南峰に到着！この手前で先行していた方と出会いました。

5/29 9:58

名残惜しいですが、先があるので退却。北峰に戻ります。この後にも もう1名単独行の方と出会いました。その方は、犬切尾根から ぐるっと時計周りに→平森山→朝日山まで縦走して下るとのこと!? ここは好き者が集う場所の様です。

5/29 10:45

鶏冠山北峰を通過して笹ノ平へ。天気も良くサイコーです。

5/29 10:48

この景色が見たかった。来て良かったです。

5/29 11:59

一登りして もう一つの双耳峰、池口岳南峰に着。疲れました。

5/29 12:08

山頂から光岩がはっきりと見えました。

5/29 12:16

で、お隣の池口岳北峰へ進みます。

5/29 12:40

鶏冠山と笹ノ平を見下ろす。奥には中ノ尾根山が続く。

5/29 12:42

池口岳北峰に着。あとは下山口に向かって長い尾根歩きが待ってます。

5/29 14:00

ザラナギ平の水場下降点表示。水汲み用の塩ビパイプが置いてありました。

5/29 14:25

利検沢の頭。北側の尾根に誤って進まないように注意。

5/29 15:08

黒薙の頭まで下りて来ました。

5/29 15:12

黒薙から登ってきた2つの双耳峰を眺める。本日はこれで見納めです。良い天気でした。

5/29 15:19

気温がぐんぐん上がってきてカラマツ林でハルゼミが鳴いてました。初夏の陽気です。

5/29 16:33

ひたすら歩いてようやく下山。

5/29 16:37

林道歩きは嫌いなので、デポしてあったケッタマシーンで駐車地点へ戻ります。自転車は下り専用ですな。

5/29 16:48

戻って来ました。お疲れさまでした。

撮影機器：

EX-Z400 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

AV-8B

池口岳に行くなら長大な尾根をピストンするのは退屈だなぁと思って、歩くならお隣の双耳峰・鶏冠山とセットでぐるっと周回したいと考えていたコース。残雪が無くなり、暑くなる前の梅雨入り前の好天という前提条件が揃うのを待って、行って来ました。新緑を愛でつつ、標高を上げて辿り着いた山上は、笹原の別天地でした。待った甲斐がありました。南ア深南部らしい風景を堪能できました。

コメント

カエル🐸

今頃コメントしてすみません。
私も少し前に鶏冠山に行ってきたのですが南峰と北峰の間で苦労しまして、結局どこを通るのが良かったのか気になってしまっています。
覚えていたら教えてほしいのですが、5/29 9:30の写真で、たぶんこの写真の下の方は、少し岩場になっていてお助けロープもあったんじゃないかと思います。AV-8Bさんは写真の右斜面を登られたとありますので、そのまま真っ直ぐ登ったのでしょうか？(私はそこから左にトラバースし、写真のちょうど真ん中の岩場を登りました)
右斜面は岩場は無いように見えますので、樹林の急斜面を木をつかみながらよじ登るという感じでした？

AV-8B

kaeru3013さん
こんばんは。気付くのが遅れてレスが遅くなりました。すいません。
そうです。5/29 9:30の写真に写っている手前ピーク 右斜面をそのまま直登しました。樹林の急斜面をよじ登る感じです。踏み跡がありましたので、それをトレースして登っていくと、9:42の写真のようにお隣の南峰が見渡せる岩場のピークに出ました。
そこからは東側（静岡側）に巻くようにして細尾根沿いに進み、徐々に高度を下げて、2つめの鞍部に出るルート取りでした。木々が生えているので高度感はありませんが、尾根の両サイドは切れ落ちていたと思います。2つ目の鞍部が崩壊気味でちょっと通過に気を遣いましたね。あとは、南峰の斜面を登るだけ。傾斜は見た目ほど強くなく あまり苦労せず登れたのが幸いでした。
この北峰と南峰の間にあるピークの通過が核心部かと思います。

カエル🐸

AV-8Bさん、やっぱりそうなんですね。
いつか合地山〜光岳に行ってみたいと思っているので、その為にはもう一回ここを通らないといけないので、気になっていました。
ありがとうございます😊