五台山・鷹取山(独鈷の滝から周回)
- GPS
- 03:49
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 763m
- 下り
- 749m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に案内表示が親切で、迷うことはありません。若干荒れているところもありますが、通行困難な箇所はありません。 ●五台山への登りは、登山道に入ってしばらくした堰堤の手前が少しわかりにくいですが、テープなどの誘導があります。ここを過ぎると山頂まで問題ありません。木の丸太橋は今にも折れそうですので、使わない方がよいでしょう。山頂直下から直登もできそうで、誘導テープもありましたが、緩やかなルートを進みました。 ●小野寺山からの下りと鷹取山への上り下りはかなり急傾斜ですが、トラロープが設置されています。 ●美和峠からの下りの途中に崩落地帯がありますが、迂回ルートがあり、誘導テープに従っていけば問題ありません。案内表示では、下りの最後が「急坂 健脚向き」とあり、若干荒れていましたが、山歩きに慣れている人には問題ないでしょう。 |
その他周辺情報 | ●岩瀧寺駐車場の手前の観光協会駐車場の側に、公衆トイレがありました。 自動販売機はありません。飲食店などもありません。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
兵庫県の氷上に所用があり、昼からその近くで山を歩こうと五台山・鷹取山へ。
私は五台山・鷹取山は2年ぐらい前に「分水界の径」を辿ったときに通っていたが、縦走が長くて疲れていたのか、眺めが良かったぐらいの記憶しかありませんでした。久しぶりに訪れてみるとやはり眺めが良かった。展望台と名付けられた小野寺山が、木に遮られていまいちだったのが少し残念でしたが、それを補って余りある五台山・鷹取山からの眺めでした。
先週は近くの高谷山山頂から五台山周辺を眺めていて、鷹取山が三角形状に尖って見えてましたが、見た目通りに、登りも下りも急傾斜でした。
今回は時間の都合で、縦走でなく独鈷の滝からの周回にしました。五台山まで思ったより時間がかかり、周回をやめてピストンにした方がよいかと思いましたが、kumakumoもヘッドライトを持ってきてるのを確認したので、周回を続けることにしました。ヘッドライトは使わずにすみましたが、お守りとして持っているだけで気分的にずいぶん楽でした。まさに「備えあれば憂いなし」です。
小野寺山の近くで「小野寺昭山だし、ウルトラマンが出て来るんじゃない」とか言っていると、kumakumoに「ウルトラマン」は違う人で「太陽にほえろ」だと言われました。帰って調べると、kumakumoの言うとおりでした。
最後に、下山後に楽しみしていたラーメン屋「麺や 志 Shirusu」が5時過ぎの時点でスープ切れで営業終了。まさかの展開に店の前で呆然としましたが、気を取り直して、近くにあったインドカレーを食して帰りました。
京都のナッチョ・シャクナゲ尾根とともに兵庫の小野寺山〜五台山
は石楠花の群生が見られる山として、以前からリストアップしてい
た。しかし、花の時季が過ぎてその名は記憶から抹消されたのか。
「ごだいさん」と聞いてもピンとくることはなく、中央分水嶺とい
うキーワードがむしろ気になった。
中央分水嶺は、京都府ではその右の手(西側)からおへそ(東側)まで
を東西に長く取っているルートで、さまざまなピークを含んでいる。
これも「リスト」に昨年から加えていながら、なかなか近づくこと
ができないでいたものだ。今回は兵庫県だが、その中央分水嶺の一
部を通るという。
五台山への道は変化に富んでいる。岩あり滝あり、特に丸太の橋は
しなやかで、足を置くと少し沈み込んで揺れていた。
五台山山頂から美和峠辺りまでは分水嶺となっており、尾根道が続
く。知らなければ普通の尾根道に過ぎないが、それぞれのピークは
眺望の開けているところが多い。延々と続く山並みは雲海の時季に
は山の波となり、さぞかし見応えが得られることだろう。
小野寺山を過ぎる頃、予定より時間が押していると聞く。この調子
では(山の)日が暮れるまでの下山に間に合わず、ヘッドランプを
持っていなければ引き返さざるを得ないという。
幸いヘッドランプはリュックの底に入れっぱなしになっていたが、
苦手な下りを急ぐことになった。
今年になって初めての自家用車移動で、慣れない助手席に押し込め
エアコンで冷やした足腰が、降車後になかなか伸びきらないまま石
段を上がってきたのが悔やまれる。
それでも随所に巡らされたトラロープに助けられ、鷹取山へは思い
のほか早く到着。ストックにも助けられたが、ストックとロープの
併用は難しい。やはり頼りになるのは木の根っこ也、トラとねこ。
こうして、まだ十分明るいうちに滝の音が聞こえてきた。行きがけ
に見た独鈷の滝だ。駐車場に戻った時刻は5時を過ぎていたけれど、
ずいぶん日が長くなったものだ。
山行きの一つのテーマとして、分水嶺を繋いでいくのはおもしろそ
うではある。ただ、街道めぐりやお膳立ての行き届いたトレイルコー
スなどとは違い、アプローチがどうしても自家用車になる。尾根道
のアップダウンを繰り返すのも、心身の健脚を要するだろう。健康
寿命より健脚寿命を思う贅沢ぞなもし。
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