甲斐駒ヶ岳(2967m)アサヨ峰(2799.1m)

2009年07月30日(木) ~ 2009年07月31日(金)

• GPS: 26:40
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,940m
• 下り: 2,453m

コースタイム

30日
09:35 北沢峠⇒ 11:00 双児山⇒ 11:55 駒津峰 12:15⇒
13:20甲斐駒ヶ岳⇒ 13:45 摩利支天分岐⇒ 14:05 摩利支天⇒
14:25 摩利支天分岐⇒15:00駒津峰⇒ 16:00 仙水峠⇒ 16:30 仙水小屋

31日
04:45 仙水小屋⇒05:15仙水峠⇒ 06:40 栗沢山⇒ 07:55 アサヨ峰⇒
09:15 ミヨシノ頭⇒ 10:00 早川尾根小屋⇒ 10:35 広河原峠⇒11:55 広河原峠入口⇒ 12:15 広河原

天候

30日 曇り
31日 曇り後雨

コース状況／危険箇所等

7月30日
南アルプス市営芦安駐車場(無料)に車を置いて、駐車場から乗合タクシー(一人1200円)に乗り換えて夜叉神峠を経て広河原へ入りました。
広河原から、南アルプス市営バス(片道750円)に乗り換えて北沢峠へ向かいました。
北沢峠にある長衛荘の脇から登り始めました。針葉樹の樹林帯の中をジグザグに登って、視界が開けて双児山に着きました。ガスで栗沢山しか見えませんでした。ハイマツ帯の中を下がり登り返すと駒津峰に着きました。細尾根を超えて六方石を少し過ぎたところから、岩場の直登コースを登って甲斐駒ヶ岳に着きました。ガスで遠くの山は見えませんでした。白い砂礫の登山道を下がり摩利支天により、駒津峰に戻りました。背丈が低い樹林帯の急な尾根を下がり仙水峠に着きました。人間の頭ぐらいの石のガレ場を下がって行くと、大きな木のある樹林帯に入りました。沢の音が聞こえてくると、木の間から建物が見え仙水小屋に着きました。

31日
早朝仙水小屋を出発して仙水峠へ向かいました。仙水峠からは、急な登り坂でした。樹林帯を過ぎるとハイマツ帯になり、所々で藪漕ぎをして栗沢山に着きました。岩場の尾根を登って、アサヨ峰に着きました。ミヨシノ頭などの、数個のピークを超えて高度を下げて行きました。樹林帯に変わり、ピークとは思えない早川尾根ノ頭には三角点がありました。5分ほどで早川尾根小屋に着きました。水を補給してさらに広河原峠へ下がりました。広河原峠からは早川尾根道から外れて、大きな木がしげる樹林帯を下がって行きました。西広河原沢の横を通り南アルプス林道の、広河原峠入口に下りました。舗装された林道を通り広河原に到着しました。乗合タクシーに乗り南アルプス市営芦安駐車場へ戻りました。

写真

8/8 6:41

南アルプス林道の北沢峠

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双児山山頂

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双児山からの下り

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駒津峰からの細尾根

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六方石を少し過ぎたところからの岩場の直登コース

8/8 6:43

六方石を少し過ぎたところからの岩場の直登コース

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甲斐駒ヶ岳山頂の祠
北緯 35度45分28秒, 東経 138度14分11秒 （※世界測地系）

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摩利支天に向かう白い砂礫の登山道

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摩利支天に向かう岩場

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摩利支天山頂の石仏

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後方が巻き道から見えた六方石

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駒津峰中腹から見た仙水峠

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仙水峠から望む地蔵岳

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早川尾根

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栗沢山に向かう岩場

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早川尾根からアサヨ峰を振り返る

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広河原峠

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南アルプス林道からの広河原峠入口

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z1200 カシオ

感想

yosi-yama

天候不良のために目的地の山を中止しての山行になりました。私には南アルプスの未踏峰の山でしたので喜んで参加しました。岩場を登って甲斐駒ヶ岳への直登コースは、ダイナミックな甲斐駒ヶ岳の岩壁を目の前に見ることができ感動しました。岩場を登頂時はガスが消えて、甲斐駒ヶ岳山頂もよく見えました。かなり息があがりましたが北アルプスの岩場にも劣らない感じがしました。山頂付近の砂礫は白く積雪したような感じでした。

宿泊は仙水小屋
標高2，130メートルの針葉樹林に囲まれた収容人員30人の小さな小屋で予約制です。16時30分からの夕食は野外のテーブルで採りました。料理は彩りがよく冷たいビール(350ml500円)を飲みながら楽しかった1日を振り返りました。
ゆったりとした空間で就寝する事ができました。評判どおり食事もよく快適でした。
小屋の朝は早く、3時には明かりがついて3時30分には朝食になりました。おかげで予定より早くから行動する事ができました。
早川尾根は藪漕ぎもありきつい岩場もありました。アップダウンもきつく思ったより大変な尾根道でした。上級者向きで、天気が良ければ展望もあり登山者も少なく静かな山行が楽しめるでしょう。今年は梅雨明けが遅く天気が安定しません。わずかな晴れ間を利用しての山行でした。
ウィークデイでしたが、夜叉神峠の駐車場はガラガラでした。
広河原にあるアルペンプラザは、同じ場所に新しく鉄骨で建設中でした。
北岳では行方不明者があり、広河原では警察官が登山者に情報提供などの協力をお願いしていました。