小都知ノ峯と高野七口:三谷坂(丹生都比売神社〜小都知ノ峯〜二ツ鳥居〜丹生酒殿神社〜妙寺駅)【和歌山県】
- GPS
- 03:25
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 389m
- 下り
- 796m
コースタイム
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:15
○歩行
丹生都比売神社駐車場(A) 1114 ― 丹生都比売神社 1119/神社参拝/1125 ― 古峠(B) 1145 ― 小都知ノ峯への分岐・南(百二十六町石)(C) 1148 ― 小都知ノ峯 1158/1201 ― 分岐点 1206 ― 小都知ノ峯への分岐(百三十三町石) 1208 ― 百二十八町石 1214 ― (C) 1217 ― (B) 1219 ― 二ツ鳥居のあずまや 1224/昼食/1241 ― 二ツ鳥居 1241/1242 ― 分岐 1243 ― 金剛童子杖の跡 1247 ― 院の墓 1257 ― 車道へ 1259 ― (A)1305 ― 県道109号から三谷坂への道分岐点 1307 ― 山道へ 1309 ― 笠松峠の県道109号へ 1318 ― 再度山道へ 1319 ― まっとう岩への分岐1322/岩往復/1327 ― 頬切地蔵 1332/地蔵往復/1336 ― 涙岩と拝水1344 ― 鉾立て岩・経文岩 1352 ― 笠石 1356 ― 宮滝 1405 ― 丹生酒殿神社 1407/1416 ― 三谷橋 1423 ― 妙寺駅 1439
○電車
妙寺/笠田 1443/1447 JR和歌山線
○バス
笠田駅前/丹生都比売神社 1530/1553 かつらぎ町コミュニティバス
●行動時間 3:25
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
(和歌山家=丹生都比売神社駐車場) 丹生都比売神社―古峠―小都知ノ峯―二ツ鳥居―丹生都比売神社―丹生酒殿神社―妙寺駅 (妙寺駅=<JR和歌山線>=笠田駅) (笠田駅前=<かつらぎ町コミュニティバス>=丹生都比売神社) (丹生都比売神社駐車場=和歌山家) ●登山口へのアクセス ○丹生都比売神社駐車場 ・クルマで行く場合には、国道480号をかつらぎ町から高野山に向けて走り、四邑にある天野方面への交差点で左折、県道4号をおよそ5kmで到着する ・駐車場は無料。第一、第二でおよそ50台駐車可能か ・JR笠田駅からかつらぎ町のコミュニティバスで約30分。一日5往復。おとな200円 ○JR妙寺駅 ・和歌山駅からJR和歌山線で約50分。680円 ・付近には駐車場は見当たらない ・タクシーはいるにはいるようだ ○JR笠田駅 ・和歌山駅からJR和歌山線で約45分。590円 ・付近には駐車場は見当たらない ・タクシーは常駐していそうだ (いずれの記述も2022.6現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○丹生都比売神社〜古峠 ・国土地理院25,000分の一にも道表示がなく、他サイトの山地図でも表示のないものもある。現地にも案内は出ていない。しかし、入り口さえ発見できれば、道はよく踏まれており、分岐もないので迷いにくい ・なお、町石道側の入り口には「古峠」を示す標示が建植されている ○古峠〜小都知ノ峯〜百三十三町石 ・町石と並行する尾根道。穏やかな尾根を上る。百三十三町石側の道のほうが急坂。また、そちらは途中に分岐点があり、下りの場合には分岐を見落とし直進してしまう恐れがあるので要注意 ○百三十三町石〜古峠(百二十四町石)〜二ツ鳥居(百二十町石) ・町石道。至って明瞭な道幅、町石と呼ばれる道標が約120mごとに立ち並ぶ。二ツ鳥居の分岐は、鳥居を過ぎたところにある ○二ツ鳥居〜丹生都比売神社 急坂を下降する。途中からは林道ではないかと思うほどの道幅。舗装されているところもある ○丹生都比売神社〜丹生酒殿神社(三谷坂) ・県道109号を国道24号方面へと進みすぐに標示に従い左折。暫くで山道となり三谷坂。笠松峠付近では県道109号にいったん顔を出すが、またすぐに山道へ。頬切地蔵の先からは舗装林道となり畑地帯へ。畑の中の舗装された狭い農道に変化し、そのまま酒殿神社脇へと続く ・舗装農道は急坂になっている上に時折クルマ(道自体がクルマ1台分しか幅がないのに!)がやってくる。参詣道ながら農道なので致し方ない ○丹生酒殿神社〜妙寺駅 ・舗装路を行く。大きな道でも歩道があるので安心して歩ける (いずれの記述も2022.6現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・コンビニはかつらぎ町内などが最後となる。丹生都比売神社付近には、うどんやや有名そば店がある ・妙寺駅の近くにはコンビニあり、コーヒー店あり ・笠田駅付近のコンビニは少々歩くことになる。また飲食店はあるにはあるが行っていないので不詳 ●日帰り温泉 笠田駅近くにかつらぎ温泉「八風の湯」がある (2022.6現在) |
写真
感想
最近疲れがたまっており、ひとまずはよく寝ることに時間を当てた結果、短距離プランを選択することにした。今日は雲一つない快晴。暑さもかなりのものとなりそうだ。そんな天候対策としてもちょうどよい。
高野七口のひとつ「三谷坂」と「小都知ノ峯」を目指した。このコースに行く場合、コミュニティバスを利用することで麓からの道のりの往復を回避することができるのだが、計算するのも面倒になり、何はともあれ出発することにした。
世界遺産でもある「丹生都比売神社」の駐車場に行き、参拝ののち山へ。神社から古峠へと直登する道を選択。この古峠への道は、昭文社の地図にはあるものの、国土地理院地図には表示がなく、山地図によっても描かれていない場合もある。もっとも、この道が見つからなくとも六本杉経由ルートに行けば殆どロスはない。
古峠への道を示す標示が見つからない中、神社の裏手で早々に山へと進む地道を見つけ、それへ進入。すぐにさらに山へと分かれる踏み跡を行くと、ようやく地面に朽ちた「古峠」の看板を発見。どうしたことだか、このルートは整備対象外となったということか。古峠まで、踏み跡はしっかりしており、利用も多そうだが、残念だ。
峠からは、昨年来た町石道を北上。町石2つ先からは小都知ノ峯へと分岐。
尾根道だが、あまり尖った尾根ではない。緩やかな道筋を上っていくと、小都知ノ峯へ。見通しはない。二等三角点の名称は「大筒ヶ峰」というようだ。
山頂からはさらに北上。上ってきた道より急坂だ。下りきったタワで左折し町石道へと戻る。ちょうど「百三十三町石」のところだ。ここからは町石道を南下。古峠を過ぎ、二ツ鳥居を目指す。鳥居のところにあるあずまやで昼食。ここのあずまやは眺めがいい。目立った山が居ならぶわけではないが、眼下に天野集落を見下ろし、高台の邸宅からの眺めのようだ。
ここで電車やバスの時間を見ながらこのあとの行程を考える。まっすぐ酒殿神社へと下っても電車とバスの接続があまりよくないため、妙寺駅・笠田駅と乗り継いでいく時間にはやや厳しい。その代わりに、酒殿神社から笠田駅へと歩けば間に合いそうだ。それをAプランとしていくことにした。
お昼ご飯を食べ、先へ進む。鳥居の先から丹生都比売神社へと下降。急な坂道を下りていく。金剛童子杖の跡、院の墓などの旧跡を見ながら進み、車道へ。風情ある景色の中を進み丹生都比売神社駐車場に戻る。駐車場には立ち寄らず三谷坂へと向かう。県道109号を進み、三谷坂への山道へ。ここも先ほどと同様に穏やかな景色だ。田んぼの畝のような道からすぐに木立へと進む。上って下りると笠松峠。
いったん県道109号に出るが、またすぐに山道へ。「まっこう岩」や「頬切地蔵」に立ち寄りながら進む。その辺りからは幅の細い道ながら舗装路になる。やがて周囲は畑となる。農道フルーツラインも乗り越し下っていく。みかん畑と同様に、この斜面の畑の道は急坂だ。下りきると丹生酒殿神社の脇へと出た。
閑かな酒殿神社に参拝して一息つく。ここで改めて電車やバスの時間を見る。そもそもは笠田へと歩く覚悟だったが、妙寺駅に向かっても電車に間に合いそうだ。今日は炎天下、このあとの街中歩きは少しでも短い方がいい。妙寺駅までせっせと歩くことにした。
三谷橋で紀ノ川を渡る。先日の布施屋の橋よりは短く、こちらの川幅のほうが狭いようだ。そこからも舗装路を歩き妙寺駅へ。
妙寺からはJRとコミュニティバスを乗り継ぎ丹生都比売神社に戻る。
短いコースではあったが、乗り物も複数登場し、なかなか楽しい旅であった。
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