編笠山から硫黄岳まで南八ヶ岳を縦走！ツクモグサ見頃

2022年06月03日(金) ~ 2022年06月05日(日)

• GPS: 17:49
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,331m
• 下り: 2,386m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:39
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:02

10:08 観音平
11:03 11:04 雲海
11:35 11:48 押手川
13:04 13:12 編笠山
13:56 13:57 青年小屋
14:05 14:05 乙女の水
14:10 青年小屋

2日目

• 山行: 7:25
• 休憩: 2:45
• 合計: 10:10

4:45 青年小屋
5:12 5:16 のろし場
5:35 5:35 西ギボシ
5:46 5:47 東ギボシ
5:53 5:57 権現小屋
5:57 5:57 縦走路分岐
6:02 6:13 権現岳
6:14 6:15 権現小屋
6:20 6:32 縦走路分岐
6:50 6:50 旭岳
7:12 7:24 ツルネ
7:46 7:59 キレット小屋
8:56 8:59 天狗尾根 稜線分岐
9:27 9:33 真教寺尾根分岐
9:38 9:38 竜頭峰
9:40 9:40 竜頭峰分岐
9:45 9:51 赤岳
9:52 10:09 赤岳頂上山荘
10:30 10:30 赤岳天望荘
10:34 10:34 地蔵の頭
10:50 10:57 二十三夜峰
11:10 11:22 日ノ岳
11:26 11:32 鉾岳
11:40 11:40 石尊峰
11:54 12:07 三叉峰
12:18 12:19 横岳（無名峰）
12:24 12:36 横岳
12:44 12:44 台座ノ頭
13:04 13:11 硫黄岳山荘
13:31 13:45 硫黄岳
14:03 14:04 赤岩の頭
14:43 14:43 ジョウゴ沢
14:47 14:49 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
14:55 赤岳鉱泉

3日目

• 山行: 3:26
• 休憩: 0:25
• 合計: 3:51

6:52 赤岳鉱泉
7:18 7:20 中山尾根展望台
7:23 7:24 中山乗越
7:29 7:41 行者小屋
8:29 8:39 中ノ行者小屋跡
9:56 9:56 美濃戸
9:56 9:56 美濃戸山荘
10:02 10:02 やまのこ村
10:43 10:43 八ヶ岳山荘
10:43 ゴール地点

天候

晴れ☀️

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

初日にまず、美濃戸口に車を駐車。その後、タクシー🚕で観音平へ移動。下山は美濃戸口へ。

コース状況／危険箇所等

＜観音平⇒編笠山⇒青年小屋＞
ひたすら我慢の登りです。道は整備されています。編笠山山頂付近は岩ゴロ地帯です。青年小屋から歩いて5分くらいのところに水場あり。ジャブジャブ🚰出ていました。

＜青年小屋⇒権現岳＞
時々岩場あり。落ち着いて通過。朝早いうちは日があたらず寒かったです。

＜権現岳⇒赤岳＞
有名な長いハシゴを下りて行きます。実際に見ると高度感はそれほどでもありませんでしたが、実際ハシゴを下りるとなかなか地面に到達せず、長いなと感じました。また下から見るとやっぱり凄いなと思いました。登りに使うと気力が萎えるかもしれません。キレット小屋手前に残雪、鎖付きのザレ場トラバースありますが落ち着いて通過。キレット小屋通過後の赤岳までの岩稜帯登りが一番大変で一番楽しいと思います。危険と言えば、どこも危険だと思いますが特に注意区間⚠️でしょうか。

＜赤岳⇒横岳⇒硫黄岳＞
横岳前後しばらくが岩稜帯歩きになります。キレット付近に比べると危険度は小さくなりますが、歩く人も多いのですれ違いや落石に注意です。私は権現岳〜硫黄岳山荘までの区間でヘルメット着用しました。ツクモグサが見頃🌼でした。

＜硫黄岳⇒赤岩の頭⇒赤岳鉱泉＞
赤岩の頭から赤岳鉱泉に下りる樹林帯に残雪がありますが、斜度は緩く脇の土部分を歩けるところがほとんどです。

＜赤岳鉱泉⇒南沢経由⇒美濃戸＞
赤岳鉱泉から行者小屋に向かう途中の樹林帯に残雪ありましたが斜度は緩いので滑ることは少ないと思います。美濃戸山荘に近くの南沢ルートでホテイランが見頃🌸です。

＜美濃戸⇒美濃戸口＞
最後の林道歩きです。時々脇道に逸れてショートカットできます。

その他周辺情報

J＆Nで入浴♨️と食事🍴
https://j-and-n.jp/

道の駅こぶちさわで地元野菜🥬をお土産に購入
https://mkobuchisawa.jp/

写真

6/3 9:23

まずは美濃戸口に車を駐車🅿️

6/3 10:07

タクシー🚕で観音平へ💨

6/3 12:14

編笠山に向け急登を登ります↗️

6/3 12:54

到着。少し雲がありますが、この時期にしては上出来。

6/3 13:06

翌日、権現岳から硫黄岳まで縦走👣します

6/3 13:32

泊まってみたかった青年小屋。遠い飲み屋ともいう🏮

6/3 14:03

チェックイン後、水💧を汲みに行きました。

6/3 17:39

青年小屋の夕食。おいしかったです。早出だったので翌朝の朝食はおにぎり弁当🍙にしました。

6/3 18:10

もちろん日本酒（七賢の純米大吟醸）もいただきました。一合🍶で800円（七賢だけ900円）

6/4 4:40

朝〜　雲の上から富士山🗻

6/4 4:41

権現岳に向けて出発！

6/4 5:30

影権現になってました。

それを眺める3人👀

6/4 6:04

快晴のもと、権現岳に登頂！

6/4 6:26

富士山🗻もあいかわらず。

6/4 6:29

せっかく登ったのに急降下↘️です。

有名なハシゴを下る3人。

6/4 6:38

下から見ると・・・登りたくない長いハシゴ。

6/4 7:30

阿弥陀岳の南陵だそうです。

6/4 7:31

赤岳に向かって縦走中！

6/4 8:31

赤岳手前。こんな岩場を登って行きます。

6/4 8:50

振り返って、来た道を眺める。

6/4 8:58

大天狗と小天狗。バリエーションルートがあるそうで、踏み跡が見えますね。

6/4 9:35

赤岳手前のなんとかというピーク。昔は像が立っていたそうですが今は靴だけ・・・

6/4 9:48

赤岳登頂！　撮ってもらいました✌️

6/4 10:08

まだ先は長いです。硫黄岳まで行って赤岳鉱泉まで行かねばなりません💨

6/4 11:39

横岳までの道のりは、すれ違う人が多かったです。皆さんツクモグサがお目当てのようでした。

6/4 12:25

というわけで横岳を通過。

6/4 12:25

硫黄岳山荘の予約が取れなくて・・・赤岳鉱泉まで下るのです。

6/4 12:26

大同心と小同心を上から眺めます。大同心の基部を登っている人が見えました。

6/4 13:33

硫黄岳まで来ました。本日歩いてきた権現岳からのだいたいのルートが一望できます。

6/4 14:51

足がガクガクになりながらも無事赤岳鉱泉へ下山。

6/4 15:36

夏に赤岳鉱泉に泊まるのは初めてで、ここのお風呂も初めてでした。さっぱりした後にお疲れ様のカンパイ🍺です。

6/4 17:38

そして17:30からステーキの夕食！

6/5 5:40

翌朝5:30から焼鮭の朝食！

6/5 6:51

お世話になりました。

6/5 7:33

帰りは行者小屋を通り、南沢経由で美濃戸へ。行者小屋は今シーズン営業するのかな・・・テント場は利用可能です。

6/5 7:59

苔が綺麗な南沢ルート。久しぶりに歩きました。このルートを歩いた理由はホテイラン🥀を見るためです。

6/5 11:42

無事に美濃戸口まで下りてきて、いつものようにJ＆Nに立ち寄り、お風呂に入って昼食をいただきました。

以下、お花シリーズ。キバナノコマノツメ。

シロバナノヘビイチゴ。

コイワカガミ咲き始め。

コメバツガザクラかな？

ハクサンシャクナゲかな、キバナシャクナゲかな？

オヤマノエンドウです。

ハクサンイチゲ咲き始めです。

ツクモグサ登場！

こんな険しいところに咲いてます。ちょっとピンボケ。

希少なお花、ホテイラン

ミニ花壇が出来ていました。これ以外にもロープが張ってあり立ち入り禁止のところがありますので、ルールを守って鑑賞しましょう^^

ミヤマカタバミ、正面から。

美濃戸山荘の前にサクラソウたくさん。

同じくクリンソウもたくさん。

美濃戸口近くに来るとイカリソウが咲いてました。その他レンゲツツジなどもたくさん。

6/6 17:47

【お土産】青年小屋🏮の手拭いです。青年小屋の枕カバーと同じデザイン！

撮影機器：

Google Pixel 5 SIMフリー Google

iPhone 12 mini 128GB au Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンロ ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ヘルメット ハーネス スリング カラビナ インナーシーツ 軽アイゼン（使用せず） マスク 消毒用アルコール

感想

amizumura

今まで歩いたことのないエリア、南八ヶ岳の縦走です。
権現岳から赤岳に向けての岩稜帯歩きや、この時期はツクモグサやホテイランなども見られるかも・・・という事で楽しみにしておりました。

心配していた天気は、メインとなる2日目だけでも好天であればOKと思っていましたが、3日間とも良い天気でこの時期としてはとてもラッキー✌️だったと思います。
当初の予定では2日目は青年小屋から硫黄岳山荘までの行程でしたが、硫黄岳山荘の予約が取れず、その日のうちに赤岳鉱泉まで下りるというちょっとハードな行程になりました。岩稜のアップダウンはなかなか体に堪えましたが、途中のツクモグサやオヤマノエンドウなどの花々に背中を押され、無事に行程を歩きとおすことができました💨

最終日は南沢経由で下山しましたが、途中のホテイランの群生地（保護されています）では希少なホテイランを見ることができ満足の3日間となりました。

コメント

Terry

南八ヶ岳縦走、いいですね！私も行ってみようと思います。私も、南八ヶ岳は冬しか行ったことがありません。もしかして、あの長い梯子は３回くらい？いや、４回？登ってる気がする…マジか(　ﾟдﾟ)

amizumura

Terryさん
え？あのハシゴ３~４回も行ってるんですか？　しかも冬に？　凄いですね