神室山トレッキング(小又山登山口in/out)

2022年06月05日(日) [日帰り]

• GPS: 05:16
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,028m
• 下り: 1,015m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:18
• 合計: 5:04

5:08 小又山登山口
5:12 5:12 根ノ先登山口
6:22 6:22 五合目
7:36 7:53 神室山
8:57 8:57 五合目
10:00 10:00 根ノ先登山口
10:10 10:11 小又山登山口
10:12 小又山登山口

天候

小雨のち曇り＆晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日、船形山から下山後、小又山登山口まで乗りつけ、車中泊。
最上白川渓流公園で舗装路が終わり、そこから7km強はすれ違い困難な悪路。時速5kmから最速でも20km位で走行しないと、車体に傷がつくと思われます。

コース状況／危険箇所等

小又山登山口横の堰堤は、大又沢の水量が多いと渡渉同然で、登山靴を履いたままの通行は不可。根ノ崎登山口から根ノ崎沢沿いに進み、支流を渡渉すると急登が始まる。痩せ尾根も多く、谷側への転倒・滑落に細心の注意が必要だが、根ノ崎〜神室山のピストンなら、道迷いポイントはない。

その他周辺情報

下山後に銀山温泉へ向かうも、コロナ禍のため、共同浴場以外日帰り入浴可能な施設はなし。結局、山形市まで戻り、馴染みの百目鬼温泉(400円)に浸かりました。

写真

6/4 23:21

前夜、人里から遥かに離れた最上町の大又登山口辺りから見た満点の星空！

6/5 5:00

車中泊から目覚め、早朝5時。車外に出ると小雨、でも上空には青空、不思議な天気・・・。

6/5 5:01

小又山登山口よりスタート！

6/5 5:01

小又山登山口の眼の前の堰堤は大又沢の水流・水圧が強く、渡渉状態。

6/5 5:05

往路は登山靴を履いたまま、ビニール袋をかぶせて進みました！かなり水圧強く、少し水も入ってきた・・・

6/5 5:12

10分程度で根ノ崎登山口へ到着。先行車が2台停まってました！

6/5 5:18

根ノ崎沢の支流を渡渉すると、3合目まで一気に標高差400m程を登る急登が始まります！

6/5 5:25

かなりの急傾斜！

6/5 5:26

根ノ崎登山口から15分程度で1合目！

6/5 5:31

ツツジの奥は、本当は復路に縦走したかった小又山方面！

6/5 5:37

1合目から10分程度で2合目。まだまだ急登が続く。

6/5 5:53

2合目から15分程度で3合目。急登は一旦小休止。ここから少し傾斜が緩やかに。

6/5 6:07

3合目から15分足らずで4合目。

6/5 6:13

マイヅルソウ！

6/5 6:13

君の名は？

6/5 6:22

4合目から15分ほどで5合目。好天なら眺望が見え始めるのかなぁ・・・。

6/5 6:23

オオカメノキ？ヤブデマリ？ノリウツギ？（どれも正しそうですが、オオカメノキと解釈します）

6/5 6:24

ユキザサ！

6/5 6:33

5合目から10分ほどで6合目！

6/5 6:34

自信ないけど、ツバメオモト？

6/5 6:37

相変わらずの急登がちょいちょい現れます！

6/5 6:45

ミツバオウレン！

6/5 6:46

1160m峰より、真っ白な神室山方面をバックに！

6/5 6:48

1160m峰を境にイワカガミの群落が始まります！

6/5 6:49

6合目から15分ほどで7合目！

6/5 6:49

ムラサキヤシオ！

6/5 6:51

昨日も船形山で大量に見たショウジョウバカマ！

6/5 6:51

君の名は？

6/5 6:53

神室山の山頂方面！右も左も眺望があれば絶景ロードなのに・・・。

6/5 7:00

タムシバ？

6/5 7:05

7合目から15分ほどで8合目！

6/5 7:07

神室山の山頂方面！

6/5 7:11

ゴゼンタチバナ！

6/5 7:19

8合目から15分ほどで9合目！ここまで合目間はほぼ10〜15分で均等でした！

6/5 7:20

ミツバオウレン！

6/5 7:20

ムラサキヤシオ！

6/5 7:22

小又山方面へ縦走する分岐点。ココで本日唯一となる団体客とスライド。団体客は小又山方面へ。

6/5 7:24

往路は小雨でお花以外に撮れ高はあまりなし。雪渓通過はコース全体で1箇所数mだけ！

6/5 7:25

シラネアオイ！きれいな形の個体はあまり見当たらず・・・。

6/5 7:25

ミツバオウレンとイワカガミの共演！

6/5 7:26

山頂はあともう少し！

6/5 7:37

いよいよ二百名山も後半戦へ！51/100(＋百名山100)は、山形と秋田の県境に位置する神室山！

6/5 7:40

360度ビューが広がる山頂なんですが、、、眺望ゼロ。眺望リベンジのため、再訪決定！

6/5 7:54

終日、曇天予報のため、昨日の船形山のように、避難小屋で好天待ちをする気力も起きず。ササッと菓子パン食って、15分強の滞在で下山開始。

6/5 8:03

一輪だけ見かけたキバナノコマノツメ！

6/5 8:03

ゼンマイ？

6/5 8:04

青空の下でゼブラ模様の山容が見たかった・・・

6/5 8:07

太陽はすぐ近くにいそうなのに・・・

6/5 8:09

本当は天狗森、小又山と周回縦走し、小又山登山口へ下りたかったが、悪天のため根ノ崎登山口へとピストン。この瞬間、小又山登山口前の堰堤再渡渉が確定(涙)。

6/5 8:10

雨だからこそ、アーティスティックなムラサキヤシオ！

6/5 8:10

雨だからこそ、アーティスティックなミツバオウレン！

6/5 8:12

昨日、船形山の観音寺コースで多数見かけたツバメオモト！

6/5 8:41

本当は縦走するはずだった対面(西側)の神室山〜天狗森〜小又山の稜線！

6/5 8:44

振り返ると、往路では見られなかった神室山方面のゼブラ模様！

6/5 8:57

5合目まで戻ってきました！

6/5 9:01

966m地点に2,3株あったギンリョウソウ！

6/5 9:03

徐々に天候が回復し、天狗森の山頂部は見えてきた・・・

6/5 9:09

反対(東側)の軍沢岳(拳ヶ森)なんて、青空が出てきたぞ・・・
終日曇り予報だったのに、今回は出発＆登頂が早すぎたか・・・

6/5 9:32

3合目を過ぎると根ノ崎沢出合いまで急傾斜な下りが続きます！一度コケそうになって危なかった！

6/5 10:00

神室山からおよそ2時間で、根ノ崎登山口まで下山！

6/5 10:06

さぁ、小又山登山口(駐車場)目前で、再び堰堤渡渉！小又山登山口まで周回縦走してれば、再渡渉はなかったのに・・・。

6/5 10:08

復路の堰堤渡渉は気持ちよく素足で！

6/5 10:11

めちゃくちゃ冷たいです！足早に通過！

6/5 10:55

大又沢沿いの白川林道は、9割方すれ違い困難な狭い凸凹悪路。軽トラ1台とだけスライドするも、たまたますれ違える場所で、ホッと一息♪

6/5 11:08

西ノ又口と根ノ崎口の分岐点。ここまで来ると、何とか対向車とすれ違えます！

6/5 11:41

前夜イートインした、ファミリーマートもがみ赤倉店まで戻って振り返ると、登り損ねた小又山(右奥)が端正な形！

6/5 11:46

ご恩を感じる居酒屋蛍を通過してみるも、やはり日曜ランチ時は閉まってました・・・。

6/5 12:05

田園越しの月山！

6/5 12:05

月山ドーン！

6/5 12:35

下山後、自身2度目となる銀山温泉に立ち寄るも・・・

6/5 12:36

コロナ影響で共同浴場以外はどこの旅館も日帰り入浴を中止中・・・

6/5 12:47

失意の中、撮影だけで銀山温泉を撤収・・・

6/5 12:47

銀山温泉の入り口、白金橋にて！さらば、銀山温泉！

6/5 13:38

銀山観光センター・大正ロマン館にて、ノンアルビールを付けて、天ざるを頂く！

6/5 15:12

道中、今度は冠雪した鳥海山！

6/5 15:12

山頂部全体は見えませんでしたが、威風堂々の山容！

6/5 16:45

一路山形市まで南下する中、左を向くと蔵王連峰！

6/5 16:45

蔵王(熊野岳)は、もう雪解けしましたね！

6/5 16:53

そして右を向くと、晴天下に朝日連峰！

6/5 16:54

左端が百名山の大朝日岳、右端が二百名山の以東岳(未踏)！

6/5 16:54

大朝日岳！

6/5 16:54

以東岳(未踏)！

6/5 17:00

山形市中心部が近づき、蔵王が大分近く見えるように！

6/5 17:24

右奥は蔵王最高峰の熊野岳、左手前は瀧山！いずれも昨秋に登頂しました〜♪

6/5 17:30

銀山温泉の代わりは、山形県で2番目に好きな田んぼの中の名湯・百目鬼温泉へ♪（1番好きなのは蔵王温泉大露天風呂）

6/5 18:24

露天風呂で立ち上がると見える蔵王連峰(瀧山＆熊野岳)！
※この写真は、露天風呂壁の外側に立って撮影！

6/5 19:45

山形駅近で、芋煮を出してくれる居酒屋を見つけてIN！

6/5 19:58

げそ天も追加！

6/5 20:22

しあわせやで、しあわせゲット！

6/5 20:29

山形駅西口のワシントンホテルへ宿泊！地上24Fから見下ろす山形の夜景！1/3

6/5 20:31

地上24Fから見下ろす山形の夜景！2/3

6/5 20:33

地上24Fから見下ろす山形の夜景！3/3

6/6 9:25

翌月曜、出張先の北山形駅前では、小便小僧が元気はつらつ！
※10年前、北山形駅近に2年間住んでました♪

6/6 17:07

月曜の帰京時、牛丼どまん中を買い込んで♪10年前は1種類しかなかったのに、今はしお味、みそ味、カレー味があるようですね。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

PowerShot SX730 HS CANON

感想

happygo

二百名山後半戦となる51座目(＋百名山100座)は、山形と秋田の県境にあたり、田中陽希さんのグレトラ3で、コロナ禍で山形県酒田市に数ヶ月滞在してリスタート後、最初に登った神室山へGo♪

予報では夕方から晴れるものの、私の滞在中はずっと曇り予報のため、眺望はアテにせずスタート。登山口横に大又沢が轟々と流れる堰堤渡渉があり、往路は登山靴を履いたまま、ビニールを被せて横着歩行。少し水が入って濡れましたが、生活の知恵で乗り越えます。この時は、周回縦走の予定だったので、復路の再渡渉はない前提でした・・・。

根ノ崎登山口から実質的に登山開始。根ノ崎沢の支流を渡渉すると、すぐに急登が始まります。登り甲斐がありますねー。予報に反して小雨が降り出し、眺望はないため、撮影対象はお花のみ。標高が低いうちはお花も満足にないため、とにかく黙々と登ります。5合目位までは、ほぼ何の楽しみもないですね(涙)。

段々とギンリョウソウやムラサキヤシオ、ミツバオウレン、ショウジョウバカマなどが現れ始め、1160m峰を境にイワカガミの群落が見え始めます。残雪が薄くなった今時期、本当なら白(雪)と緑のゼブラ模様の山容が右に左に見えるはずなんですが、とにかく眺望はなく残念。また、皆さんのレポでシラネアオイロードといったワードも聞いていたんですが、きれいな個体はなく、ロードと呼べる空間には出会えませんでした(涙)。

そうそう、1合目〜9合目までコンスタントに合目標識があり、私の脚力だと合目間は等しく10〜15分程度でした。こうした目印があると、登山も楽しいですね。

山頂滞在中はほぼ小雨は止むも、本来見えるはずの360度ビューはお預けで、オール真っ白。山頂小屋が近くにあるはずですが、昨日の船形山と違い、晴れない予報のため、小屋を探すまでもなく失意の中で下山開始。

早々に天狗森・小又山方面への分岐点に達するも、眺望がない中での周回縦走はあまり得るものがないため、「最速で下りて銀山温泉へ行こう！」と頭を切り替え、ピストンで根ノ崎へ戻ることに。

が、進めば進むほど、天候が回復していきます。振り返っても神室山の山頂が見えることはありませんでしたが、縦走を断念した天狗森などは山頂部がクッキリ現れました。小又山は山頂部だけガスってましたが、対面の縦走路全般の視界はクリアになっていき、ピストンにしたことが少しだけ悔やまれます(涙)。

根ノ崎登山口まで下山後、堰堤の再渡渉を経て、小又山登山口(駐車場)へ戻った後、とにかく祈るのは「悪路で対向車来ませんように・・・」という願い。最終的に軽トラ1台とスライドしましたが、たまたま道幅が広い所で事なきを得ました。

そして自身二度目となる銀山温泉へ立ち寄るも、なんとコロナ禍で日帰り入浴はどの旅館も中止。共同浴場だけ入れるようでしたが、そんな所に浸かる位なら、山形在住時に愛用した百目鬼温泉へ行こうと決意し、銀山温泉街は撮影だけで撤収(涙)。

道中、冠雪した鳥海山、月山、葉山、朝日連峰、そして雪解けした蔵王連峰などが青空とセットで見えます。うーん、神室山への往路や登頂時は小雨だったのに・・・。こうも違うもんですか・・・。

山形市の田んぼのどまんなかにある百目鬼温泉で汗を流し、山形駅までレンタカーを返却後、「芋煮」で検索して、芋煮を出してくれる居酒屋へ。最後は、山形駅前の高層ホテルへ赴き、地上24Fから山形駅周辺の夜景を拝みました！

翌日(6/6月曜)は、10年前に働いていたビルへ伺い、お仕事。そして最後は牛丼どまん中(駅弁)を買い込み、山形新幹線へ。今回は月曜の出張と組み合わせた登山(船形山＆神室山)のため、経費の太宗は会社持ち。こういう山遠征は大歓迎ですね〜(笑)。