白峰三山
- GPS
- 11:00
- 距離
- 52.3km
- 登り
- 4,649m
- 下り
- 4,648m
コースタイム
- 山行
- 10:18
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 10:55
01:00 奈良田駐車場
04:10 大門沢下降点
05:15 農鳥小屋
06:00 間ノ岳
07:10 北岳
08:45 広河原山荘
10:10 鷲ノ住山
12:00 奈良田駐車場
ポカリ1.5L, inゼリー2, あんぱん1
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大門沢小屋-下降点-農鳥岳の間は夏道の上に雪渓が残る。視界が悪いと夏道復帰が難しい。心配な人は雪が完全に溶けるまで待ったほうがよい。 |
その他周辺情報 | 下山後の風呂は1時間運転して下界に下りてつむぎの湯。サウナ水風呂は無いが400円と安い。 |
写真
感想
去年の夏の終わりにやった奈良田起点の白峰三山をやろう。笹山まで入れるとキッツイから笹山はカットで。去年の8月末は日の出が遅いので林道を最初にやったが、今回は日の出が早いので先に尾根に出て、帰りに林道が良いだろう。大門沢を登って北岳まで歩いて広河原から南アルプス林道ハーフマラソン。いってみよう。
2021年8月の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3475594.html
金曜早めに仕事を終えたら3時間半運転して奈良田へ。相変わらず都心から出ようとすると渋滞だらけで時間がかかるが八王子まで出れば流れはスムーズ。それほどストレス無くスイスイ奈良田まで行けた。奈良田、そんなに遠くないかもしれん。2回目だから近く感じた。3~4時間仮眠したら0時半起床の1時出発。眠くてつらいが天気はそれほど悪く無いはず。星が輝いている。気合い入れていこう。大門沢は初めて通る。農鳥岳への最短ルートなのでよく整備されていてとても登りやすい。深南部のような斜面ではなく、しっかり足の裏を地面に水平に置ける登山道なのでふくらはぎに優しい。大門沢小屋を過ぎて最終水場で水を1L汲んでいく。ここから御池小屋まで水場は無い。とはいっても今の時期は稜線に雪があるのでどうにでもなる。
大門沢下降点が近づくと明らかに脚が重たくなってくる。空気が薄い。空はいつの間にか雲に覆われてしまったが遠く東の空は真っ赤に染まっていた。美しい。この時期特有の空って感じがする。目指す農鳥、間ノ岳はガスに包まれている。太陽に温められて晴れてくれると嬉しいが晴れでも曇りでも行くしかない。雪渓トラバースしていたら気づかないうちに農鳥ピークをスルーしていた。急に西農鳥の看板が出てきた時は驚いた。農鳥小屋に下るとガスを抜ける。2,800~3,000mくらいがガスのボーダーなのだろうか。農鳥小屋も北岳山荘も肩の小屋も御池小屋も、今日通った小屋はみんな忙しそうに小屋開きの支度をしていた。
農鳥、間ノ岳、北岳と空気薄いゾーンをせっせと登る。北岳に着く頃にはガスはすっかり取れて仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山が美しい。草滑りコースは誰も登って来ないので飛ばせる。御池小屋もスタッフの方々が楽しそうに談笑しながら仕事をしていた。この時期、小屋開き前の小屋の方々ってなんかみんな楽しそうで、こっちも楽しくなる。広河原に着いたら最後の仕上げ、第二回南アルプス林道ハーフマラソン。のはずだったが、なぜか何も考えずに左岸に渡ってしまい夜叉神方面へ。5km走って気づいたので引き返すよりは先に進んで鷲ノ住山を下りたところの橋で右岸に渡ったほうがいいだろう。もう登りは無いと思っていたが結構登らされて疲れた。予定通り右岸で帰れば2時間で奈良田に着いたが、道を間違えたばかりに3時間もかかってしまった。次は間違えないようにしよう。サクサク行けば10時間コースだろう。
このルートはとても気に入った。秋に逆回りでまたやろう。春はバスが通る直前の週に行くと、めちゃくちゃ静かで良い。
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