記録ID: 440652
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
南奥駈道( 前鬼 〜 熊野本宮 縦走)は長かった
2014年05月01日(木) ~
2014年05月04日(日)



体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 74:43
- 距離
- 62.9km
- 登り
- 5,209m
- 下り
- 5,473m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:26
距離 11.8km
登り 1,181m
下り 697m
2日目
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:59
距離 17.5km
登り 1,828m
下り 1,554m
15:08
3日目
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 11:03
距離 15.9km
登り 1,251m
下り 1,574m
15:26
4日目
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 10:15
距離 17.6km
登り 959m
下り 1,657m
■アプローチ
4月30日 23:00 新宿 夜行バス(やまと号)
5月1日 06:00(6:37) 大和八木
5月1日 08:10 大和八木 路線バス 湯盛温泉(杉の湯)乗り換え
5月1日 12:08(12:07) 前鬼口
■1日目(5月1日)
12:10 前鬼口
13:15 不動七重の滝入り口
13:43-13:50 不動七重の滝展望台
14:10 不動七重の滝入り口
15:32 小仲坊
■2日目(5月2日)
04:06 小仲坊
05:13-05:18 二つ岩
05:59-06:12 太古ノ辻
6:59 天狗岳
07:54-08:12 地蔵岳
09:27-09:32 涅槃岳
09:56 無誠無漏岳
10:23 阿須迦利岳
10:41-10:53 持経ノ宿
11:47-12:10 平治ノ宿(水汲み)
12:32 転法輪岳
13:05 倶利伽羅岳
14:32-14:42 行仙岳
15:03 行仙宿山小屋
■3日目(5月3日)
04:19 行仙宿山小屋
05:44-05:54 笠捨山
06:12 葛川辻
06:57-07:04 地蔵岳
07:45 東屋岳(道間違い)
08:05 檜之宿跡
08:22-08:30 香精山
09:08 貝吹金剛
10:27-10:30 蜘蛛ノ口
11:08 水呑金剛
11:58 花折塚
12:26-12:35玉置山展望台
13:06 玉置山
13:16-13:59 玉置神社(観光)
13:28 玉置辻(テン泊)
■4日目(5月4日)
04:35 玉置辻(テン泊)
06:04-06:15 大森山
06:58 切畑辻
07:45-08:00 五大尊岳
08:15 五大尊岳(南峰)
09:30-09:39 金剛多和
10:05-10:10 大黒天神岳
11:09-11:13 吹越権現
13:07-13:17 七越峰
13:56 備埼橋
14:15 熊野本宮前(喫茶店)
4月30日 23:00 新宿 夜行バス(やまと号)
5月1日 06:00(6:37) 大和八木
5月1日 08:10 大和八木 路線バス 湯盛温泉(杉の湯)乗り換え
5月1日 12:08(12:07) 前鬼口
■1日目(5月1日)
12:10 前鬼口
13:15 不動七重の滝入り口
13:43-13:50 不動七重の滝展望台
14:10 不動七重の滝入り口
15:32 小仲坊
■2日目(5月2日)
04:06 小仲坊
05:13-05:18 二つ岩
05:59-06:12 太古ノ辻
6:59 天狗岳
07:54-08:12 地蔵岳
09:27-09:32 涅槃岳
09:56 無誠無漏岳
10:23 阿須迦利岳
10:41-10:53 持経ノ宿
11:47-12:10 平治ノ宿(水汲み)
12:32 転法輪岳
13:05 倶利伽羅岳
14:32-14:42 行仙岳
15:03 行仙宿山小屋
■3日目(5月3日)
04:19 行仙宿山小屋
05:44-05:54 笠捨山
06:12 葛川辻
06:57-07:04 地蔵岳
07:45 東屋岳(道間違い)
08:05 檜之宿跡
08:22-08:30 香精山
09:08 貝吹金剛
10:27-10:30 蜘蛛ノ口
11:08 水呑金剛
11:58 花折塚
12:26-12:35玉置山展望台
13:06 玉置山
13:16-13:59 玉置神社(観光)
13:28 玉置辻(テン泊)
■4日目(5月4日)
04:35 玉置辻(テン泊)
06:04-06:15 大森山
06:58 切畑辻
07:45-08:00 五大尊岳
08:15 五大尊岳(南峰)
09:30-09:39 金剛多和
10:05-10:10 大黒天神岳
11:09-11:13 吹越権現
13:07-13:17 七越峰
13:56 備埼橋
14:15 熊野本宮前(喫茶店)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
・新宿(23:00) → 大和八木駅(7:00) :夜行バス(やまと号)が便利です。 http://www.narakotsu.co.jp/kousoku/map/index.html ・大和八木駅(8:58) → 湯盛温泉(杉の湯)乗り継ぎ → 前鬼口(12:08) 奈良交通 ■関東方面からのアプローチ(帰り) ・熊野本宮(15:20) → 勝浦温泉(16:46) : 熊野交通 http://www.kumakou.co.jp/bus/jikoku_item_7.html ・勝浦温泉(19:00) → 池袋(6:06) : 夜行バス http://www.seibubus.co.jp/kousoku/nankikatsuura/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 (1)前鬼口〜小仲坊 林道、一部工事中の所だけ注意。 ※不動七重滝:滝展望台前100メートル地点の鉄階段崩落あり。 (2)小仲坊〜太古の辻 沢沿いの道は一部不明瞭箇所あり。早立ちの場合は目印をよく見渡しましょう。階段がある地点からは迷う所はありません。二つ岩の先の沢で水が汲める場所あり。(ただし今だけか?) (3)太古の辻〜証誠無漏岳〜持経ノ宿 広い尾根で風がかなり強い場合がありますが、危険箇所はありません。証誠無漏岳から岩場となり、一部鎖があります。 (4)持経ノ宿 10名程度宿泊可能。毛布など常備されています。水場は小屋から林道400m先にあるらしい。(治経ノ宿で汲めるのでスルーしました)持経ノ宿〜行仙宿山小屋までは、広い尾根で危険箇所なし。 (5)治経ノ宿 15名程度宿泊可能。(4)同様毛布など常備されてます。水場は、小屋から5分下の沢から汲めます。今回は非常に豊富な水量でした。 (6)行仙宿山小屋 20名は泊れそう。一番大きな小屋です。水は小屋から10分先にあるようですが、山彦グループの方々がボランティアで汲み置きの水があります。ありがたく利用させていただきました。小屋代は、最低1000円。 (7)行仙宿山小屋〜葛川辻 危険箇所はありません。上り返しがしんどい。葛川辻で水が汲めますが、10分以上かかるのでスルーしました。 (8)地蔵岳付近 鎖場の連続で要注意。重い荷物を持っているとかなり堪えます。鎖場の先に一部下に降るように見える所が間違えやすく、変と思ったらすぐに引き返して道を確認しましょう。 (9)香精山〜蜘蛛ノ口 危険箇所はありませんが、激下りの道です。地蔵岳でヘバるとしんどい。 (10)蜘蛛ノ口〜玉置山 危険箇所ありません。玉置山近くになると、林道沿いに歩きます。とても長く感じます。 (11)玉置山〜大森山 危険箇所ありません。穏やかな登りです。 (12)大森山〜篠尾辻 トラロープの激下りとなり、滑らないように注意。 (13)五大尊岳 五大尊岳は、2つの峰を持っています。岩場の急登りと急下りがあり、滑らないように注意。 (14)五大尊岳〜七越峰 危険箇所ありません。熊野川が見えてから非常に長く感じます。 (15)熊野川の徒渉 水量多く徒渉は難しいと思います。カヌー渡しがあるように見えましたが、渡してくれるかは不明です。 |
写真
次の日、4時10分頃、まだ暗いうちに出発しました。この沢をを渡るところなど、暗いと道がチョットわかりにくい。:idea:でもライトを照らすと、目印が反射するので、ありがたいです。[[audio]]
この鎖場、20キロ近い荷物を持って下るのはしんどいです。この先、いくつか鎖場がありますが、間違えやすい場所がありますので注意しましょう。変だな?と思ったらまず引き返せですね。[[sweat]][[sweat]]
あった。川のところに本宮の大鳥居が見えました。ああ、ショートカットですぐ下に降りたい。この感覚、栂海新道の親知に降りるところを思い出しました。[[sweat]][[sweat]]
撮影機器:
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 2
ガイド地図 1
筆記具 1
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
飲料 2
ティッシュ 3
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ストック 2
ビニール袋 2
替え衣類 2
入浴道具 1
シュラフ 1
シュラフカバー 1
ザックカバー 1
食器 1
水筒 1
時計 1
日焼け止め 1
非常食 2
GPS 1
|
---|---|
共同装備 |
テント 1
テントマット 1
コンロ 1
ガスカートリッジ 1
コンロ台 1
コッヘル(鍋) 2
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
ラジオ 1
トランシーバ(使用帯) 1 144/430MHz
カメラ 1
ポリタンク 2
|
感想
大峯奥駈道は吉野から熊野本宮まで100km以上の長い修験道の道で、今回南半分を歩きました。数年前に前鬼から北半分を歩いたので、今回でようやく完結しました。
北以上に厳しい南側との噂通り、しんどかったです。せいぜい1500m程度の山ですが、アップダウンはいやというほどあるし、とにかく長い。
吉野から通しで歩く健脚たちと行仙宿小屋でお会いし、本当にすごいなぁと思いました。まだどこかでお会いできたらなと思います。
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いやぁ〜お疲れ様でした
そして完結おめでとうございます
奥駈道は憧れますね
ナイトハイク込みで一泊で、通して歩きたいと思っているのですが・・・
妄想で終わってしまうかも
修験道らしく、体力はもとより気力も無いと歩き通せませんね
niiniさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。いやー、なんとか目標の南奥駈道を歩くことができました。
前回の北奥駈道を歩いたことを合わせて、吉野からの足跡がつながりました。
歴史あるこの縦走コースは、大峯七十五靡という行場がありますが、南側は北側と比べてかなり地味です。核心部にある、のぞき岩とか、100名山の八経ケ岳などのようなものは無いですね。
そういったことから、健脚のniiniさんには、ぜひ吉野から通しで歩くのをおすすめします。行仙小屋では、6名程度の宿泊者がいましたが、そのうちの3名は吉野からとのことです。100km以上歩くのは夢ですねぇ。
本当に何度アップダウンを繰り返したことか。
もう舗装道路を歩かせてくれてもいいじゃないかと
突っ込みながら登ってました。
下山して2日経過しましたが、今後も夢に出てきそうです。
あの修行の道はなかなか味わえない気がしますので
貴重な体験ができたと思っています。
tubataroさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます。さすが修験道の道ですね。
2日たった今も、足が痛くて。
もう少し鍛えて、通しでやりたいですね。
それから小辺路は前回やったので、中辺路の大雲取越えとかもチャレンジしたいと思います。
熊野川のテント&カヌーですが、地元のイベントのようでした。子どもたちを乗せて川をどこまで上れるか、のようなことをされてましたよ。
皆さん、考えることは同じなんですね。最後の最後までピークを踏まされました。ピークを巻くって発想は修験道にはないのでしょうね。
t_matsu こんばんは。
テント&カヌーの情報ありがとうございます。地元のイベントだったのですね
なるほど、そういうことだったのか。
確かに巻き道は、なかったですね。あったとしても、荒れて使えません、ですから。修験道ならではのコースですね〜
コメント等が、わかりやすく。
ふむふむ。。って感じでした。
大森山行こうは、シャクナゲが楽しめるんですね〜♪
あの、長〜い、林道を歩いたのですか。。
すごいです。
車で行っても標高差もあれば、長くも感じました。
こんばんは〜。
そうなんです。玉置山から南方面、特に五大尊岳付近のシャクナゲは綺麗ですよ〜。健脚のnaminoriさんには、是非お勧めします。あのアップダウンは、今も夢にでてきそうです。
さて、前鬼の林道ですが、ここも長かったですね。いい加減飽きました^^;ただ、今まで歩いた林道歩きナンバー1は、南アルプスの光岳から、寸又峡までのやく40km、これは強烈でした。色んな楽しみがありますが、林道歩きほどつまらないものはないですよね〜。
今後もレコのツッコミお待ちしてます。また、楽しい山行を。
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