硫黄岳〜横岳〜赤岳
- GPS
- 28:30
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,697m
- 下り
- 1,688m
コースタイム
6:28美濃戸口-7:08美濃戸山荘-8:45赤岳鉱泉9:03-10:45硫黄岳
11:42硫黄岳-12:53横岳13:09-14:00赤岳天望荘
8月9日
6:00天望荘-6:28赤岳6:53-8:03行者小屋8:23-10:00美濃戸山荘
10:15-10:58美濃戸口
天候 | 晴れのち霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
8月8日(八ヶ岳の日)
変わりやすい天候と雨や雷雨の予報に直前まで行き先変更も視野に入れざるを得ま
せんでしたが期待のやや持てる予報発表に計画決行!
美濃戸口駐車場〜北沢コースでまずは硫黄岳へ。
赤岳鉱泉〜樹林帯を経て展望の開けた台座の頭に到着。
稜線伝いに進むと硫黄岳の広々とした頂上が現れ、皆さんおもいおもいにくつろいでいるようでのんびりした時間が流れていました。
青い空に緑濃い山々、素晴らしいです!
登山者だけが味わえる山の醍醐味ですね。
と、気にはなっていたがガスがあれよあれよという間に湧いてきて、出発する頃には目指す横岳方面が真っ白け。
あー、やはり我々にガス山行はつきもののようです。
景色を失った横岳への稜線を歩きます。幸い風は強くありません。
岩場は注意しつつドンドン進んでいくと気付いたら奥の院のピークに到着してしまいました。
三叉峰〜二十三夜峰〜地蔵の頭を経て当日お世話になる赤岳天望荘に到着。
よく写真に使われている「日ノ岳付近から見る赤岳」これは残念ながら目にすることができませんでした。
しかし雨にも雷雨にも見舞われることなく予定の山行を終えたのですから良しとしましょう。
八ヶ岳の日にちなんでいただいたmy箸は夕食時に早速使用しましたよ♪
8月9日
前日の夜は時折激しい雨に雷も鳴りました。翌日はどうだろう?と若干不安もありましたが山小屋のスタッフの方が言っていた通り朝は素晴らしい雲海。
部屋の窓から富士山のくっきりとしたシルエットが目に飛び込んできた時は俄然テンション上がりましたね。
朝食を済ませ天望荘を出発し赤岳山頂へ。
中腹でぱらりと雨粒が落ちてきましたが問題なし。
直下から見ていると「ウワー」と思うのですが、気力も体力も十分ですから以外とサクサク頂上に到着(朝から体がよく動きます!!)。
団体様御一行でピークは人だかりの山、暫くは待ちです。
この日は大変展望が良く、遠くの山々がくっきり。
「これだけ見れるのは珍しいよ!!」と高揚した口調で話す方々がたくさんいました。
確かに圧巻の景色でした。
続いて阿弥陀岳を目指す予定でしたが、文三郎尾根を下ってしまったのとこれまたお約束で私の足指がなんだかやばそうな具合になっていたので敢え無く取り止め。
(maruzenさんまたしてもごめんなさい。)
行者小屋のベンチに座り見上げれば昨日辿った綾線がパノラマ写真のように見えます。
「あそこからずーっと歩いたんだねぇ」ちょっと灌漑深くもありそろそろこの山行も終わりなんだとしみじみ思うのでした。
が、待っていた南沢の下りは妙にきつかったです。
黄色のテープとペンキの印をしっかり確認すれば道迷いもないかと思います。
増水した川には1か所ですが丸太が渡されていました。
コースタイムぎりぎりで美濃戸山荘に到着。私が遅れの原因であることは確かですがそれにしてもあのコースタイムはどうなんでしょう?
我々が不得手なコースであって皆さんそうでもないですか???
そんな疑問を抱きつつでしたが八ヶ岳山荘に戻り今回の山小屋泊縦走終了です。
阿弥陀岳を断念した分の時間を利用して近くの「もみの湯」でさっぱり♪
八ヶ岳農場の売店で日本一の生産量を誇るセロリの漬物をお土産に購入。
一通り歩けたことで次の計画も立てやすくなりましたし、収穫の多い2日間が過ごせて本当に良かったです。天気がもってくれたことがなによりでしたね。
■稜線上のお花
コマクサは咲いているも見ごろは過ぎていました。なんとか間に合った!!といったところでしょうか。一株だけでしたが白いコマクサも見ることができました。
代わりにチシマギキョウ、ミヤマキンバイが花盛りで稜線のいたるところに咲いていて私の目を楽しませてくれました。
saichanさん、こんばんは。suezouです。
天候も崩れず、展望も花も楽しめたみたいで
本当に良かったです。
雲海と富士の景色ははやはり稜線小屋に泊まらないと
見ることが難しいです。
ゆっくりと八ヶ岳を楽しまれた感じがレポによく
表れていて私も嬉しいです。
白コマクサも見ることが出来て良かったですね。
では、またお願いします。
suezouさんこんにちは。
雲上で迎える朝はやはり格別でした
自然が造り出した山並みを360度ぐるりと見渡すの
は初めてでしたのでスケールの大きさに圧倒されま
すね!!
稜線で出会う花々が時折吹く風にさわさわと動く、
その表情がなんとも愛らしくてたまりませんでした
思い出す度戻りたくなりますね。
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