天子ヶ岳長者ヶ岳周回△満開のコアジサイロードを行く

2022年06月19日(日) [日帰り]

• GPS: 09:03
• 距離: 13.6km
• 登り: 970m
• 下り: 973m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 2:06
• 合計: 9:04

距離 13.6km 登り 972m 下り 977m

5:43 休暇村富士
6:56 7:01 天子ヶ岳登山口２
8:10 8:28 林道終点
9:51 10:10 富士見台
10:14 10:15 天子ヶ岳
10:43 10:46 上佐野分岐
11:29 12:10 長者ヶ岳
13:07 13:33 休暇村分岐
14:30 14:43 休暇村富士
14:47 ゴール地点

天候

梅雨の合間の晴れ(下界は夏日)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

前日の雨で、天子の森キャンプ場から天子ヶ岳登山口までの林道はぬかるみや水溜まりあり。休暇村分岐から休暇村登山口までは多少滑りやすい。他は特に問題なし。

その他周辺情報

天使の森キャンプ場前に「天子の森東海自然歩道トイレ」あり。

写真

6/19 5:45

国民休暇村手前の駐車場からスタート。梅雨の合間の晴れ。今日は真夏日になるそうです。

6/19 5:56

約15分で天子の森キャンプ場前の東海自然歩道トイレ。

6/19 6:19

「半分白い」マタタビに実がついていました。

6/19 6:39

山の神にお参りして、

6/19 6:41

スカイ朝霧。凄い雲。正面左奥に天子ヶ岳、標高1330m。ここはパラグライダースクールのスカイ朝霧が管理している白糸ランディング、標高600m。テイクオフは右側の山、標高840m。長者ヶ岳・天子ヶ岳の目の前で気持ちよさそうに飛んでいるのをよく見ます。

6/19 6:42

ウツギ。

6/19 6:52

昨日の雨のなごりかな?　キイチゴ雫つき。

6/19 6:53

林道にコアジサイが出てきました。登山道のコアジサイはどうかな?　期待感が膨らみます。

6/19 6:54

白糸側の登山口が見えてきました。

6/19 6:56

白糸側の登山口。

6/19 7:01

始めは急登です。UTMFの一斉に多くの人が駆け上る映像は圧巻でした。今年は3年ぶりに開催されましたが、このルートは熊森山の下りのコース不良で直前にルートから迂回することになりました。

6/19 7:11

しばらく行くと富士山の見晴らしポイント。白い雲をバックに水墨画のようです。

6/19 7:34

いよいよ登山道にコアジサイが出てきました。満開です。

6/19 7:35

白い花火。

6/19 7:47

ノバラ。

6/19 7:52

登山道の脇の人工林に群生するコアジサイ。

6/19 8:02

コアジサイロードが続きます。

6/19 8:05

薄紫の花火。

6/19 8:06

ほんのり甘い香りが漂います。

6/19 8:20

尾根を半分くらい行くと大島桜の並木道に出ます。サクランボがいっぱい落ちていました。

6/19 8:12

桜並木でおやつ休憩。只今の気温20度湿度81％。梅ドリンクで蒸し暑さも吹き飛ばします。

6/19 8:23

人工林の奥まで一面のコアジサイです。ここからまた登りがきつくなります。

6/19 8:30

出会った人は2人だけの静かな林の中に、シジュウカラ、アオバト、エゾハルゼミなどの鳴き声が響きます。

6/19 8:47

ヤマアジサイも咲いていました。

6/19 8:51

急坂の途中の富士山ポイント。ふり返るとバッチリです。

6/19 9:16

ツクバネソウ? 何だろう?　4枚葉が4段重ね、5段重ねと連なっています。

6/19 9:18

最後の急登。

6/19 9:26

コアジサイは減り、ヤマジオウやフタリシズカが増えてきました。

6/19 9:39

上稲子分岐が見えてきました。そろそろ頂上です。

6/19 9:47

天子ヶ岳山頂の手前のバイケイソウゾーン。ほとんど枯れていました。

6/19 9:50

「瓔珞つつじ」はほとんど落花していましたが、かろうじて残っていました。見れて良かった。

6/19 9:51

昔、京都から嫁いできたお姫様が亡くなったとき一緒に埋めた瓔珞(宝石などをつらねた装飾品)から芽吹いたことから「瓔珞つつじ」と呼ばれるようになった、伝説のサラサドウダンです。

6/19 9:52

天子ヶ岳山頂。山の神にお参り。
誰もいない静かな山頂です。

6/19 9:54

富士見台からの富士山。雲が出てきました。

6/19 10:14

2021.11.1に新しく設置された山頂標識。天使の山頂標識はもうありません。

6/19 10:18

5月に清楚な花を咲かせていたシロヤシオ(ゴヨウツツジ)。

6/19 10:22

ゴヨウツツジの五枚の葉。ほんのり縁取りがかわいい。

6/19 10:39

実がついているのは初めて見ました。

6/19 10:41

上佐野分岐が見えてきました。新緑美しいシロヤシオが続きます。

6/19 11:07

5月にはあちこちに群生していた銀竜草もすっかり姿を消してしまいました。唯一見つけたかわいい銀。

6/19 11:13

足元にひっそりフデリンドウと、

6/19 11:14

「きのこの山」みたいなキノコ。

6/19 11:22

フタリシズカ。高度を上げると白い花が咲いていました。

6/19 11:22

ウバユリにはもう蕾が。

6/19 11:29

長者ヶ岳に着きました。富士山はこの後、雲で隠れたりチラ見えだったりガスに包まれたり、くるくる表情を変えます。

6/19 11:29

雲のすきまから田貫湖も見えました。小学生が「富士山が浮かんでる!」と感嘆の声をあげていました。

6/19 11:29

アップ。横山大観の「群青富士」に似ていませんか?　静岡県立美術館の収蔵品です。

6/19 11:43

七変化富士山を見ながら昼食。頂上だけは賑やかでした。

6/19 12:09

長者ヶ岳山頂(1335m)のコアジサイはまだ蕾。

6/19 12:42

1000mより下は満開でした。

6/19 13:03

人工林の杉並木もカッコいいね。

6/19 13:09

休暇村分岐が近づいてきました。また、みごとな群生が増えてきました。

6/19 13:15

休暇村分岐でコーヒータイム。

6/19 13:27

田貫湖もはっきり見えてきました。

6/19 13:34

休暇村分岐から休暇村登山口に向けて下ります。昨日の雨のせいか結構滑ります。

6/19 13:35

梅雨時の低山の蒸し暑さ(只今の気温21度湿度84％)を忘れさせてくれる清涼感です。

6/19 13:53

この登山道にもコアジサイがいっぱいです。

6/19 14:20

休暇村登山口に出ました。「木を切らないでね」と言われても…切ろうとしても切れない…

6/19 14:23

今日は赤い色はお初かな?

6/19 14:23

シモバシラ茂ってます。秋の花と冬の氷華で、また楽しませてくださいね。

6/19 14:24

紅い宝石がいっぱい。

6/19 14:25

ヤマアジサイもいいね。

6/19 14:25

ほんのりピンク色。

6/19 14:27

これは見事なハナイカダの実ですね。

6/19 14:30

ウツギの向こうに「国民休暇村富士」が見えてきました。

6/19 14:40

田貫湖畔の逆さ富士ポイント。

6/19 15:27

「もちや」のヨモギソフトでお疲れさまでした。草餅は今回も売り切れでした。

撮影機器：

NIKON D7500 NIKON CORPORATION

iPhone 12 mini Apple

iPhone 13 Apple

感想

field_S

昨年6月12日に天子ヶ岳~長者ヶ岳を周回し、登山道のコアジサイと天子ヶ岳山頂の「瓔珞つつじ」に感動しました。今年は時期を逃してしまいあきらめていましたが、6月19日の天気予報が回復したのでダメモトで急遽行ってきました。

「瓔珞つつじ」はかろうじて残っていました。コアジサイはベストタイミング。天子ヶ岳への登りと長者ヶ岳からの下りの登山道は、標高1000m以下では満開でした。登山道はコアジサイロードとなり 、人工林の林床は一面コアジサイの群生。梅雨の合間の晴れ間ということで、気温20度湿度80％越えの蒸し暑さでしたが、涼しげなコアジサイの花に癒されながら周回することができました。
また、適度に雲が流れて、周回しながら色々な表情の富士山を楽しむことができました。

長者ヶ岳は手頃な地元のお山、ということでいつもかなり混みあっています。梅雨時のせいか珍しく人が少なく、長者ヶ岳の頂上以外は静かな山歩きができました。