田代山、帝釈山（木賊登山口ルート）

2022年06月25日(土) [日帰り]

• GPS: 06:30
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,193m
• 下り: 1,193m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:30

7:00 木賊登山口
8:54 9:00 田代山湿原
9:12 9:20 田代山
10:06 10:22 帝釈山
11:05 11:08 田代山
11:30 11:32 田代山湿原
13:30 木賊登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

木賊温泉から宮里林道方面。川衣ゲートの駐車スペース（2〜3台）
山と高原地図に記載されています。

コース状況／危険箇所等

登山道は所々わかりにくいですが、ちゃんとした道でした。
標高1700ぐらいから道が狭く倒木を潜ったり跨いだり、枝をかき分けて進むためかったるいです。

※写真に詳細を載せますが危険生物がいるのでもうしばらくは通らない方がいいかもしれません。

その他周辺情報

木賊温泉共同岩風呂　協力金２００円　※混浴

写真

6/25 6:38

木賊登山口前　川衣ゲート、ここから先一般車両進入禁止なので
自転車に乗り換え。

6/25 7:01

20分程度で木賊登山口到着。途中勾配のあるところはゆっくりだったり降りたりもしたけど歩いたら40分ぐらいかかったかな？

6/25 7:10

初っ端からこれかー。
本当に田代山まで登りきれるかあ心配になりました。
とりあえず最初は沢沿いです

6/25 7:21

沢から尾根へ登ると急登の始まりです。
すぐに汗だく。ちょっと秘密兵器を投入
首から風を送るとそこそこ涼しい。

6/25 7:22

危険箇所にも書いた危険生物オオタカ（ひょっとしたらハイタカかも？）

ピピピピ声がするのアカゲラのヒナでも鳴いてるのかな〜
なんて思ってたらだんだん声が近づいて目の前にデカイ鳥が出現。
とりあえずシャッターを押して撮影したのと同時に猛禽類であることを確認。
よく営巣中のカラスの近くに行くと背後から蹴られたりしますがこいつは正面から堂々と攻め込んできます。
爪が鋭く下手すりゃ流血するのでオオタカから目を離さず登って逃げました。数10mの間4〜5回ぐらい頭上をかすめるように飛んできたかな？

もう1グループと帰りは襲われなかったので巣ではなくたまたま巣立ち直後のヒナちかくにいたのかもしれません。

恐怖と、営巣中のお邪魔をして申し訳ない気持ちと
鳥好きとしてちょっと嬉しい気持ちと複雑でした。

6/25 8:00

オオタカで体力を消耗しつつもなお急登は続きます。
田代山看板見つけた！　たぶん下のあと何キロ表示が消えたんだろうな

6/25 8:30

少し明るくなってきました。標高はだいぶ上がってきたと思います。このあたり登りはゆるくなりますが枝をかき分けたり倒木が多くあまりペースがあがりません。

6/25 8:54

雨量計小屋

6/25 8:55

シャクナゲがまだ咲いてます

6/25 8:55

おお！ついに着いたかな

6/25 8:56

これまでとは一転して平坦な湿原が広がっています。
これぞ見たかった風景！

6/25 8:59

ここが一応田代山山頂なのかな。
後ろの会津駒ケ岳がいい感じです。

6/25 9:04

大きな池塘があります。反時計回りだから
むこうは帰りかな

6/25 9:06

高層湿原の植物いっぱい。
植物は帰りにちゃんと撮影しよう

6/25 9:09

この天空の湿原たまりません。

6/25 9:24

避難小屋

6/25 9:24

トイレも立派なつくりです。

6/25 10:02

帝釈山までは最初は平坦。ラストはけっこうな登りです。

6/25 10:11

山頂到着！　意外と狭い山頂でした。

6/25 10:11

三角点。山頂ではここから見える山の話で盛り上がりました。
福島県ではそれぞれの山に山開きの日が決められているというのも教えていただきました。

6/25 10:12

てなわけで少し紹介
左から女峰山、小真名子山、太郎山で太郎山の後ろが男体山

6/25 10:13

ひょこり顔を出してるのが北関東最高峰の
日光白根山

6/25 10:12

左に東北最高峰燧ケ岳

6/25 10:25

燧ケ岳からちょっと右には平ヶ岳
左の奥は巻機山でしょうか

6/25 10:25

中ノ岳と越後駒ケ岳
越後エリアは200名山の中ノ岳が最高峰
しっかり堪能でき、山頂も混み合ってきたのでそろそろ下山。

6/25 11:13

湿原に戻ってきました。ここから湿原南側を散策

6/25 11:14

チングルマ

6/25 11:15

ワタスゲ

6/25 11:37

イワカガミ。ここまでは植物音痴の自分でもわかる。

6/25 11:26

何リンドウだっけ？
タテヤマリンドウでした。

6/25 11:23

こちらはカンニング。
ヒメシャクナゲだそうです。

6/25 11:16

ワタスゲの道

6/25 11:21

チングルマの道

6/25 11:17

ここは天国か？

6/25 11:29

木道も終盤。
田代山と会津駒ケ岳を煽りで撮影。
でも実際の見た目もこんぐらいかな

6/25 11:35

美しい池塘だ

6/25 11:40

池塘とお別れ。
来た道を帰るのか〜　(´Д｀)

6/25 11:42

そうそう昼ご飯。人が多いけど意外と食事の出る場所は限られていたので先延ばしにしてました。
雨量計の脇の椅子がちょうどよかったです。

しばらく進むと自分以外にもこのルートを登ってくる方がいました。オオタカには襲われなかったようです。

6/25 12:07

ギンリョウソウ（ユウレイタケ）
所々にありましたがまだ背が低いです。

6/25 13:36

とりあえず徒歩区間はゴール。
自分も帰りはオオタカには襲われませんでした。

6/25 13:36

川で水浴びと思ったけど治水工事のためか少し濁ってるから
別の場所で。

6/25 13:49

漏れてる水があったので頂き軽く顔と頭を水浴び

6/25 13:54

車に戻るとワイパーに紙が！
駐車禁止だったのかな？と思ったら禁猟に関する案内でした。

撮影機器：

Canon EOS 80D Canon

感想

koebi

去年から狙っていた田代山、帝釈山ですが、去年は天候とお休みが合わずに断念。
金曜の予報（燧ケ岳）では微妙でしたがとりあえず準備して朝2：30起床して最新の天気で判断しようと早めに就寝。起きて確認したらまずまずの予報に変わってたので実行！これは単独登山の強みかな。

登ってみると雲のほとんどない快晴。完璧な天候で天空の楽園を散策することができました。高山植物も少しずつ覚えてかないとな・・・

オオタカさんノ雛は無事に大きくなってくれるといいな。