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Yamareco

記録ID: 4461430
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

樅沢岳(西鎌尾根縦走)

2022年07月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
32.6km
登り
2,290m
下り
2,284m

コースタイム

日帰り
山行
11:30
休憩
0:00
合計
11:30
5:20
690
スタート地点
16:50
ゴール地点
天候 午前晴、夕方から雷雨
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
予約できる山小屋
槍平小屋
夏空に弓折岳の稜線が映える。
2022年07月02日 06:27撮影 by  SO-01J, Sony
7/2 6:27
夏空に弓折岳の稜線が映える。
朝の光で浮かび上がる
穂高連峰。
2022年07月02日 06:51撮影 by  SO-01J, Sony
1
7/2 6:51
朝の光で浮かび上がる
穂高連峰。
徐々に高度があがり、
展望が開けていく。
2022年07月02日 07:33撮影 by  SO-01J, Sony
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7/2 7:33
徐々に高度があがり、
展望が開けていく。
鏡池と槍穂高連峰。
静かな湖面に
槍穂高連峰と森がうつる
2022年07月02日 08:14撮影 by  SO-01J, Sony
4
7/2 8:14
鏡池と槍穂高連峰。
静かな湖面に
槍穂高連峰と森がうつる
中崎尾根の向こうに槍ヶ岳
2022年07月02日 08:35撮影 by  SO-01J, Sony
1
7/2 8:35
中崎尾根の向こうに槍ヶ岳
振り返れば笠ヶ岳に続く
優しい稜線
2022年07月02日 08:59撮影 by  SO-01J, Sony
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7/2 8:59
振り返れば笠ヶ岳に続く
優しい稜線
西鎌尾根から槍ヶ岳
2022年07月02日 09:13撮影 by  SO-01J, Sony
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7/2 9:13
西鎌尾根から槍ヶ岳
樅沢岳の途中から
鷲羽岳方面を振り返る。
2022年07月02日 09:59撮影 by  SO-01J, Sony
2
7/2 9:59
樅沢岳の途中から
鷲羽岳方面を振り返る。
樅沢岳から。
西鎌尾根の向こうに
槍ヶ岳と北鎌尾根が見える。
2022年07月02日 10:05撮影 by  SO-01J, Sony
7/2 10:05
樅沢岳から。
西鎌尾根の向こうに
槍ヶ岳と北鎌尾根が見える。
槍穂高連峰
2022年07月02日 10:06撮影 by  SO-01J, Sony
7/2 10:06
槍穂高連峰
笠ヶ岳へ続く稜線
2022年07月02日 11:57撮影 by  SO-01J, Sony
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7/2 11:57
笠ヶ岳へ続く稜線
岩稜帯になり始める。
2022年07月02日 11:57撮影 by  SO-01J, Sony
7/2 11:57
岩稜帯になり始める。
西鎌尾根の向こうに
槍ヶ岳と北鎌尾根。
2022年07月02日 12:05撮影 by  SO-01J, Sony
3
7/2 12:05
西鎌尾根の向こうに
槍ヶ岳と北鎌尾根。
槍穂高連峰
2022年07月02日 12:05撮影 by  SO-01J, Sony
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7/2 12:05
槍穂高連峰
鷲羽岳方面
2022年07月02日 12:09撮影 by  SO-01J, Sony
7/2 12:09
鷲羽岳方面
歩いてきた道を振り返る。
2022年07月02日 12:27撮影 by  SO-01J, Sony
7/2 12:27
歩いてきた道を振り返る。
千丈乗越から下山。
帰るのが勿体なかった。
2022年07月02日 12:43撮影 by  SO-01J, Sony
7/2 12:43
千丈乗越から下山。
帰るのが勿体なかった。
奥丸山から滝谷を望む。
暗くてよく分からなかった。
2022年07月02日 13:40撮影 by  SO-01J, Sony
7/2 13:40
奥丸山から滝谷を望む。
暗くてよく分からなかった。
夕立後、僅かに見えた青空。
ラピュタが現れそうだった。
2022年07月02日 16:21撮影 by  SO-01J, Sony
1
7/2 16:21
夕立後、僅かに見えた青空。
ラピュタが現れそうだった。
7月3日(日)午前3時。
太平洋高気圧が弱まり東進。
等圧線に沿って
南から湿った空気が流入して
7月2日(土)の夕方から
7月3日(日)は雨になったか。
7月3日(日)午前3時。
太平洋高気圧が弱まり東進。
等圧線に沿って
南から湿った空気が流入して
7月2日(土)の夕方から
7月3日(日)は雨になったか。

感想

樅沢岳は槍ケ岳を望む絶好のロケーションみたい。
前穂高岳北尾根登攀と迷ったけど、
日曜日は天気が崩れそうなので、
日帰りで樅沢岳にいってみることにした。

前夜出発して松之木PAで就寝。
ここは標高も高くて涼しいし、人も少ないので車中泊しやすい。
2:30起床予定としたけど、眠いので粘って3:00迄寝てやった。
結局、新穂高温泉 深山荘駐車場に着いたのは4時30分。
まぁ僕的にはこんなもんだ。
けど、駐車場は既に満車に近い状態。
うーむ、やはりみんな早い。

うんせうんせ準備して、5:20にようやく出発。
自分で言うのもなんだけど、相変わらずもたもたしてた。
そういえばザイルを組む友人からは”ぶっきー”っていつも言われるな。

初めは1時間30分程度林道を歩く。
穴毛谷の岩壁を見てると懲りずに登攀意欲が沸いてくる。

登山道に入ればすぐに展望の良い場所に出る。
真っ青な夏の空に弓折岳から双六岳へ向かう稜線。
振り返れば朝の光で浮かび上がる穂高連峰。
まさに夏山。
双六岳や鷲羽岳方面は人が少なそうで、静かな山行が楽しめそうだ。
おにぎり休憩。

わっせわっせ登っていくと
次第に樹林帯から低木に変わっていく。
鏡平に到着。
湖面に映った槍穂高連峰の写真をよく見たけど、
まさにそれがここだった。
木のテラスが綺麗に整備されていて、気持ちが良かった。
あんぱん休憩。

ここから更に展望が開けていく。
槍穂高連峰がだいぶ近づいてきた。
槍へと向かう中崎尾根。
西鎌尾根上にこれから向かう樅沢岳。
日差しは強いが湿気も少ない。
良い天気だ。

10:00、樅沢岳着。
誰もいない頂上でザックを下ろす。
真っ青な夏の空に白い雲。
目の前には槍ヶ岳と北鎌尾根。
振り返れば鷲羽岳、双六岳。
彼方に笠ヶ岳へ続く稜線。
見飽きることのない景色。
今日は最高の日だ。

予定では夕方の雷雨も考慮して、ここで引き返すことにしていた。
しかし、こんなに良い天気なのに勿体ないなと思った。
本来なら予定外の行動はしたくないけど、
せっかくだから西鎌尾根を通って新穂高温泉へ下山しようか。

空はまだまだ青く日差しも強かった。
少しずつ雲が見え始めたが、
穂高連峰、鷲羽岳、双六岳、笠ヶ岳もまだまだはっきりと見えた。
徐々に岩場も多くなり、槍ヶ岳も近づいてきた。

暫くして南風を感じ始めた。
太平洋高気圧が弱まりだしたと思った。
雨が降るかもしれない。
勿体ないけど、先を急ごう。
日帰りだけど十分な夏山登山であった。

PS:千丈乗越からは中崎尾根を通って奥丸山経由で下山。
  奥丸山からは滝谷がよく見えるとのことであったが、
  この頃になると穂高方面に雲がかかり、滝谷は暗くて見えなかった。
  さらにやたらトレペがあった。
  なんでかなぁって思ったけど、
  そういえば中崎尾根は厳冬期槍ヶ岳のルートだった。
  樅沢岳頂上でも動物の”う○ち”くんにザックを下ろしてもうたし、
  やたらご縁がある日だな。
  14:30頃になるとゴロゴロと雷がとどろき初め、
  15:30頃から予想通り雷雨となってもうた。
  予定通りのコースであれば雷雨にうたれることもなかったし、
  やはり急遽予定変更することはあかんね。
  ぷっぷくぷー。

【天気予測について】
 天気予報はサイト毎でバラバラであった為、最終的に天気図で判断。
 7月1日(金)の天気図では太平洋高気圧が日本列島を覆っていた。
 この為、日本列島は全域で晴となったが、沖縄南方に南岸低気圧が有った。
 今後は南岸低気圧が北上して太平洋高気圧の勢力が小さくなると判断、
 7月3日(日)は下り坂と予想。
 7月2日(土)は熱せられた空気で午後から積乱雲が発生、
 夕方(15時〜16時)に雷雨となると予想した。

【実際の天気について(7月2日(土))】
 西鎌尾根通過中(10時30分〜12時30分)に南風を感じ始める。
 南方の熱帯低気圧が予想より早く北上し、
 太平洋高気圧の勢力が弱くなって東進していると思われた。
 太平洋高気圧の縁に沿って風が流れる為、南風になったのであろう。
 更に、南岸低気圧に向かって湿気も溜まりやすくなって雨が近いと予想。
 実際、14時頃から急激に雲が発生、15時30分〜18時00分頃まで雷雨となった。
 7月3日(日)は愛知県は朝から雨であった。
 やはり太平洋高気圧が弱くなり、熱帯低気圧が強くなったと考えられた。
 (南岸低気圧は台風となった)

【日程】
 自宅20:00➡22:00松之木PA(22:30就寝 起床3:00)3:30➡
 4:30新穂高 深山荘駐車場5:20➡8:10鏡平➡10:00樅沢岳10:30
 ➡12:00千丈乗越12:30➡奥丸山(中崎尾根)➡1420槍平
 ➡1650新穂高 深山荘駐車場

【装備/服装】
 ドライフィットシャツ(ファイントラック)
 長袖シャツ(パタゴニア/キャプリーンクールデイリー)
 ウインドブレーカー(マウンテンハードウェア/コアプレシェルフーディ(サイズS))
 アルパインパンツ(アークテリクス/パリセードパンツ サイズXS)
 中厚手靴下、ツェルト(アライ1人用)、
 レインウェア(モンベル/ストームクルーザー上下)
 アイゼン(アルミ製;カンプ/XLC/470)※
 ストック(BD/ディスタンスカーボンFLZ)
 防寒着(パタゴニア/ダウン)
 手袋1(ファイントラック/ドライフィット)
 手袋2(モンベル/オーバー手袋)
 ザック(マウンテンハードウェア/スクランブラー25L)
 登山靴(スカルパ/シャルモ サイズ40)
 ヘッドランプ+充電池、テーピング、ナイフ、バンドエイド、
 テッィシュ、ウェットティッシュ、地図、コンパス、
 予備コンタクトレンズ、お金、食料
 ※雪渓は残っていたが、アイゼンは使用せず。

【食料/水】
 アンパン(90キロカロリー×5)
 水分2,300ml(1800ml携行、槍平で500ml追加)
 ※出発前に「おにぎり(160kcal)」と「サンドイッチ(350kcal)」を摂取。
 ※今回は水分2,300ml摂取したが、かなり水分を消費したようだった。
  下山後もかなり水分を摂取した。

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