立山プチ縦走♪
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,202m
コースタイム
室堂9:45ー雷鳥沢10:25ー11:55剣御前小舎12:15ー12:45別山南峰12:55ー真砂岳13:45ー14:25アイゼン装着&休憩14:35ー15:00富士ノ折立15:05ー15:15大汝休憩所15:25ー大汝山15:30ー15:55雄山16:00ー17:00一ノ越山荘
5/15
一ノ越山荘8:30ー9:30浄土山9:40ー(道迷い…)ー室堂山展望台11:10−11:50室堂
天候 | 5/14 晴れ しかし強風(常時20〜25m&場所により30m以上…) 5/15 曇り だけど無風♪ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
有料駐車場400台(24時間1000円) 有料駐車場にあるトイレは24時間使用可能。 真っ暗でも中に入ると自動的に灯りがつきます。 立山黒部アルペンルート 扇沢〜室堂 往復9050円(JAF割引で8360円) 荷物10kg以上別料金かかります 扇沢駅 平日始発7:30〜 室堂着9:25 安曇野IC〜扇沢まで24時間営業のコンビニ4件ほど(大町温泉郷入口のファミマが最終) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 室堂駅に提出場所あり(専用用紙&ペンあり) この季節、天気&気温によりビーコン所持が必須な場合があるそうです。 ちなみに5/14は前日から気温が高く、ビーコン必須とのこと。 ビーコンはレンタルがありました。(すいません、金額不明) 道の状況 5/14現在 室堂 〜 剣御前小舎 残雪あり 剣御前小舎 〜 富士ノ折立直下 ほぼ夏道 別山頂上付近のみ残雪あり 富士ノ折立 真砂岳側直下付近 凍結 富士ノ折立 大汝山側 〜 雄山 残雪 雄山神社直下 夏道露出 雄山神社 〜 一ノ越山荘 ほぼ夏道 5/15現在 一ノ越山荘 〜 室堂 残雪 下山後の温泉 大町温泉郷薬師の湯 600円(ホームページに割引券あり500円に) ボディーソープ&リンスインシャンプーがあります。 女性風呂にドライヤーは2台でした。 |
写真
感想
記録 ravoM
街は夏の陽気だけど、もう少し雪を楽しむべく、残雪たくさんの立山へ!
今シーズン最後の雪山遊びをしてきました。
扇沢からの立山黒部アルペンルートは乗換3回、4つの乗り物でやっと室堂到着。
乗換にそれぞれ待ち時間がかなりあり、意外に疲れます…。
始発で観光客が少ないのは救いでした。
ちなみに翌日の帰りは、観光客多数で荷物に気を使いより疲れたかも。
室堂から雷鳥沢まではのんびりハイキング。
雷鳥沢から剣御前小舎までは直登&急登です。
とにかくいい天気だったので、かなり暑い☀
そしてマブシイ☀☀
このへんはスキーヤーが多く、観光客以外でだと一番人が多かったところかも。
スキーヤーさんは重そうな板を履いてよく登れるな〜と感心しながら登りました。
しかも登るのが速い!
私たちはアイゼンを履くタイミングがなく、そのままキックステップで直登。
ステップがある程度付いているのとサクサクで、特に必要とは感じませんでした。
剣御前小舎に到着すると、強風が(>_<)
直登最中は風が気持ちいい♪、なんて思ってたのに稜線に出たとたんに立っているのがやっとの強風(T_T)
小屋の陰でアウターをはおり、別山へ。
別山への登りは完全に夏道。
ある程度登ると残雪が出てきますが、凍っていないのでまだアイゼン不要。
そのまま別山南峰へ到着。
北峰へはトレースがないのと超強風地帯だったので、中止。
真砂岳へ向け歩きだしますが、真砂乗越付近でまた強風地帯。
推定風速30m以上
身体がもっていかれそうになること多々…
装備込みで80kgはあるravoさんでさえ、時折ふらつく(゜o゜)
もう少し軽いravoMは耐風姿勢のままなかなか進めません(>_<)
がんばって真砂岳到着。
真砂岳山頂は地味でした…
ちょっとかわいそう…
そのまま富士ノ折立へ出発。
別山から富士ノ折立山頂直下までは夏道です。
そしてここからが今回一番の難所!
富士ノ折立の真砂岳側山頂直下は凍結ありで危険箇所!
強風の中、微妙に風除けしながらアイゼン装着。
ravoさんがアイゼンを研いでくれたばかりなので、キキが良く登れました。
しかし、意外に急&アイス岩Mixの登りなので、下りにはお勧めしません!
縦走目的の方は、この真砂岳→富士ノ折立ルートをお勧めします(^_^;)
富士ノ折立の大汝山側に着いたらもう安心です♪
ここからは残雪が続くのでアイゼンを履いたまま進みます。
西側は雪庇があるので東側にルートをとり、すぐに大汝山へ。
しかし、やはり強風が続くためなかなか先に進めず、大汝休憩所陰で休憩。
大汝山はすぐそこなのに、なかなか出発できず…
やっと重い腰を上げ大汝山。
そのまま雄山へ。
雄山まではすこしトラバースルートがありますが、トレースもあるのでしっかり歩けば問題なし。
…しかし次の日は踏み抜き地獄で大変だったそうです。
山荘で一緒だったお兄さんと翌日に室堂で再会した時、ここらへんで踏み抜いてしまい10分ほど格闘したとのこと。
暖かくなると雪の状態も刻々と変化するので、注意です。
雄山神社へもトラバースしてから回り込んで露出した階段を登り到着!
この時期は無料でお参りができますよ(^v^)
まあ、だれもいないのでお祓いなどもしてもらえませんが。
そしてここでも社の陰で休憩。
いままでも強風は体験してきたつもりでしたが、いままでの強風なんて甘かった。
超?強風はツライ…
時間がかなり遅くなったきたので、強風の中、下山。
雪に埋もれた鳥居ですが、三角点はバッチリ姿を現しています。
その後は80%夏道の出た、アイゼンではかなり歩きにくい岩場。
でもここでアイゼンを脱いでも邪魔なので、そのまま下る。
岩場のアイゼン歩行、苦手です(>_<)
なんとか転ぶことなく、一ノ越山荘へ到着〜!
本日はここに宿泊です。
一ノ越山荘の本日の宿泊者は計5名。
それぞれ個室を使わせていただきました。
部屋に入るとすでに湯たんぽが!!
夜は寒かったのでたいへんありがたかったです♪
夕食はご飯とクリームシチューがお代わり自由。
朝食はご飯とおみそ汁がお代わり自由でした。
翌日は朝起きると霧。
朝食を食べているうちに霧は晴れてきましたが、曇り空。
でも無風!!!!!
風がないってスバラシイ♪
のんびり霧が晴れるのを待ってから、浄土山に向け出発。
本日は最初からアイゼンを履きました。
山荘を出てすぐ、雷鳥。
その後も浄土山へ向かう途中に雷鳥多々。
何羽いるか分からなくなりましたが、とにかくたくさんいました。
そして大体がつがい。
繁殖時期だからよけいかな?
浄土山までほぼ残雪。
そして立山研究所から浄土山までは踏み抜き地獄です!
ひどいところは腰までズッポリ(゜Д゜;)
膝までの踏み抜きは普通に感じるかも?!
それ以外は問題なく、雷鳥観察しながらハイキング。
しかしその後に大問題…
浄土山から室堂に降りるトレースがない、というレコは見たのですが、降り口を探しているうちに道迷い?というか変なところから降りてしまい、正規ルートと思われるところまでトラバースした道がかなりハード…
言えることは、この時期浄土山からの下山は一ノ越しまで戻ることが確実!!
浄土山から室堂に降りたい方は、軍人霊碑の後ろから、最初は雪ですが途中に夏道が一部見えているので、そこを目安にして降りると良いと思います。
写真を参考にしてください。
降りてしまえば、また雪上ハイキングです♪
この2日間縦走中に出会った人は、
剣御前小舎までにスキーヤーさん20人くらい。
御前小舎〜雄山まで、0人。
雄山で1人。
一ノ越〜室堂山付近、0人。
室堂山下部付近、ボーダーさん2人。
貸切状態で立山満喫です♪
かなり強風でしたが、いい天気に恵まれ、貸切登山で雷鳥にもたくさん出会い、
大変充実した立山縦走でした❤
次回もいい天気に恵まれますように♪
おしまい(^o^)/
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