笹尾根:高尾山口から数馬の湯
- GPS
- 07:04
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 2,533m
- 下り
- 2,095m
コースタイム
9:16 城山
9:40 景信山
10:32 陣馬山
11:09 醍醐丸
11:47 連行峰
12:11 三国山
12:50 浅間峠
13:20 日原峠下の水場
14:44 数馬峠(上平峠)
15:21 数馬の湯
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
笹尾根を初めて走ってみた。
ハセツネの前半部分として昨年6月の「レッツトレイルラン」に紹介されてて、ずっと気になってたコース(ちなみにレッツトレイルランは廃刊になっちゃったのかな。毎号とても楽しみにしてたんだけど)。
ハセツネは武蔵五日市駅からスタートだけど、京王線沿線住民の自分は高尾山口駅からのスタートにアレンジしてみた。醍醐丸からは同じ。醍醐丸までの距離もほぼ同じ。
高尾山口から陣馬山までは今回でもう6回目になる。6回目にして過去最速記録を3分塗り替える2時間15分。これは嬉しかった。
陣馬山山頂では信玄茶屋のご主人に梅干を2つ頂く。水を1本買っただけなのに、大恐縮。ありがとうございました。疲れた体に酸っぱさが沁み渡りました。
和田峠に下り、1月に訪れた醍醐丸に登り、ここから先が初体験の笹尾根。
先に書いちゃうけど――標高グラフを見てもらうとわかるけど――笹尾根は西から下る方が気持ちいいと思う。当たり前だし、そうだろうと事前にも思ってたけど、実際走ってみてつくづく実感した。
それともう1つ、巻き道を使わないとかなりきつい。
具体的には、まず、再度和田峠から行く機会があれば、醍醐丸は巻きたい。醍醐丸の周辺は特にトレイルが美しいわけでもなく、山頂の眺望はまったくない。
醍醐丸から連行峰までは、急傾斜のアップダウンが3つぐらいあって、走るのは到底無理。連行峰は何げに前半の最高標高地点なんだよね。自分は3つともピークを登っちゃったんだけど、3つのうちの最初の2つは巻くこともできて、ハセツネコースでも公式マップをみると巻いているように見える。3つめのピーク、大草里山は「オオゾウリヤマ」って読むらしい。現地の小さな標識には大「蔵」里山って書いてある。
同じく茅丸も巻くことができる。自分はここも巻かなかったので、40m一気に登って40m一気に下る羽目になった。でも笹尾根東半分の最高地点の茅丸を巻くのも悔しいし・・・悩ましいところ。
三国峠――標識には「三国山」って書いてあった――から浅間峠までは、引き続き多少の起伏はあるものの、だいぶ走りやすくなる。ここで少し脚が回復した。
が――ここから先はひたすら登り基調。平坦なトレイルや下りもあるけど、圧倒的に登りが長い。残っていた体力をここで持ってかれた。ハムストリングスがヘバリ切っちゃった。ちょっとでも登り勾配のトレイルを走ろうとするとフクラハギとかが攣りそうになる。
ホントは「レッツトレイルラン」のおススメ通り槇寄山まで行く予定だったけど、土俵岳に着く頃には槇寄山はあきらめていた。無理して行っても歩くだけになるのは目に見えてたし、妻との待ち合わせもあったし。
そんな状態だったので、丸山は悔しいけど巻いた。
「槇寄山行かないってことはもう素晴らしい眺望はないまま終わるのかなー」と思ってたら、最後の数馬峠(上平峠)でいきなり眺望が開けたのには感動した。峠のベンチで1人食事をしていた男性に思わず「いい景色ですね〜」と話しかけてしまった。でも、山ってこういうのがいいよね。
ここで笹尾根とサヨナラしてバス通りまで3キロ弱を一気に下り、数馬の湯で妻と落ち合って、温泉入って食事。充実した1日になった。
*****
終盤までひたすら登り続けるコースというのは今回初めて走ったけど、やはり脚に来る。累積標高2503mは自分の最高記録。
4月の浅間尾根に続いて今日笹尾根を走ったので、近いうちに雲取と合わせて石尾根も走ってみたい。ただ、7週連続でトレランしてさすがに少し疲れてる気がするので、来週は久々に休養予定^_^。
*****
以下は自分のための備忘録。
東京の最高気温は26度。
上半身は半袖シャツのみ。ノースリーブでなくても問題なかったと思う。
水については、和田峠までは計450ccのソフトフラスク2本だけで対応。一丁平手前の水道で補給し、陣馬山と和田峠で500mlずつ購入。和田峠からは、これに加えて、スタートから背負ってきた500mlのハイドレーションも利用。日原峠の下の水場に着いた時もまだ200mlは残ってた。水場からは750ml体制でスタート。槇寄山まで行かなかったせいもあって、ゴール時点で400mlは残ってた。
ラン中に摂ったカロリーは1160kcal。過去最多。
下半身は両膝にニューハレ。Skinsはなし。数馬峠からの下りで久々に両足に下りの膝の痛みが出た。でも温泉で休んでいるうちに消えて、翌日には残らなかった。
面倒臭くてゲーターをつけずに走ったら、途中で小石や木の枝が靴に入って靴を履き直すこと2回。やはり面倒臭くてもゲーターは付けるべし。
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