赤岳〜白雲岳 山の神がお花畑を演出か?
- GPS
- 06:16
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 846m
- 下り
- 835m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:17
一方で,この日の天気予報は14時から雨,それも前日に東北地方に大雨をもたらせた低気圧が近づくとのことでしたので,急げるところは結構急ぎました。
天候 | 晴れ 後 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
途中,湖畔橋からダート(一部舗装)コースが約15キロあります。 銀泉台展望台には大きな駐車場があり,土曜朝6時前の到着でまだ余裕がありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
数カ所,雪渓が残っていますが自分を含めてほとんどの人がアイゼンは使っていませんでした。 |
その他周辺情報 | 前泊は湯本銀泉閣(素泊まり6500円),後泊は公共駐車場で車中泊しました。 層雲峡温泉の一番の繁華街と思われる歩行者専用通路で何らかのイベントが開催されていたようで,思わず日本酒(大吟醸)を1杯いただいてしまいました。もちろん美味しかったです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
軍手
レインウェア
ゲイター
日よけタオル
靴
ザック
行動食
昼食
飲料
筆記用具
スマホ
スマホ予備電池
時計
カメラ
熊よけの鈴
アルコールバーナー
五徳
ライター
ケトル
虫除けスプレー
蚊取り線香
コーヒーミル
コーヒードリッパー
カップ
軽アイゼン
ヘッドライト
携帯ラジオ
ファイヤースターター
防虫 ヘッドネット
ツエルト
|
---|
感想
7月の末の3連休は毎年,道内の山に泊まりがけで出かけることのできる楽しい時季であります。
今年は大雪山の銀泉台から赤岳を経由して黒岳,そして層雲峡に縦走するルートを設定し,それなりに準備を整えてきました。
当日の朝4時起床,天気予報を素早く調べると何と14時から雨の予報が・・・。銀泉台までのバスは7時に到着なので,そこから自分の脚を考えるとラスト1時間程度は雨に打たれる計算です。初めての山なのであっさりと諦めました。
銀泉台から赤岳,小泉岳を目指し,コースタイム次第では白雲岳まで歩き,14時前には銀泉台に戻るというルートを再設定しました。
層雲峡からマイカーを運転し銀泉台に向かいます。ラスト15キロはダートコースでした。必死に運転し銀泉台に到着すると,そこには大きな駐車場があり,多くの登山客で賑わっていました。ここまで多くの人を山で見かけるのも初めてですし,第一,皆さん15キロのダートコースを運転してきたのかと思うと,なんだかうれしくなってきました。車の数も多かったですし,途中スライドした人も数え切れない,そして登山道が遠くまで見渡せる箇所が多いこともあり,どこかしら人の気配がずっとある状態でした。これはクマ対策としてはいいことだなと思いました。
第一花園付近から高山植物が出現します。遠景の雪渓とのコントラストも良く,しばし見入ってしまいます。そうして何枚も写真を撮り,14時には下山完了だったことを思い出しては脚を急ぎます。
コマクサ平周辺には正にコマクサが咲き乱れていました。何となく北海道の山では外来種のような扱いを受けて肩身が狭い思いをしているだろうに,ここでは地名までいただいて堂々と生きていける! 「コマクサ,良かったな」と声をかけてしまいました。
その他にもエゾコザクラ,チングルマといったレギュラーメンバーに加えて,(ホソバ)ウルップソウ,アオノツガザクラ,見分けがつかなかったけどエゾノツガザクラ,コエゾツガザクラといった豪華メンバーによるお花畑の演出に大満足でした。
本当に14時から雨が降るのだろうかと思うくらい,天気も良く,気持ちの時間を過ごし,順調に赤岳,白雲岳,小泉岳を訪問し,下山しました。
下山後は「黒岳の湯」で汗を流しました。さっぱりしたところで,ふらふらと歩いていたら,層雲峡繁華街のメインストリートで何やらイベントの気配が・・・。キッチンカーやら屋台風の出店が軒を連ねています。今日は付近の公共駐車場で車中泊ですので,ここは地域経済に貢献!することにしました。地酒と焼き鳥で山の神に乾杯です。15時頃少し雨が降り,本格的に降り出したのは夜になってからでした。天気の読みが甘かったことは確かですが,うまい酒が呑めたのでそれなりに大雪山を堪能できました。
予定のルートの達成は後日の楽しみとすることにしました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する