富士山、吉田ルートで初の山小屋泊とお鉢巡り

2022年07月20日(水) ~ 2022年07月21日(木)

• GPS: 14:35
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,654m
• 下り: 1,655m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:36
• 休憩: 2:01
• 合計: 6:37

15:55 富士急雲上閣
15:58 15:58 富士スバルライン五合目(河口湖口)
16:16 16:16 泉ヶ滝
16:40 16:51 吉田口六合目・富士山安全指導センター
18:06 18:23 花小屋
18:27 18:27 日の出館
18:35 18:56 七合目トモエ館
19:03 19:05 鎌岩館
19:09 19:17 富士一館
19:27 19:27 本七合目鳥居荘
19:37 19:43 東洋館
19:54 20:07 吉田口七合目
20:30 20:30 吉田口八合
20:32 20:33 太子館
20:42 20:43 吉田口八合
20:59 21:10 蓬莱館
21:30 21:44 白雲荘
21:50 22:04 元祖室
22:28 22:30 本八合目 富士山ホテル
22:32 本八合目トモエ館

2日目

• 山行: 6:03
• 休憩: 1:54
• 合計: 7:57

2:32 本八合目トモエ館
2:36 2:38 須走口・吉田口登山道 本八合目
2:40 2:40 本八合目トモエ館
2:50 2:51 御来光館
2:52 2:58 須走口・吉田口登山道 八合五勺
3:01 3:02 御来光館
3:21 3:48 須走口・吉田口登山道 九合目
4:10 4:16 吉田口・須走口頂上
4:18 4:18 扇屋
4:24 4:27 富士山頂上 山口屋
4:31 4:31 成就岳
4:54 4:54 伊豆岳
5:02 5:03 朝日岳
5:12 5:13 御殿場口頂上
5:14 5:14 駒ヶ岳
5:25 5:34 頂上富士館
5:35 5:36 三島岳
5:54 6:02 富士山
6:07 6:07 西安河原
6:16 6:16 雷岩
6:26 6:26 金明水
6:33 6:34 久須志岳
6:36 6:45 吉田・須走ルート下山口
6:47 6:47 成就岳
7:14 7:14 胸突江戸屋
7:33 7:33 本八合目トモエ館
7:38 7:50 須走口・吉田口登山道 本八合目
7:44 7:44 本八合目トモエ館
7:51 7:53 須走口・吉田口登山道 本八合目
7:58 7:58 胸突江戸屋
8:04 8:11 江戸屋
8:11 8:14 須走口登山道 八合目
9:08 9:21 吉田口下山道七合目
9:22 9:22 獅子岩
9:48 9:48 吉田口六合目・富士山安全指導センター
10:02 10:03 泉ヶ滝
10:22 10:22 富士山みはらし
10:23 ゴール地点

一日目の夕食と二日目の朝食は本八合目トモエ館。休憩はガイドさんが頻繁に取りました。

天候

一日目は晴れ時々曇り。二日目は晴れのち曇り。気温は夕方七合目付近で12℃。

アクセス

利用交通機関：

バス

登山ツアーに参加しました。
新宿駅から乗車して富士スバルライン五合目までバスで移動。
売店、有料トイレあり。

山梨県側吉田ルートは7/15〜8/31までマイカー規制で通れません。

コース状況／危険箇所等

【富士スバルライン五合目〜六合目】
道は広く明瞭で分かりやすいです。

【六合目〜本八合目】
最初の山小屋までは歩きやすいですが、
中盤の岩場は険しくはないものの歩きにくかったです。
山小屋が多くトイレの心配はあまりありません。

【本八合目〜吉田口頂上】
道は明瞭ですが比較的狭いです。

【お鉢巡り】
剣ヶ峰付近以外は急な起伏もなく、
それほど体力を使わずまわれました。
東側の谷側は危ないので慎重に。

【吉田口頂上〜六合目（〜富士スバルライン五合目）】
滑りやすい砂利道が続きます。
ゲイターがあると良さそうです。

その他周辺情報

ー

写真

7/20 15:24

登山ツアーに参加して赤いバスで富士山までやってきました。先週の天気予報では雨だったのが噓のような青空です。

7/20 15:24

ツアー客はグループに分かれて富士スバルライン五合目から出発します。

7/20 16:58

六合目を過ぎ坂がきつくなってきました。

7/20 17:31

遠くに富士五湖の一つ、山中湖が見えます。

7/20 18:22

下を見ると結構登ってきたことが分かります。

7/20 18:33

風が吹いていて涼しいです。山小屋の温度計は12℃でした。

7/20 19:05

山小屋の商品を確認。食べ物も飲み物も種類が多いです。ノンアルコールビールも売っているのか。

7/20 21:42

すっかり暗くなってしまいました。最初の山小屋から相当歩きましたけど、宿泊するところはもう少し上にあるようです。

7/20 22:39

ようやく本八合目のトモエ館に到着しました。上に泊ったほうが次の日楽だろうと思ってこのツアーにしましたが、かなり疲れてしまいました。

7/20 22:54

夕食はカレーです。暖かい食べ物はありがたい。

7/21 3:29

昨晩は登山者がまばらでしたが、明け方は次から次へと登ってきます。これなら足元が暗くなく、歩きやすくて助かります。

7/21 4:13

ついに鳥居が目の前に。登頂しました。薄暗いため写真がブレブレです。一眼レフで撮るべきでした。

7/21 4:37

お鉢巡り参加者は混雑を避け、ガイドさんに従って少し東側に移動しました。

7/21 4:44

ご来光待ちの皆さん。雲が多いけれど日の出は見られるのかな。

7/21 4:45

このあたりは頂上の建物があるあたりに比べると本当に静かです。時々登山者が通過するだけでした。

7/21 4:48

太陽が見えました。ご来光です。いやー、こうして山の上でご来光を見るのは数十年ぶりです。来て良かった。感無量。

7/21 4:55

斜面が赤色に染まるモルゲンロートも、かなり久しぶりに見た気がします。

7/21 4:58

火口の反対側に少し高い場所が。あれが剣ヶ峰のようです。

7/21 5:03

南東側の景色です。下には南東にある宝永山が見えます。

7/21 5:11

銀明水でガイドさんのお話を聞く。反対側に金明水があるとか。鳥居があちこちにあり、富士山が信仰の山であることが分かります。

7/21 5:25

富士宮口頂上近くのトイレです。頂上のトイレはどこも300円だそうです。

7/21 5:37

日が上がってきて火口の様子がはっきりと見えてきました。未だに雪が残っていて驚きます。

7/21 5:37

最高地点の剣ヶ峰まであと少し。手前の坂、馬の背の傾斜角が凄いです。

7/21 5:40

馬の背の途中でガイドさんが影富士が見えると教えてくれました。巨大だ。

7/21 5:54

剣ヶ峰の石柱は記念撮影の人で順番待ち。これでも通常よりは人が少ないそうです。私もガイドさんに撮ってもらいました。

7/21 5:57

石柱の脇に三角点があります。石板の説明によると正確な標高は3775.63mだとか。

7/21 6:34

吉田ルートの頂上まで戻ってきました。お鉢巡りも終了して、後は下山するのみです。

7/21 6:47

下の方に小屋がいくつか見えます。中央右の二つのうち、左側がトモエ館だったかな？

7/21 7:16

トモエ館まで下りてきました。頂上まで行かなかった人やお鉢巡りに不参加だった人と合流して、五合目へ帰ります。

7/21 8:22

ひたすら続くつづら折りの砂利道です。滑りやすく二回ほど尻もちをつきました。靴に砂が入るのでゲイターがあったほうが良いです。

7/21 9:17

下山道七合目のトイレで休憩。霧が出てきて涼しいのは良いのですが、景色は見えなくなってしまいました。

7/21 9:32

傾斜も緩やかになりました。あとひと踏ん張り。

7/21 10:22

疲れましたが無事帰って来られて良かったです。

撮影機器：

COOLPIX S9500 ニコン

PENTAX K-50 ペンタックス

装備

個人装備

ダウンジャケット フリース 薄手のパーカー 半袖シャツ パンツ グローブ 冬用の手袋 帽子 毛糸の帽子 行動食 水筒と飲料（2.2L分） 印刷した紙の地図 方位磁石 携帯 時計 カメラ（コンパクトと一眼） デジカム 三脚 温度計 レインウェア上下 手ぬぐい 虫よけスプレー 膝サポーター ヘッドライト 懐中電灯 歯ブラシセット 日焼け止めクリーム クリップ式サングラス 携帯トイレ マスク トレッキングポール ゲイター

備考

もっと頻繁に水を飲むべきでした。

感想

akijikan

富士山に登りました。新型コロナの影響で登山客も少ないであろうと予想し、少し早い気もするけれど登るなら今年かなと思い、登山ツアーに参加しました。

ルートは山梨県側の吉田ルートです。今回初めて山小屋に宿泊したのですが、だいたい調べた情報通りでした。寝床が狭いのは分かっていましたけど、共有スペースも狭かったのが予想とは違っていました。それでも、雨風がしのげて暖かい飲み物や食べ物があるのはありがたいです。

仮眠を取った後、少しだけ頭が痛くなりました。ガイドさんによると部屋の中は酸素が薄くなりがちなので、寝た後に高山病にかかる人もいるそうです。はじめは寒いから頭が痛くなったと勘違いしていました。外にでて深呼吸をしていたら少し楽になったし、気力も体力もあったので登山を続けました。原因はおそらく水分不足です。次回から気をつけよう。

天気予報では雨や曇りでしたけれど、運よく青空や雲海、ご来光も見ることができました。予想よりも登山者が少なめで快適に山登りを楽しめました。集団行動でしたのでゆっくり写真や動画を撮ることはできませんでしたが、ガイドさんがいたため心強かったです。機会があったらまた登ってみたいです。