春の富士山のんびり歩き
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,448m
- 下り
- 1,451m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料の駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山口〜山頂> 五合目から雪あり。 登山口からアイゼン装着。 山頂まで夏道の脇をほぼ真っ直ぐに登って行く。 朝のうちの雪が締まっている状態ならアイゼンを利かせ直登が良いかも。 ただ直登は距離は少なくて済むが傾斜がきつくペースも上がらなく効率は悪い。 遠回りに見えても所々見える夏道に沿って登った方が早くて楽。 9合五勺から上は傾斜もきつくなり足元が硬い時はより注意が必要。 早出すれば上の方でカチカチの斜面を登る技術的な難しさは出るが、全体的に雪が締まっていて歩きやすく体力的には楽。 出発を遅くすれば雪が緩んで急斜面でも怖さは無くなるが、体力的には雪に足を取られてキツい。 個人的には山頂に11時ぐらいに着くように登るのが良いと思う。 <お鉢巡り> 全体的に雪は多めかと思うが元々アップダウンもそれ程無いし雪もしっかり締まっているので慎重に歩けば問題なし。 風が強い場合は馬の背や御殿場口の山頂付近は少し注意。 剣ヶ峰〜白山岳の間の雪面のトラバースが少し怖いので慎重に歩く方が良い。 須走、吉田口側は午後には日が当たらなくなるので凍りつくのが早い。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
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写真
装備
個人装備 |
ザック 1 35L
エマージェンシーキット 1 非常用道具や常備薬、予備の靴ひもやテーピング等
防寒具 1 インナーダウン
着替え 1 シャツ、靴下、下着
手袋 3 アウター1、予備1、インナー1
行動食 必要量+α
水 1 1L程度
保温ボトル 1 お湯を500ml
アイゼン 1
ピッケル 1
アウターシェル 1 冬季用
軽アイゼン 1
スリング 2 120×2
カラビナ 3
目出し帽 1
カメラ 1
携帯 1 予備バッテリーも
ヘッドランプ 1 予備の電池も
ゲイター 1 ロング、アイゼンガード付き
地図 1
コンパス 1
トイレットペーパー 1
ゴミ袋 複数
バーナー 1
コッヘル 1
ヘルメット 1
アイゼン 1
ピッケル 1
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感想
一番身近なお山、富士山に登ってきました。
18日仕事を終え帰宅。
19日がお休みだったのですがそんな事はすっかり忘れていて、何の計画もなしでした。
あれ?明日休みだ。
二週続けてちょっと遠出してたのと、何も計画を立てていなかったので自宅からすぐに行ける富士山に行く事に。
深夜に自宅を出発。
五合目まで行っても良かったけど、今回はのんびりなので水ヶ窪で仮眠。
起きてみると素晴らしい天気です♪
富士宮口五合目の駐車場に車を停め、準備。
スキーを担いだ方や登山者が次々に登って行きます。
準備を済ませ出発。
五合目の登山口からは登れないので駐車場の一番奥の辺りから登ります。
登り口から雪がありますのでアイゼンを付けて登ります。
単調と言えば単調ですが、夏道の脇をひたすら真っ直ぐに雪の斜面を登ります。
お天気も良くこの標高だと暑いです。
先行者を十数名抜き、八合目に到着。
この日は風が殆どなく、快適です。
ここで飲み物を飲んだりアイゼンの締め直しをしたりで少し休憩し、山頂に向け再出発。
これ以降は(これ以前も)山頂に向かって真っすぐ登る感じですが、個人的には雪渓を直登するよりも夏道(おおよそ)を辿るように急斜面をトラバースしながらジグザグに登る方がだいぶ楽だと思います。
特に八〜九合目間と、九合五勺から三島岳下の岩の辺りまで。
多くの方は直登していますが皆キツそうだし全然進んでません(汗)。
斜面の雪が緩んで来ればさらにきついでしょうね。
九合五勺から胸突き八丁は最後の試練。
一番斜度のキツイ登りです。
ここは一旦三島岳の岩の下まで夏道(であろう)を登って、その後右斜めに上に向かって登るが一番楽でしょう。
今回はのんびり出発なので登りやすかったですが直登は斜面がまだ硬い朝は怖い。
富士宮口の山頂で休憩中の方と少しお話しをして休憩し、剣ヶ峰に向けて出発。
この日は風が殆どなくコンデションは申し分なかったです。
馬の背もあっという間に通過。
剣ヶ峰に到着。
しかしいい天気です。
先行者が一名いたので写真を撮ってもらったり、お話ししたりしてのんびり休憩。
後続も何名か到着しました。
一時間程休憩してお鉢巡り。
剣ヶ峰直下〜コノシロ池辺りに向かうトラバースと、須走山頂から富士宮山頂までの間にある少しのトラバースが少し注意が必要かと思いますがそれ以外は夏道通りに歩ける感じです。
東側斜面は昼過ぎから徐々に日当たりが悪くなってくるのでたぶん斜面は固いでしょうね。
先行していた山頂でお会いした方と途中からはお話ししながら一緒に歩きました。
※須走の山頂から下の方に結構人がいっぱいいるなと思って見てたんですが帰ってニュースで知りましたが遭難者が一名見つかったようですね。
富士宮口の山頂まで戻り、同行していた方とお別れして下山開始。
雪がだいぶ柔らかくなっているので高度感こそあれ怖さはあまりないです。
快適な下りはあっという間。
小走りぐらいのペースで歩き、たまにシリセード。
コーヒー淹れたり、登って来る方とお話したりしながらでしたが一時間弱で登山口へ。
下山時は6合目ぐらいから雲がかかっていて登山口に着いた頃は雲り空でしたが、総じてお天気も良くいつもよりも少しのんびりペースで途中おしゃべりなんかもしながら歩くもの楽しかったです。
下山後はいつものコースで天母の湯、いでぼく、浅間大社の予定でしたが、天母の湯、いでぼくが定休日だったので花の湯に変更し、浅間大社で下山報告のお参りをして帰宅しました。
今回平日でも結構多くの方が登っていました。
残雪期の入山者が年々増えている気がしますが、遠目に見ているだけでも歩き方がおぼつかなくて怖いなと思う方が何名かいました。この日のように条件が良ければしっかりした装備であれば意外と簡単に登れてしまうかと思いますが、遭難者も多く出ていますので無理はせず、安全な登山を心がけましょう。
やっぱ日差し強いですね・・・日焼け止めも一応しましたが塗り直ししなかったり首は塗り忘れたりで赤くなりました。いい加減学習しろって
富士山ですか(゜o゜)
登ってみたいですが、結構な傾斜ですね(^_^;)
滑落したら止まらないですよね・・・。
富士山は自分の中で夏しかなかったんですが、今も良さそうですね!
気になる、気になる^m^
telexさんこんにちは
自身が登っておいて言うのもなんですが・・・。
雪のある時期の富士山はしっかりと経験を積んでからの方が良いと思います。
雪が締まってる時は転んだり滑ったりしたら数百メートルは落ちますから
以前お会いした谷川岳の肩の小屋までの斜面以上の登りが延々1000m以上続く感じです。圧倒的な高度感です
この日は珍しく無風に近かったですが風が強い時は小石が飛んできます。
条件良ければチャレンジしてみて欲しいなと思いますが、無理はされないように。
お鉢をご一緒させていただいた茨城の者です♪
色々と教えてもらったり、
初めてのお鉢を一緒に歩いてもらったので不安がなかったりと、
言いたいことはたくさんありますが、
なにしろ「とても楽しかった!」という気持ちが一番です。
ピンガを何処で見ていたのかもわかりましたw
共通の知り合いがいました!そのコメント欄で見てたんです。
自分が山歴30年に達する頃、mamepyonさんの様な山ヤになれるよう、
日々精進します。
またどこかでお会いできるであろう日を、楽しみにしてますね(^o^)/
nosterさんこんにちは♪
富士山、風もなく、天気にも恵まれて良かったですよね〜
普段ほとんど人がいない時期やルートを歩いてるのでこちらこそ少しの間ですが一緒に歩けて楽しかったです。
お鉢の雪原は歩いた方にしかわからない素敵な場所ですよね♪
またどこかの山で!
あっ、相棒、ピンガではなくぺんたです
お見知りおきを
雪のフジヤマが似合いますよ。
裏山のようですね。
登山者増えているようですね。
でもまだ雨が降って凍れば厳冬期並みの危険度。
安易な考えでの遭難が起こらなければいいですね。
(これは自分にも言えることだけど…)
25枚目。富士山を抱き締めている…笑
また、一合目から春にやりたいな~
ありがとうございます
富士山は眺めているのがいいなぁ〜なんて思っているんだけど、いつの間にか登りに行ってしまう・・・
好きなんだろうねきっと
ちょうどボク達が登っている頃に須走で遭難した方の遺体が見つかったようです。
この日のように条件良ければ登りやすいですが一度天気が崩れればまだまだどうなるか分からない山。気を付けなきゃな。
たっぷりの雪が楽しめるのもあとちょっとかと思って思いっきり富士山に抱き着いておきました
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