晴天の編笠山・権現岳

2022年07月25日(月) [日帰り]

• GPS: 12:02
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,464m
• 下り: 1,460m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:31
• 休憩: 2:30
• 合計: 12:01

距離 12.6km 登り 1,464m 下り 1,463m

5:15 観音平
5:47 5:51 展望台
6:19 6:28 雲海
7:07 7:12 押手川
9:05 9:21 編笠山
9:45 9:48 青年小屋
10:24 10:57 のろし場
11:28 11:33 西ギボシ
11:49 11:55 東ギボシ
12:02 12:03 権現小屋
12:09 12:18 縦走路分岐
12:20 12:35 権現岳
13:37 14:08 三ッ頭
14:10 14:12 前三ツ頭分岐
15:12 15:20 木戸口公園
15:30 15:32 ヘリポート跡
16:36 16:37 八ヶ岳横断歩道分岐
17:16 観音平
17:16 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日奈良を出発し、夕刻観音平駐車場に到着して、車中泊。

コース状況／危険箇所等

登山道入口に登山ポスト。
観音平〜押手川：カラマツ林の中を緩く登って、雲海展望台。雲の上に富士山が望めます。途中から急登になり、一旦弛んで押手川分岐点。
〜編笠山：急な樹林帯の中の岩ゴロ道を登る。途中に小さな鉄梯子。森林限界が近くなり、空が広くなって岩ザレの中のお花畑を通過して山頂。
〜青年小屋：直ぐに林の中の急な下り、スリップに注意。後半は大岩の上をペンキマークを拾って歩く。
〜権現小屋：針葉樹林の中を登って見晴らしの良いのろし場。一旦下って、西ギボシ、東ギボシの急斜面の岩場を登る。途中の鎖場のトラバースは慎重に。
〜権現岳：細尾根を辿って、山頂基部。山頂の岩場は注意して。
〜三ツ頭：山稜の樹林帯を一旦下って、登り返す。
〜八ヶ岳横断歩道分岐：前三ツ頭分岐を過ぎてから、樹林帯の中をひたすら下る。危険個所は無いが、とにかく長い。ヘリポート跡地で清里高原を眺めながら一服。

その他周辺情報

道の駅こぶちざわ併設の「延命の湯」830円。

写真

7/25 5:05

観音平駐車場から見上げる、朝の編笠山。

7/25 5:15

5時15分に出発。
月曜日ですが、既にかなりの車が来ています。

7/25 5:20

メインルートではなく、遠回りになりますが観音歩道をゆっくり上がることにしました。

7/25 5:47

折り返しながら登って展望台に到着、樹木が茂って展望は良くありません。
ここからは緩い傾斜の尾根を直線的に登って行きます。

7/25 6:10

本日最初にお目にかかった花、ハナチダケサシ。

7/25 6:20

展望台から30分ほどで、雲海展望台に到着。
メインルートに合流しました。

7/25 6:21

東方向、雲海の奥に山の頂。
金峰山でしょうか。

7/25 6:27

時計回りに東南方向、富士山。

7/25 6:37

緩く登って行くと、
ヤマホタルブクロ。

7/25 6:40

キバナノヤマオダマキ

7/25 6:54

途中から岩ゴロ道を急登。

7/25 7:00

足元にはコバノイチヤクソウ。
小さく可憐な花です。

7/25 7:07

押手川の分岐点を通過。

7/25 7:37

木の根が張り出した岩ゴロ道の急登。

7/25 7:55

ハクサンシャクナゲ

7/25 7:57

シナノオトギリ

7/25 7:58

コケモモの果実

7/25 8:06

途中の展望地で振り返って、南アルプス北部の山々。
鳳凰三山、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。

7/25 8:08

アップで北岳。

7/25 8:08

甲斐駒ヶ岳。

7/25 8:08

仙丈ヶ岳。

7/25 8:12

富士山も望めました。

7/25 8:25

この辺りでプチルートミス。

7/25 8:31

何とか復帰。鉄梯子を登って、

7/25 8:32

大岩の間を抜けて行きます。

7/25 8:42

岩の間に、ゴゼンタチバナ

7/25 8:48

タカネバラ

7/25 8:52

登山道脇に青年小屋の看板😁

7/25 8:55

シナノオトギリ

7/25 8:56

イワニガナ

7/25 8:57

山頂手前の南斜面はお花畑。

7/25 8:58

若いヤマハハコ

7/25 8:58

ミネウスユキソウ

7/25 9:00

ヤマハハコ

7/25 9:01

ミネウスユキソウ、正面から

7/25 9:03

山頂直前の分岐道標。

7/25 9:02

なだらかな山頂には先客が沢山。

7/25 9:04

手前の山頂標識は山梨百名山。

7/25 9:05

いつものように三角点にタッチ（二等三角点）2523.7m。

7/25 9:06

赤岳をバックに、お馴染みの山頂標識。

7/25 9:05

足元の岩の間にもミネウスユキソウ。

7/25 9:07

360度の眺望を楽しみました。
まず北東方向、阿弥陀岳〜赤岳、手前にギボシから権現岳、三ツ頭。

7/25 9:08

時計回りに東南方向、富士山。

7/25 9:08

南アルプス北部。

7/25 9:09

富士見高原の奥に中央アルプス。

7/25 9:09

中央に諏訪盆地、奥の北アルプスは霞んでいます。

7/25 9:10

一巡しました。
左手前に西岳、奥は霧ヶ峰〜蓼科山。

7/25 9:11

少しアップで、これから歩くギボシから権現岳の山稜。

7/25 9:13

小休止してエネルギー補給。

7/25 9:29

チャージ終わって、権現岳へGO！
まず、青年小屋まで急下降。

7/25 9:35

小屋の手前の岩場地で
ミヤマゼンコ

7/25 9:35

アキノキリンソウ

7/25 9:36

？

7/25 9:37

シナノオトギリ群生

7/25 9:46

青年小屋の玄関、赤ちょうちんには「遠い飲み屋」😄

7/25 9:46

小屋の前庭にクルマユリ

7/25 9:47

ハナニガナには虫さん。

7/25 9:48

ヨツバシオガマ

7/25 9:55

ギボシに向かう途中で振り返って、編笠山。
なだらかな円錐形。

7/25 10:24

のろし場到着。
一旦下ってギボシを登り返す前に、ここで大休止。

7/25 10:33

いつものお昼ご飯。
横の花や絶景を眺めながら、美味しく頂きました。

7/25 10:24

横で咲いていたチシマギキョウ。

7/25 10:34

こちらはイワオウギ

7/25 10:58

鞍部から見上げる西ギボシ。
日当たりの良い急斜面には沢山の花たち。

7/25 11:04

岩の割れ目にイブキジャコウソウ。

7/25 11:06

タカネナデシコ

7/25 11:08

イブキジャコウソウの群生。

7/25 11:10

花の終わったイワベンケイ（雄株）

7/25 11:11

シコタンハコベ

7/25 11:11

可愛い！

7/25 11:12

イワオウギ

7/25 11:14

チシマギキョウ

7/25 11:19

ミヤマダイコンソウ

7/25 11:20

ミネウスユキソウ

7/25 11:23

ミヤマゼンコ

7/25 11:26

急斜面の岩場、鎖を過信せず進みます。
こんな所は大好きです。

7/25 11:28

登り終わって振り返り見る編笠山。

7/25 11:32

東ギボシと権現岳山頂。

7/25 11:36

東ギボシに行く途中にも、ゴゼンタチバナ。

7/25 11:38

イワベンケイ（雌株の果実）

7/25 11:39

正面から、チシマギキョウ

7/25 11:40

岩屑の間からミヤママンネングサ

7/25 11:42

岩の間にシコタンハコベ

7/25 11:45

東ギボシの鎖場、ここも楽しく登れました。

7/25 11:52

登り終わって、北方向の眺め。
正面に赤岳、阿弥陀岳との間に横岳や硫黄岳も覗いています。

7/25 11:52

時計回りに縦走路。

7/25 11:53

権現岳はもう少し先、手前に権現小屋、

7/25 11:58

ウサギギク

7/25 11:59

ミヤマゼンコ

7/25 12:02

権現小屋は休止中。

7/25 12:08

縦走路分岐に到着。

7/25 12:10

赤岳への縦走路、清里側からガスが湧いてきました。

7/25 12:10

権現岳山頂。

7/25 12:11

東ギボシ

7/25 12:17

ミヤマダイコンソウ

7/25 12:18

ムカゴトラノオ

7/25 12:21

岩場を登って権現岳、山梨百名山。

7/25 12:28

山頂標識、2715m。

7/25 12:24

記念にタッチ。

7/25 12:26

山頂から、北方向の眺め。
阿弥陀岳の左後方に蓼科山。

7/25 12:32

南に下った所に、石の祠。
お参りしておきました。

7/25 12:35

三ツ頭に向かいます。
富士山にも雲がかかりました。

7/25 12:41

鎖場を慎重に下降。

7/25 13:37

登り返して、三ツ頭到着。

7/25 13:38

標識柱は折れてました。

7/25 13:39

振り返って権現岳から、

7/25 13:39

編笠山への稜線。

7/25 14:08

ここからは長い下り道。

7/25 14:11

前三ツ頭分岐から右手に下ります。

7/25 14:28

？

7/25 14:35

樹林帯に入って
開花途中のバイケイソウ。

7/25 14:39

アザミは開花準備中。

7/25 14:46

イブキジャコウソウの群生

7/25 15:12

木戸口のベンチで小休止。
なんで木戸口？

7/25 15:28

キバナノヤマオダマキ

7/25 15:30

ヘリポート跡地から清里高原を俯瞰。

7/25 15:46

開花準備中のマルバダケブキ。

7/25 15:50

少し歩いた所に開花したマルバダケブキ、この一株だけでした。

7/25 15:53

バイケイソウ
白みの強い緑色の花弁。

7/25 16:04

林の中を飽きるほど下って、ここにも雲海の標識。
道標に延命水の文字、途中で寄り道しましたが枯れていました。

7/25 16:28

ヤマホタルブクロ

7/25 16:36

八ヶ岳横断歩道分岐に到着。
これでヤレヤレです。

7/25 16:36

西に向かって緩く下って、

7/25 17:16

登り返して、観音平駐車場に到着。

撮影機器：

DMC-TX1 Panasonic

感想

kazusan

南八ヶ岳の編笠山から権現岳。初めて歩きました。
先週末の土曜日から好天の予報でしたが、コロナウィルス感染が爆発しているので、混雑が予想される土日を避けて、月曜日に歩くことにしました。

本日の山歩きの出来事・印象を列記します
・平日でしたが、私が予想した以上の登山者がいました。
・車中泊準備上のミスで睡眠不足になり、最後までペースが上がらず、コースタイムよりも大幅に時間がかかりました。
・編笠山、ギボシの南斜面のお花畑など、各所で沢山の可憐な花たちに出会えました。都度、写真撮影で時間を取られました。
・編笠山山頂から360度の眺望を満喫できました。
・東西ギボシの岩場登りを楽しめました。
・権現岳分岐からの赤岳縦走路をじっくり眺めることが出来、今後の山行計画の参考になりました。
・権現岳山頂の岩のてっぺんには大事を取って上がりませんでした。
・三ツ頭からの長い下りはかなり飽きが来ました。また、大変疲れました。

以上、好天に恵まれて大満足の一日、奈良から遠征した甲斐がありました。