花の季節はもう少し待ってね(鷲ヶ峰・八島湿原・車山・蝶々深山・踊場湿原)
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- GPS
- 07:05
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 617m
- 下り
- 602m
コースタイム
−7:50沢渡−8:50車山乗越−9:10車山10:00−10:15車山乗越
−10:30蝶々深山−10:50物見岩−11:40八島湿原駐車場
12:05踊場湿原駐車場−湿原一周−13:05踊場湿原駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:なし トイレ:駐車場内にあり 危険箇所:なし 下山後の温泉:縄文の湯¥400 下山後の甘味:グラスリーぺぱんのアイス¥400 |
写真
感想
♪花の季節はもう少し待ってね(鷲ヶ峰・八島湿原・車山・蝶々深山・踊場湿原)♪
毎年訪れている八島湿原だが、5月に行ったことはまだない。コース選択次第で長い距離を歩くこともできるし、昨年のちょうど今頃は、御射山神社前の通称「やまなしじいさん」が満開だったこともあり、今回は八島湿原を基点に霧が峰を歩くことにした。そうそう、「いつものやどりぎ」の様子も見にいかなければ・・・。
★八島湿原〜鷲ヶ峰
本当は暗いうちから歩き出して鷲ヶ峰でご来光を見る予定だったのだが、深夜3:00に起床するとあたり一面濃霧に覆われている。これではご来光は無理だな〜ということでもう一眠りし、すっかり明るくなった5:30に出発。
この時点でも湿原周りは濃い霧。これがまた幻想的な風景を作り出す。この霧も、鷲ヶ峰に向かっている最中次第にとれてきて、鷲ヶ峰山頂からは360度、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、浅間連峰・・・雪を抱いた山々を見渡せる。ただ、風が非常に強く寒いため、そそくさと山頂を後にして次の目的地へ向かう。
★八島湿原〜御射山神社・沢渡〜車山湿原
八島湿原では、朝早くから「シュレーゲルアオガエル」が大合唱。誰もいない静かな湿原にカエルの歌が響き渡る。そして、「いつものやどりぎ」に挨拶をした後、御射山神社前の「やまなしじいさん」に会いに行く。
昨年より寒い日が多かったからだろうか?今年は満開どころかまだ蕾も固く、残念ながら白い花を咲かせたじいさんには会えなかった。また来るね。
さてさて、沢渡からクヌルプヒュッテ横を抜けて車山湿原に至る道だが、踏み跡がついている道を行くと蝶々深山方面に向かってしまうので注意が必要。車山湿原に向かうには、道が不明瞭な笹薮を分けて行くことになる。
もしかしたら車山湿原にザゼンソウが残っているかな〜と、かすかな期待はしてみたが、湿原周りは枯葉色でザゼンソウは見つけられずこれまた残念。ザゼンソウは10日ほど前に終わってしまったらしい。
★車山湿原〜車山
車山乗越付近は7月にもなるとニッコウキスゲの群生地となるが、現在は茶色の芝生状態でそこにニッコウキスゲがあるのかすらも分からない。それでも時期になればお花が咲くのだから、ホント自然ってスゴイ。
このあたりからショウジョウバカマのかわいらしいお花がお目見えする。もう終わりがけの時期だが、まだしっかりと咲いているものもあり、来週くらいまではまだ見られるかもしれない。
ちょうど車山山頂に近づく頃、観光リフトが動き出し徐々に人々が上がってくる。山頂から少し離れたところで朝ごはんを食べていたら、修学旅行の中学生たちがわんさかリフトでやってきて山頂は大賑わい。千葉からやってきたという中学生たち、みんな楽しそうだね。
★車山〜蝶々深山〜八島湿原
車山から蝶々深山へ向かうこの道、晴れていても滑りやすい。いくつかスリップ跡もあり、緩やかな道の割には注意が必要。しかし今日は天気がいいな、朝からずっと遠くの山々がはっきりと見える。
八島湿原ではカエルの合唱がまだまだ続いていた。
★踊場湿原(池のくるみ)
八島湿原から車で移動してやってきた踊場湿原。地図に載っているので存在は知っていたがなかなか行く機会がなかった。一周約一時間のこの湿原、ずっと平坦な歩きかと思えばそうでもない。湿原の南側は若干アップダウンあり。
★今日のまとめ
まだお花の時期には早く、新緑にも少し早いようなこの時期、観光客も登山者も少なく、静かな山歩きが楽しめた。
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