花と蝶と展望と笹薮と 入笠湿原〜アカノラ山〜入笠山〜釜無山〜大阿原湿原
- GPS
- 07:35
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,091m
- 下り
- 1,085m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:35
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入笠山の山頂直下へアクセスする入笠林道は4月末から11月中旬にかけてマイカー規制が実施されており、沢入登山口から先へ通行出来る時間は08:00〜15:00の間に限られています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・釜無山へのルート 林道から離れて稜線へ至る部分、標識等はなく分かり難い。(往路は登山道へ入る部分を通過してしまい、沢筋の踏み跡を使い稜線へ向かった)また、稜線の道は胸までの高さの笹薮が続き想定よりかなり時間がかかりました。(往復で70分程藪こぎとなった)この部分、現時点では一般登山道とはいえない状態です。 |
写真
装備
備考 | ・飲み物は2.0リットル持ち1.0リットル消費。 ・入笠山の山頂でおにぎりを2つ、林道を歩きながらおにぎりを1つ。 |
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感想
長年置いたままになっていた入笠山、スズランやアツモリソウが咲く時期からは外れますが、夏の花と展望を目的に出かけてみることにしました。中央道で長野県の山にアプローチするのはなんと8年ぶり、中央道を頻繁に利用していた頃の行き先はアルプスか八ヶ岳だったため、他にも置いたままの山がいくつかありますが、数年のうちにはなんとかしたいものです。
午前中なるべく早い時間がベストの予報だったため、明るくなって来ると同時にスタートしました。富士見パノラマリゾートのゴンドラが動き出すかなり前の時間となるため、入笠湿原、入笠山ともに誰に合うこともなく早朝の澄んだ空気の中で花や展望を楽しみます。想定外だったのはゴンドラが動き出す前の時間は山頂駅へ至る道に鍵がかかっており、中へ入れなかったことです。ダメもとで裏側(西側)へ回ってみると入れました(通常は西側のルートからも入れないらしい ラッキーでした)。
もう1つの想定外は釜無山へ至る道が笹に覆われており、1時間以上の藪こぎになったことです。笹が濡れていたため、胸から下はびしょ濡れになります。後半に歩いた大阿原湿原は開放的な景色が広がっていて気持ちの良い所ですが、花がほとんど見られません。やはり鹿から保護しないと、ほとんど食べられてしまうのでしょうか。それにしても、頻繁に鹿を目にする日でした。大阿原湿原から続くテイ沢沿いの道は変化がありタマガワホトトギスも見られて歩いてよかった。
今回、たくさんの夏の花を見ることが出来ましたし、入笠山からの展望は素晴らしかった。蝶もたくさん飛んでいました。釜無山の笹薮はよいアクセントだったとしておきます。次回はスズランやアツモリソウの時期に、本日と同様 ゴンドラが動き出す前の時間を中心に歩こうと思います。
入笠山は蝶が多いと聞いているので、それを目的に歩きたいと考えている山ですがまだ歩いていません。いかんせんすぐに周回できそうなので後回しになっております。
今回の記録のように、釜無山まで含めると湿原の中をゆっくり歩ける良いコースみたいですね。
お花については私も霧ヶ峰で全く同じ経験をしました。
保護されている所はたくさんの種類の花が咲いていましたが、保護区以外は花もまだらで全く違う雰囲気でしたね。鹿が多いとなるとそのような事になるのかもしれませんね。
やっぱり蝶が多いみたいですね。
スジボソヤマキチョウは最近見ていないので私も見たいと思いました
お疲れ様でした
入笠山、花も蝶もたくさんで良い山でした。aottyさんに同じく
短いコースになりがちなことも長年置いたままになっていた理由の
1つです。釜無山の笹が刈払いされた時がよいタイミングかもしれません。
現時点の釜無山はあまりおすすめできないかと。
霧ヶ峰のお花、特にニッコウキスゲに関しては保護された場所以外で
見られるのは八島ヶ原湿原の一部くらいだったことを思い出します。
今回、鹿の群れを何度も見ました。笹原が多いので鹿が移動する音で
気がつくことが多かったようです。
蝶はヒョウモンチョウの仲間を筆頭にとてもたくさん見られました。
私の場合、どうしても撮りやすい蝶の写真にかたよってしまうのですが。。
スジボソヤマキチョウは飛んでいると白色と黄色がヒラヒラ舞っている
ように見えてすぐに分かるようになりました。蝶はゴンドラ山頂駅
周辺とテイ沢入口から入笠湿原までの林道歩きで一番見られた印象です。
是非、歩いてみてください
入笠山のお花。期待を裏切りません。
シモツケやヤナギラン、オニユリなど、
色の濃い花が主役の季節。いいですね。
釜無山は、以前hirokさんのレコで、刈り払いされたと
記憶しているのですが、毎年刈られるわけではないか....。
刈られたタイミングで、すぐに行かないといけないのでしょうかね。
入笠山、ようやっと行ってきました。
ほんとに、期待を裏切りませんね。
また別の季節にもと思うのですが、自宅からの距離の
わりには歩く計画のバリエーションが作りにくい所が
悩ましいです。
釜無山の笹薮はまったく考えておらず、あれまあ。。
という感じでした。今の状況からおそらく昨年刈られた
ということはなさそうで、今年も刈られないとかなり
厳しい状況になりそうです。
7月頭に歩いた破風岳の西側ルートは笹薮を覚悟して
いましたが、刈払いされていて拍子抜けしました。
今回は逆のパターンで想定外、まあこんなところも
山歩きの楽しみの1つでしょうか(笑)
このレコを見た時には、僕も入笠山はそんなに気にしていなかったのであまり記憶に残りませんでした。一昨日に天気予報が悪くて変わって予定を変えて急遽こちらにしたのですが、レコを書く前に釜無山の笹薮はいつごろからこんなに酷くなったのかと思って検索したら、youtaroさんのこのレコもヒットしました。もう一度読み直してみると殆ど同じルートを歩いた事が判り、花の季節の綺麗さも再認識しました。僕もまた季節を変えて再訪したいと思います。
それからテイ沢のルート、帰りにそちらに寄ろうか迷って止めた所なので、その点でも参考になりました。ありがとうございます。
レコ拝見しました。白岩岳まで行かれる計画でしたか!
あそこまで行くと鋸岳が視野に入ってきますね。
(ここのところヘタレで、そんな計画はとんとしていないなあ。。)
Futaroさんもレコに書かれていた通り、釜無山へは一般登山道の
記述があったため、まさかの笹薮でした。この日は入笠山を中心に花見
メインのお気楽山行のつもりだったため、面食らいました
それにしても、7月の夏山シーズンにゴンドラの早朝運転はなかったの
ですが、日が昇るのが遅いこの時期なのに、紅葉時期はゴンドラの
早朝運転があるのですね。(夏はコロナ禍で中止だったのかな?)
テイ沢はとても良い雰囲気でした。しかし、最近歩いたルートの中で
考えると先日Futaroさんにもコメントをいただいた秩父の熊倉山の沢沿い
コースのほうが好みだったように思います。
入笠湿原と入笠山はアツモリソウなどが見頃な時期にまた登りに行きたい
と思っています。
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